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果菜類の野菜
実を食べる野菜です。開花と受粉を経て実が育つため、収穫までの見通しが立てやすい一方、受粉のタイミングや着果数の管理が収量を左右します。
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- 品目
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- 品種
実を食べる野菜たち
トマト
ナス科
南米アンデス原産。日本では大玉・中玉・ミニの三系統が広く作られ、糖度や果形で数百の品種がある。連作を嫌うため輪作か接ぎ木苗が基本。
ナス
ナス科
インド原産で高温と水を好む。長ナス、丸ナス、米ナス、水ナスなど地方色が最も豊かな野菜のひとつ。夏に更新剪定すると秋まで穫れる。
ピーマン
ナス科
トウガラシの甘味種。未熟果を穫るのが一般的だが、置いておくと赤く完熟して甘みが増す。株が疲れにくく長期間穫れる。
パプリカ
ナス科
肉厚の大型ピーマン。緑から赤・黄・橙へ完熟させて収穫するため、ピーマンより2倍近い日数がかかる。
キュウリ
ウリ科
開花から一週間ほどで穫れる、家庭菜園で最も収穫の早い野菜のひとつ。高温期は一日で3cm伸びるため採り遅れに注意。
スイカ
ウリ科
アフリカ原産のつる性作物。外から熟し具合が全く分からず、追熟もできないため、受粉日の記録と積算温度が最も役に立つ野菜。
メロン
ウリ科
ネット系とノーネット系に大別される。ヘタ際にできる離層(輪状のひび割れ)が最も確実な収穫サイン。
カボチャ
ウリ科
西洋種・日本種・ペポ種がある。果梗がコルク化して乾いたら収穫適期。追熟させると甘みが乗る。
ズッキーニ
ウリ科
つるが伸びないペポカボチャの一種。開花から4〜7日、高温期は2〜3日で穫り頃になるため毎日見る必要がある。
ゴーヤ
ウリ科
強健で病害虫に強く、緑のカーテンにも使われる。イボが張って肥大が止まったころが穫り頃で、黄変前に収穫する。
オクラ
アオイ科
アフリカ原産の高温性作物。真夏は開花から3日で穫り頃になり、遅れると急速に硬化する。莢長7〜8cmが目安。
イチゴ
バラ科
秋に定植して越冬させ、翌春に穫る。促成栽培はハウス内で冬から収穫が始まる。ランナーで苗を増やすのが一般的。
シシトウ
ナス科
トウガラシの甘味種。先端が獅子の口に似ることから名が付いた。水切れや高温乾燥が続くと辛い実が混じる。若採りを続けると株が長持ちする。
トウガラシ
ナス科
中南米原産の辛味種。青いうちに穫って青唐辛子に、赤く完熟させて乾燥させると保存が効く。辛味成分カプサイシンは種を包む胎座に最も多い。
トウガン
ウリ科
夏に穫れるのに「冬瓜」と書くのは、丸のまま冷暗所に置けば冬まで貯蔵できるため。淡白で煮物向き。1株から数個穫れ、大玉は10kgを超える。
ヘチマ
ウリ科
沖縄や南九州では若い実を野菜として煮物や味噌炒めにする。生長が早く緑のカーテン向き。完熟させて繊維を取ればヘチマたわしになる。
ハヤトウリ
ウリ科
1株から100個以上穫れることから千成瓜とも。果実を丸ごと土に埋めて植える珍しい繁殖方法をとる。浅漬けや炒め物にする。
マクワウリ
ウリ科
メロンが普及する前から日本で作られてきた在来のウリ。岐阜県の真桑村が名の由来とされる。ネットは張らず、香りと果皮の色で熟期を見る。
シロウリ
ウリ科
奈良漬や粕漬けに使われる漬物専用のウリ。生食には向かず、加工して真価が出る。実が硬く締まっているうちに穫るのが要点。
ユウガオ
ウリ科
干瓢(かんぴょう)の原料。夕方に白い花を開くことが名の由来。栃木県が干瓢の主産地。まれに苦味の強い個体があり、その場合は食べない。
果菜類の品種
品目の下に登録されている品種です。カードを押すと特徴と栽培カレンダーが見られます。
トマト
29品種- 桃太郎大玉完熟出荷型の代表品種。
- 桃太郎エイト大玉
- 桃太郎ファイト大玉
- 麗夏大玉
- りんか409大玉
- ハウス桃太郎大玉
- 光輝大玉
- フルティカ中玉高糖度の中玉。皮が柔らかい。
- レッドオーレ中玉
- シンディースイート中玉
- シンディーオレンジ中玉
- 千果ミニ代表的なミニトマト。開花から30〜35日が目安。
- アイコミニ細長いプラム型ミニトマト。
- オレンジアイコミニ
- リンゴ味ミニ
- イエローミニミニ
- 麗容れいよう大玉果肉が硬めで日持ちする大玉。裂果しにくく、玉揃いがよい。
- ホーム桃太郎大玉家庭菜園向けに作られた桃太郎系。草勢が穏やかで、支柱1本でも仕立てやすい。
- サンマルツァーノ中玉細長い加熱用イタリアントマト。水分が少なく、煮詰めると濃いソースになる。生食には向かない。
- グリーンゼブラ中玉熟しても緑のまま、黄緑の縞が入る。酸味が効いていてサラダの彩りになる。
- ブラックチェリーミニ黒紫色に熟すミニトマト。コクのある濃い味で、生食向き。
- トスカーナバイオレットミニ紫がかった皮を持つミニトマト。アントシアニンを含み、甘みが強い。
- イエローアイコミニアイコの黄色系統。細長い果形で、皮が薄く裂果しにくい。
- 千果99ちかきゅうじゅうきゅうミニ千果の改良系統。糖度が高く、房どりしやすい。
- ペネロペミニ細長いプラム形のミニトマト。実が締まっていて、加熱しても崩れにくい。
- シンディーピンク中玉淡い桃色の中玉。酸味が穏やかで皮がやわらかい。
- 大玉トマト(品種未指定)大玉品種が分からないときの目安として使う、大玉トマト一般の値です。
- ビーフステーキトマト大玉1個300g以上になる大果種。果肉が厚く、輪切りにしてサンドイッチやステーキに使う。
- 甲州トマトこうしゅうとまと大玉山梨県山梨で作られてきた在来系。酸味がしっかりあり、加熱すると旨味が出る。
ナス
22品種- 千両二号中長ナスの代表品種。
- 長ナス九州〜西日本で多い長型。
- 米ナス大型の米ナス。やや積算温度は多め。
- 水ナス大阪府なにわの伝統野菜皮が薄く水分多い泉州系。
- 賀茂ナス京都府京の伝統野菜京都の丸ナス。
- 竜馬
- 十全なすじゅうぜんなす新潟県新潟県の在来丸なす。皮がやわらかく、浅漬けにすると独特の歯切れになる。
- 山科なすやましななす京都府京の伝統野菜皮が薄く果肉がやわらかい卵形のなす。焼きなしや煮物に向く。
- 民田なすみんでんなす山形県直径3〜4cmの小丸なす。実が締まっていて、からし漬けや粕漬けにされる。松尾芭蕉が句に詠んだと伝わる。
- 佐土原なすさどわらなす宮崎県淡い紫色の長卵形なす。加熱するととろけるようにやわらかくなる。
- 白ナスアントシアニンを持たず皮が白いなす。加熱すると強いとろみが出る。皮はやや硬い。
- 真黒なすしんくろなす明治期から作られる在来の中長なす。艶のある黒紫色で、皮がやわらかい。
- 仙台長なすせんだいながなす宮城県長さ10cmほどの小ぶりな長なす。皮が薄く実が締まっているため、浅漬けにすると歯切れがよい。
- 会津丸茄子あいづまるなす福島県直径6〜8cmの丸なす。皮が硬めで実がしっかり詰まっており、漬物にすると独特の歯ごたえが残る。
- ていざなすていざなす長野県長さ20cm以上、重さ400gを超える大型のなす。皮も果肉もやわらかく、焼きなすにするととろける。
- 杉谷なすびすぎたになすび滋賀県ヘタの近くがくびれた独特の形をした在来なす。実が締まっていて、田楽や煮物にすると形が崩れにくい。
- 萩たまげなすはぎたまげなす山口県1個500gを超える大型の丸なす。あまりの大きさに驚く(たまげる)ことが名の由来とされる。果肉が緻密でやわらかい。
- 式部しきぶ長卵形の中長なす。皮がやわらかく、焼きなすや炒め物に向く。
- 焼きナス用長なす皮がむきやすく、加熱するととろける長なす系統。
- 博多長なすはかたながなす福岡県長さ25cm以上になる長なす。皮も果肉もやわらかい。
- 小森なすこもりなす小ぶりの丸なす。実が締まり、漬物に向く。
- 赤ナス熊本県淡い赤紫の大型なす。加熱するとやわらかく、煮物に使われる。
ピーマン
7品種キュウリ
12品種- 夏すずみ春まきから初夏定植までの一般的なキュウリ作型向けです。
- シャープ1ハウス・露地どちらでも使われる一般的なキュウリの目安です。
- 四葉きゅうりすーようきゅうり表面に深いシワとイボが目立つ中国系。皮が薄くパリッとした歯ざわりで、漬物に向く。日持ちしない。
- 加賀太きゅうりかがふときゅうり石川県加賀野菜1本500g前後になる太いきゅうり。皮をむき、種を除いて煮物やあんかけにする。
- 毛馬きゅうりけまきゅうり大阪府なにわの伝統野菜先が濃い緑、付け根側が白い半白系。ぬか漬けにすると香りが立つ。苦味がある部分は取り除いて使う。
- 相模半白さがみはんじろ上半分が緑、下半分が白い在来系。歯切れがよく漬物向き。
- 外内島きゅうりとのしまずきゅうり山形県鶴岡市外内島地区に伝わる在来きゅうり。強い苦味を持つのが特徴で、その苦味を味わうものとして地元で使われてきた。
- 糠塚きゅうりぬかづかきゅうり青森県太く短い在来きゅうり。皮が薄く種のまわりが甘い。生のまま味噌を付けて食べるのが地元の食べ方。
- フリーダムイボがないつるつるの果皮。皮ごと生食でき、苦味が少ない。
- シャキット歯切れのよさを狙った品種。うどんこ病に比較的強い。
- ミニキュウリ長さ10cm前後で穫る小型種。プランターでも作りやすい。
- 白キュウリ果皮が淡い白緑色。皮が薄く、みずみずしい。
スイカ
31品種- 富士光大玉
- 紅大大玉
- 祭ばやし777大玉
- 縞無双H号大玉
- 縞無双L号大玉
- 金色羅皇大玉黄肉の大玉スイカ。糖度が高く、収穫適期がやや短い。
- 3Xブラックジャック大玉種なし(三倍体)の黒皮大玉。
- 夏武輝大玉
- スーパー大玉大玉
- 春のだんらん大玉
- 紅小玉小玉
- 甘小丸小玉
- ピノ・ガール小玉種が非常に小さい小玉。
- 姫まくら小玉
- ひとりじめ7小玉
- ひとりじめBonBon小玉
- マダーボール小玉
- 縞こだま小玉
- 黒娘ちゃん小玉
- クリームスイカくりーむすいか大玉果肉がクリーム色(淡い黄白色)になるスイカ。赤肉種に比べてあっさりとした甘さで、後味が軽い。切ったときの色の意外性から贈答にも使われる。
- 縞王しまおう大玉濃い緑地に太い縞が入る大玉の定番。果肉がしっかりしていて日持ちする。
- 味きららあじきらら大玉糖度が乗りやすい大玉種。シャリ感が強い。
- 太陽たいよう大玉縞のない黒皮の大玉スイカ。皮が薄く、果肉が締まる。
- でんすけすいかでんすけすいか大玉北海道当麻町のブランド黒皮スイカ。艶のある真っ黒な外観で、贈答用として高値で取引される。
- 入善ジャンボ西瓜にゅうぜんじゃんぼすいか大玉富山県黒部川扇状地で明治期から作られてきた俵型の巨大スイカ。1個15〜20kgに達し、果肉は淡い紅色でさっぱりした甘さ。
- 黒部スイカくろべすいか大玉富山県富山県の在来大玉スイカ。楕円形で非常に大きくなる。
- 紅こだまべにこだま小玉小玉の定番。皮が薄く、家庭の冷蔵庫に入る大きさに収まる。
- 姫甘泉ひめかんせん小玉小玉種で糖度が高い。着果しやすく家庭菜園向き。
- 黒美人くろびじん小玉縞のない黒皮の小玉スイカ。果肉が締まり、皮際まで甘みが乗る。
- タヒチ大玉楕円形の大玉。果肉が締まっていて日持ちする。
- こだま黄小玉果肉が黄色い小玉スイカ。さっぱりとした甘さ。
メロン
13品種カボチャ
17品種- えびす西洋カボチャの代表品種。果梗のコルク化で収穫判断。
- 栗えびす
- 坊ちゃんミニカボチャ。小ぶりなので積算温度はやや少なめ。
- 白雪白皮系
- バターナッツひょうたん型の西洋カボチャ。
- 宿儺かぼちゃ岐阜県細長い形状の高山地域品種。
- ロロン
- 鹿ヶ谷かぼちゃししがたにかぼちゃ京都府京の伝統野菜ひょうたん型にくびれる日本カボチャ。江戸時代から京都で作られてきた。粘質でねっとりとした食感になり、煮崩れしにくい。
- 小菊かぼちゃこぎくかぼちゃ奈良県大和野菜菊の花のような深い溝が入る小型の日本カボチャ。飾り切りにすると形が映えるため、料理店で好まれる。
- 打木赤皮甘栗うつぎあかがわあまぐり石川県加賀野菜鮮やかな朱色の皮を持つ加賀野菜。果肉は粘質でやわらかく、色を活かして皮ごと調理される。
- 雪化粧ゆきげしょう白皮の西洋カボチャ。貯蔵性が高く、置くほどに甘みが増す。
- コリンキー生食できるカボチャ。未熟果をサラダや浅漬けにする。皮ごと薄切りにできる。
- そうめんかぼちゃそうめんかぼちゃ茹でると果肉が糸状にほぐれるペポカボチャ。麺のような見た目からこの名がある。三杯酢や和え物にする。
- 春日ぼうぶらかすがぼうぶら熊本県ひょうたん形の日本カボチャ。「ぼうぶら」はポルトガル語由来とされる古いカボチャの呼び名。粘質でだしをよく吸う。
- 栗将軍くりしょうぐん粉質が強くほくほくする西洋カボチャ。貯蔵性が高い。
- 黒皮栗かぼちゃ現在の主流である黒緑の西洋カボチャ。甘みと粉質のバランスがよい。
- 菊座かぼちゃきくざかぼちゃ菊の花のような溝が入る日本カボチャ。粘質で、だしを含ませる料理に向く。
ズッキーニ
4品種ゴーヤ
4品種オクラ
5品種イチゴ
16品種- 章姫静岡県細長い果形の促成栽培用品種。
- 紅ほっぺ静岡県
- とちおとめ栃木県東日本で多く栽培される代表品種。
- あまおう福岡県大粒の福岡県オリジナル品種。
- 女峰栃木県
- さがほのか佐賀県
- よつぼし種子繁殖性の四倍体品種。
- スカイベリー栃木県
- かおり野極早生で香りが強い。酸味が穏やかで、果肉がしっかりしている。
- やよいひめ群馬県大玉で日持ちがよい。時期が進んでも果実が大きいまま保たれる。
- とよのかかつて西日本の主力だった品種。甘みと酸味のバランスがよい。
- ゆめのか愛知県果肉が硬めで日持ちする。すっきりした甘さ。
- あまりん埼玉県糖度が高く、酸味が控えめ。埼玉県で育成された品種。
- いちごさん佐賀県佐賀県が育成した品種。果皮が濃い赤で、すっきりした甘さ。
- 恋みのり果肉が硬めで日持ちする。輸送に強く、大果になりやすい。
- とちあいか栃木県とちおとめに続く栃木の主力。果心まで赤く、甘みが強い。
シシトウ
4品種トウガラシ
6品種- 鷹の爪たかのつめ上向きに実が付き、赤く熟すと爪のように反る。日本で最も一般的な辛味種。乾燥させて保存する。
- 八房やつぶさ1か所に複数の実がまとまって付く。観賞用としても作られる。
- 島とうがらししまとうがらし沖縄県沖縄の在来種で、実が小さく非常に辛い。泡盛に漬けた調味料「コーレーグース」に使われる。
- ハバネロ中南米原産の激辛種。果実は提灯形で、フルーティーな香りを併せ持つ。
- 清水森ナンバしみずもりなんば青森県津軽藩の時代から伝わる在来の唐辛子。長さ12cm前後と大きく、辛味は穏やかで甘みと香りがある。
- 神楽南蛮かぐらなんばん新潟県ピーマンのようにごつごつした形をした唐辛子。果肉は厚く、種とワタに強い辛味がある。味噌と合わせた郷土料理に使われる。