パプリカの品種
イエローパプリカ
黄色のパプリカ。緑から黄色へまっすぐ変化するので、赤と違って途中で黒ずむ時期がなく、色づきの進み具合が読みやすい。3色のなかでは着色までの日数が短めで、初めてパプリカを作るなら扱いやすい。パプリカは緑のうちに穫るピーマンと違い、色がつくまで待って完熟で穫る。開花から色づくまでおよそ60日、着色が始まってから完成まで3週間ほどかかる。その間ずっと株に負担がかかるので、1株に生らせる数を絞るほど色が乗りやすい。日照と温度が足りないと着色が遅れる。
「イエローパプリカ」は特定の品種名ではありません
パプリカのうち、見た目や性質が近いものをまとめて呼ぶ名前にあたります。 この名前の種や苗は売っていないので、育てるときは具体的な品種名で探してください。
品種名ではない名前の一覧 もあります。
この呼び名にあたる品種:ブロッキーイエロー
ほかの品種と何が違うのか
緑から黄色へまっすぐ変わる。色づきの進み方が分かりやすい。
この品種の要点
- 開花から収穫まで
- 約60日
この品種が生まれた理由
赤系と違い、緑から黄色へまっすぐ変化する。途中で黒ずむ時期がないので、色づきの進み方が分かりやすい。パプリカを初めて作るときは、この分かりやすさが助けになる。
味と食感
赤より酸味がわずかに残り、さっぱりした甘さになる。果肉が厚く、生でも噛みごたえがある。
イエローパプリカを育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどパプリカに共通する基本はパプリカのページを参照してください。
- 着色まで開花から60日ほどかかる。追肥を切らさない。
- 支柱を立てて枝を支える。
- 緑から黄色へまっすぐ変わるので、色づきの進み方が読みやすい。
プランター・家庭菜園で育てる
- 容量15L以上の鉢を使う。
- 緑から黄色へまっすぐ変わるので、途中で黒ずむ時期がない。色づきが分かりやすい。
- 着色まで日数がかかるぶん、追肥を切らさない。
収穫適期の見分け方
- 緑から黄色へまっすぐ変わる。途中で黒ずむ時期がないので分かりやすい。
- 全体が濃い黄色になり、艶が出たら穫る。
- 着色まで開花から60日ほどかかる。
保存と食べ方
ポリ袋に入れて冷蔵の野菜室へ。赤・オレンジと揃えると盛りつけの彩りになる。生でスティックにしても甘い。
よくある失敗
- 着色まで開花から60日ほどかかる。緑のうちに穫るとピーマンにしかならない。
- 実が重く枝が折れやすい。支柱が要る。
栽培カレンダー
パプリカの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| タネまき | 1月はタネまきの時期ではありません | 2月はタネまきの時期です | 3月はタネまきの時期です | 4月はタネまきの時期ではありません | 5月はタネまきの時期ではありません | 6月はタネまきの時期ではありません | 7月はタネまきの時期ではありません | 8月はタネまきの時期ではありません | 9月はタネまきの時期ではありません | 10月はタネまきの時期ではありません | 11月はタネまきの時期ではありません | 12月はタネまきの時期ではありません |
| 植え付け | 1月は植え付けの時期ではありません | 2月は植え付けの時期ではありません | 3月は植え付けの時期ではありません | 4月は植え付けの時期です | 5月は植え付けの時期です | 6月は植え付けの時期です | 7月は植え付けの時期ではありません | 8月は植え付けの時期ではありません | 9月は植え付けの時期ではありません | 10月は植え付けの時期ではありません | 11月は植え付けの時期ではありません | 12月は植え付けの時期ではありません |
| 収穫 | 1月は収穫の時期ではありません | 2月は収穫の時期ではありません | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期ではありません | 5月は収穫の時期ではありません | 6月は収穫の時期ではありません | 7月は収穫の時期です | 8月は収穫の時期です | 9月は収穫の時期です | 10月は収穫の時期です | 11月は収穫の時期ではありません | 12月は収穫の時期ではありません |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
パプリカのほかの品種
6品種。果実の大きさや産地で見比べられます。
- オレンジキング中原採種場が育成したカラーピーマン。果重は約200gと肉厚で、完熟すると美しいオレンジ色になる。早生で草勢はやや強く、草姿は立性。作りやすい豊産種で家庭菜園に向く。熟した果実はピーマン臭が少なく、糖度が高い。
- レッドパプリカ赤色のパプリカ。3色のなかで唯一、緑から直接赤くなるのではなく、いったん黒褐色に濁ってから鮮やかな赤へ変わる。この黒い時期を「傷んだ」と勘違いして穫ってしまう人が多いが、そこで穫ると甘みが乗らない。黒ずみは順調な証拠なので待つ。パプリカは緑のうちに穫るピーマンと違い、色がつくまで待って完熟で穫る。開花から色づくまでおよそ60日、着色が始まってから完成まで3週間ほどかかる。その間ずっと株に負担がかかるので、1株に生らせる数を絞るほど色が乗りやすい。日照と温度が足りないと着色が遅れる。
- オレンジパプリカオレンジ色のパプリカ。黄色と同じく緑から直接オレンジへ変わる。赤と黄の中間の色合いで、完熟の見きわめは「全体が均一に染まったか」で判断する。半分だけ色づいた状態で穫ると甘みが足りない。パプリカは緑のうちに穫るピーマンと違い、色がつくまで待って完熟で穫る。開花から色づくまでおよそ60日、着色が始まってから完成まで3週間ほどかかる。その間ずっと株に負担がかかるので、1株に生らせる数を絞るほど色が乗りやすい。日照と温度が足りないと着色が遅れる。
- フルーピーレッドEX果皮にヒビが出にくい赤色のパプリカ。果重120gほどで肉厚。開花後60日ほどで濃い赤の完熟果が穫れる。草勢はおとなしく短節間でまとまり、低温や日照の少ない条件でも安定して実がつく。パプリカとしては栽培しやすい部類にあたる。
- ブロッキーレッド果長7〜8.5cm、果幅7〜9cm、果重150〜200gになる四角い赤色パプリカ。緑から濃い赤へ変わる早生種で、肉厚。着果が多く作りやすいので、家庭菜園にも向く。売り場に並ぶ角ばったパプリカに近い形が穫れる。
- ブロッキーイエロー四角く太る黄色のパプリカ。早生で着果が多く、作りやすい。ブロッキーレッドと対になる黄色種にあたる。黄色は緑から途中で濁らずにまっすぐ変わるので、色づきの進み方が読みやすい。赤と並べて植えると収穫期が重なる。
