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果菜類

パプリカ

肉厚の大型ピーマン。緑から赤・黄・橙へ完熟させて収穫するため、ピーマンより2倍近い日数がかかる。

夏・秋
むずかしい
育てやすさ
向く
プランター
20〜28
生育適温
3品種
登録品種

ぱぷりか / カラーピーマンナス科

栽培カレンダー

タネまき 2〜3月 / 植え付け 4〜6月 / 収穫 7〜10月

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまき
1月はタネまきの時期ではありません
2月はタネまきの時期です
3月はタネまきの時期です
4月はタネまきの時期ではありません
5月はタネまきの時期ではありません
6月はタネまきの時期ではありません
7月はタネまきの時期ではありません
8月はタネまきの時期ではありません
9月はタネまきの時期ではありません
10月はタネまきの時期ではありません
11月はタネまきの時期ではありません
12月はタネまきの時期ではありません
植え付け
1月は植え付けの時期ではありません
2月は植え付けの時期ではありません
3月は植え付けの時期ではありません
4月は植え付けの時期です
5月は植え付けの時期です
6月は植え付けの時期です
7月は植え付けの時期ではありません
8月は植え付けの時期ではありません
9月は植え付けの時期ではありません
10月は植え付けの時期ではありません
11月は植え付けの時期ではありません
12月は植え付けの時期ではありません
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期ではありません
7月は収穫の時期です
8月は収穫の時期です
9月は収穫の時期です
10月は収穫の時期です
11月は収穫の時期ではありません
12月は収穫の時期ではありません

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

パプリカの育て方

土づくりから収穫までの手順を、量と時期の数値つきでまとめています。 露地栽培を想定した目安です。

パプリカ栽培の前提

生育適温
22〜30℃。ナス科のなかでも高温を好む
花芽ができる温度
日中27℃・夜20℃。実が太る適温は25℃前後
定植時期
5月上旬〜6月上旬。気温が22℃を超えてから
開花から収穫まで
40〜60日。ピーマン(20日)の2〜3倍かかる
1株の収穫量
10個程度。ピーマンよりずっと少ない
収穫の合図
実の80〜90%が着色した頃(高温期は60〜70%)
肥料
1果あたりピーマン3〜4個分。肥料切れが最大の敵
連作
嫌う。ナス科を3〜4年作っていない畑を選ぶ

品種の選び方

パプリカは完熟させて色を出すカラーピーマンです。赤・黄・オレンジのほか、紫や茶色になる品種もあります。ピーマンと栽培方法自体はほとんど同じですが、難しさの質が違います。ピーマンが開花から20日ほどの未熟果を穫るのに対し、パプリカは40〜60日かけて完熟させます。その間ずっと1つの実が株の養分を使い続けるため、1個作るのにピーマン3〜4個分の肥料が要ります。1株あたりの収穫量も10個程度と少なめです。種から育てると苗になるまで80日前後かかるので、家庭菜園では苗を買うほうが確実です。肉厚で甘みの強い大果種のほか、片手で握れる小型のミニパプリカもあり、小型のものは着色までの日数が短く作りやすくなります。

育て方の手順

  1. 土づくりと元肥定植の2週間前と1週間前

    苦土石灰を入れて耕し、1週間前に堆肥と元肥を入れます。パプリカは長い期間ひとつの実を育て続けるので、肥料を切らさないことがすべてです。効き目の長い肥料を選んでください。乾燥に弱いので有機物を入れて水もちをよくし、同時に水はけも確保するため畝を立てます。ナス科の連作は避けます。

    苦土石灰
    1㎡あたり約150g
    堆肥
    1㎡あたり3〜4kg
    化成肥料(N-P-K = 8-8-8)
    1㎡あたり約150g
  2. 定植気温22〜30℃になってから。5月上旬〜6月上旬

    低温に弱いので焦って早植えしないでください。株間は45〜50cmと広めにとります。詰めると日が当たらず実が着きません。植えたらすぐ支柱を立てます。パプリカは茎が細いわりに実が重く、風で倒れやすいためです。株元から10cmほど離して1本立て、その左右に斜めから2本を加える3本仕立ての支柱が安定します。

    株間
    45〜50cm
    支柱
    太さ16〜20mm、長さ150cm程度を3本

    プランターの場合60cmプランターに2株、または直径30cm以上の鉢に1株が目安です。乾燥に弱いので、エアコンの室外機の近くなど風が当たり続ける場所は避けてください。

  3. 整枝

    1番花が咲いたら、その下から出るわき芽をすべて取り除きます。1番花のすぐ下から出る勢いのよい枝2本を残し、主枝と合わせて3本仕立てにします。それより上は伸ばすままにして構いませんが、実の着かない細い枝は早めに間引いて光を通します。

  4. 1〜2番果を摘む

    最初に着いた実は早めに摘み取ります。パプリカは1個の実を完熟させるのに40〜60日かかるため、株が育ちきる前に実を持たせると、そのあとの伸びが止まってしまいます。ここで我慢するかどうかが、シーズン全体の収穫量を分けます。

  5. 追肥定植から20〜30日後、以降は7〜10日おき

    実が着き始めてからは肥料を切らさないでください。ピーマンなら20日で穫り終える実を、パプリカは倍以上の期間ぶら下げ続けます。そのぶん株が消耗するので、計画的に追肥します。追肥のあとに水をやると効きが早くなります。

    化成肥料
    1回あたり1株30〜50g
  6. 水やり

    乾燥に弱い作物です。土が乾いたらたっぷり与えてください。水が切れると実の尻が黒くへこむ尻腐れが出ます。これは病気ではなく、水とカルシウムが実の先まで届かないことで起きる生理障害です。乾湿の差を小さく保つことが予防になります。敷きわらも効きます。

  7. 収穫開花から40〜60日。実の80〜90%が着色した頃

    実全体が色づいてから、へたの部分をはさみで切って穫ります。高温期は60〜70%の着色でも収穫できます。着色までの日数は品種と栽培環境でかなり差が出るので、日数より色を見て判断してください。株の勢いが落ちてきたときは、色づくのを待たず緑のうちに穫って株を休ませます。

よくある失敗と防ぎ方

起きること原因防ぎ方
実の尻が黒くへこむ(尻腐れ)水不足によるカルシウムの供給不足。病気ではなく生理障害乾かさない。土の乾湿の差を小さく保つ。敷きわらをする
途中で株の勢いが落ちて実が着かなくなる肥料切れ。1果あたりピーマン3〜4個分の肥料を使う実が着き始めたら7〜10日おきに追肥する
株が大きくならないまま実ばかり着く1〜2番果を残した。完熟まで40〜60日ぶら下がるため負担が大きい1〜2番果は早めに摘み取る
実が着かない株間が狭くて日が当たらない。または気温が低い株間を45〜50cmとる。気温22℃以上になってから植える
株が倒れる・枝が折れる茎が細いのに実が重い定植したらすぐ支柱を立てる。3本仕立てにすると安定する
いつまでも色づかない着色には日数がかかる。品種と栽培環境で差が大きい日数ではなく着色の割合で判断する。株が疲れていれば緑のうちに穫る

主な病気と害虫

  • 病気尻腐れ症生理障害。水切れが原因。薬では防げない
  • 病気うどんこ病葉が白くなる。風通しを確保する
  • 害虫アブラムシウイルス病を媒介する。シルバーマルチで飛来を減らす
  • 害虫タバコガ実に潜り込む。完熟まで日数がかかるぶん狙われやすい
  • 害虫ハダニ乾燥すると増える

このページの出典(複数の情報源を突き合わせています)

パプリカの品種

3品種。カードを押すと特徴と栽培カレンダーが見られます。

同じナス科の野菜

同じ科の野菜は同じ病害虫が付きやすく、続けて同じ場所に植えると 生育が落ちることがあります。植える場所を回すときの目安になります。