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果菜類

ハヤトウリ

1株から100個以上穫れることから千成瓜とも。果実を丸ごと土に埋めて植える珍しい繁殖方法をとる。浅漬けや炒め物にする。

やさしい
育てやすさ
広さが要る
プランター
20〜30
生育適温
2品種
登録品種

はやとうり / 隼人瓜・センナリウリウリ科

栽培カレンダー

タネまき 4月 / 植え付け 4〜5月 / 収穫 9〜11月

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまき
1月はタネまきの時期ではありません
2月はタネまきの時期ではありません
3月はタネまきの時期ではありません
4月はタネまきの時期です
5月はタネまきの時期ではありません
6月はタネまきの時期ではありません
7月はタネまきの時期ではありません
8月はタネまきの時期ではありません
9月はタネまきの時期ではありません
10月はタネまきの時期ではありません
11月はタネまきの時期ではありません
12月はタネまきの時期ではありません
植え付け
1月は植え付けの時期ではありません
2月は植え付けの時期ではありません
3月は植え付けの時期ではありません
4月は植え付けの時期です
5月は植え付けの時期です
6月は植え付けの時期ではありません
7月は植え付けの時期ではありません
8月は植え付けの時期ではありません
9月は植え付けの時期ではありません
10月は植え付けの時期ではありません
11月は植え付けの時期ではありません
12月は植え付けの時期ではありません
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期ではありません
7月は収穫の時期ではありません
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期です
10月は収穫の時期です
11月は収穫の時期です
12月は収穫の時期ではありません

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

ハヤトウリの育て方

土づくりから収穫までの手順を、量と時期の数値つきでまとめています。 露地栽培を想定した目安です。

ハヤトウリ栽培の前提

分類
ウリ科の多年草。熱帯アメリカ原産
生育温度
20〜25℃。低温に弱く霜で枯れる
植え付け
4月上旬〜5月下旬。果実を丸ごと植える
植え方
ふくらんだ側を斜め上に向け、半分だけ土に埋める
摘芯
本葉5〜7枚で親づるを止め、子づる3〜4本を伸ばす
地上1.5m前後の水平棚。実の重さに耐える太さが要る
収穫
開花後15〜20日。1株で100〜200個
水やり
植え付け後、芽が5〜6cm伸びるまでは与えない

品種の選び方

この野菜の面白いところは、種をまくのではなく果実そのものを丸ごと植えることです。実を割って中の種を取り出して植えてもうまく育ちません。果実の中で種が発芽している状態のまま埋めるので、店で買った実がそのまま種になります。とにかく生り数が多く、一株で100〜200個も穫れます。家庭菜園なら一株で十分すぎるほどで、発芽しない場合の保険として2個用意すれば安心です。品種は白実種と緑実種があり、白実種のほうがアクが少なく柔らかい傾向です。栽培期間が長く、春に植えてから収穫が終わるのは12月近く。冬以外はずっと畑を占めることを見込んで場所を決めてください。

育て方の手順

  1. 土づくり

    生育が旺盛でつるをどんどん伸ばすので、根を伸ばしやすいよう土を十分深くまで耕します。耕すときに石灰と肥料をまいておきます。土質には神経質にならなくて構いません。

  2. 植え付け4月上旬〜5月下旬

    果実のふくらんだ側が斜め上を向くように、半分だけ土に埋めます。お尻の割れ目が地面すれすれになるくらいが目安で、そこから芽と根が出てきます。畑に直植えするならトンネルをかけて地温を上げるとよく発芽します。畑が離れているならプランターに植えて芽が出てから定植する方法もあります。埋めたら十分に水をやり、その後、芽が5〜6cm伸びるまでは水をやりません。実自体の水分で育つので、この時期に水をやりすぎると腐ります。

    埋める深さ
    果実の半分
    発芽までの水やり
    植え付け時のみ。芽が5〜6cm伸びるまで与えない

    プランターの場合つるが10mほど伸びるので、プランターでは根が張り切れず収量が落ちます。発芽用と割り切って、根が伸びたら地面に定植してください。

  3. 棚を組む

    子づる・孫づるの伸びに合わせて、地上1.5mほどの高さに水平棚を作るか、竹を斜めに立ててつるを誘引します。ここで手を抜かないでください。果実1つが300〜500gあり、それが何十個も付くので、細いネットでは切れます。十分な太さの支柱で組んでください。

    棚の高さ
    地上1.5m前後
    果実1個の重さ
    300〜500g
  4. 摘芯

    実は孫づるに多く付きます。本葉5〜7枚になったら親づるの先を切り、子づるを3〜4本伸ばします。その子づるが1mほどに伸びたらまた摘芯し、孫づるを出させます。孫づる1本あたり3〜4果つく計算です。

  5. 追肥月に1回程度

    元肥だけでも育ちますが、たくさん穫るなら月1回のペースで追肥します。特に摘芯の後と、花が咲き始めた頃に施すと株が大きくなり、実付きがよくなります。

  6. 収穫開花後15〜20日

    9月下旬から花が咲き始めます。受精後の肥大は速く、開花から半月ほどで食べられます。食用にするのは未熟果なので、十分ふくらんだら穫りどきです。翌年の種にする実だけは、開花後50日ほど置いて完熟させてから収穫します。

  7. 種用の実を保存する

    種にする実は新聞紙などにくるみ、段ボール箱に入れて屋内の涼しい場所で翌春まで貯蔵します。屋外では冬の低温で傷むので、必ず室内に置いてください。

よくある失敗と防ぎ方

起きること原因防ぎ方
植えた実が腐って芽が出ない植え付け後に水をやりすぎた植え付け時にたっぷり水をやったあとは、芽が5〜6cm伸びるまで水をやらない
種を取り出して植えたが育たないハヤトウリは果実ごと植える野菜で、種だけを取り出すとうまく育たない実を割らず、丸ごと半分埋める
実の重みで棚やネットが壊れる1個300〜500gの実が大量に付くため、想定以上の重量になる十分な太さの支柱で棚を組む。細いネットは使わない
つるばかり伸びて実が付かない摘芯していない。実は孫づるに付く本葉5〜7枚で親づるを止め、子づるを1mで再度摘芯して孫づるを出させる
秋の途中で株が枯れた霜に当たった霜が降りる前に穫りきる。低温には耐えられない

主な病気と害虫

  • 害虫ウリハムシウリ科共通。生育初期の葉を食害する
  • 害虫アブラムシ新芽やつるの先に付く
  • 病気うどんこ病秋に葉が茂ると出やすい。混みすぎた葉を整理する
  • 害虫ハダニ乾燥した夏に葉裏で増える

このページの出典(複数の情報源を突き合わせています)

同じウリ科の野菜

同じ科の野菜は同じ病害虫が付きやすく、続けて同じ場所に植えると 生育が落ちることがあります。植える場所を回すときの目安になります。