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果樹類の野菜
木や低木に実る果実です。一年生の野菜と違い、植え付けから初収穫まで数年かかるかわりに、根付けば毎年穫れます。品種によっては受粉樹をそろえる必要があります。
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果実を収穫する木の仲間たち
ブルーベリー
ツツジ科
家庭果樹の中でも育てやすい部類。酸性土壌を好むためピートモスが要る。実の付きをよくするには、同じ系統の別品種を2本以上そろえて植える。
イチジク
クワ科
花を果実の内側に付けるため、外から花が見えないことが「無花果」の由来。挿し木で容易に殖え、植えた翌々年から穫れる。完熟すると日持ちしない。
ブドウ
ブドウ科
山梨県が最大の産地。棚仕立てで日当たりと風通しを確保する。房を大きくするには摘粒が欠かせず、雨よけをしないと病気が出やすい。
カキ
カキノキ科
そのまま食べられる甘柿と、渋抜きが要る渋柿がある。甘柿は寒冷地では甘くなりきらないため、東北以北では渋柿を干し柿にするのが一般的。
ウメ
バラ科
和歌山県が全国生産の6割前後を占める。多くの品種が自家受粉しにくいため、受粉樹を近くに植える。生の果実には有毒成分があり、加工して食べる。
キウイフルーツ
マタタビ科
雌雄異株なので、実を穫るには雄木と雌木を両方植える。収穫した時点では硬く、追熟させて初めて食べられる。棚仕立てにすると管理しやすい。
ウンシュウミカン
ミカン科
タネがほとんど入らない日本生まれの柑橘。和歌山・愛媛・静岡が主産地。収穫時期によって極早生から晩生まで分かれ、味わいが変わる。
レモン
ミカン科
広島県が国内生産の中心。柑橘の中では寒さに弱く、関東以北では鉢植えにして冬は室内に取り込む。緑のうちに穫るグリーンレモンは香りが強い。
ユズ
ミカン科
柑橘の中では最も寒さに強く、東北南部まで育つ。実生から実がなるまで長くかかることを「桃栗三年柿八年、柚子の大馬鹿十八年」と言う。接ぎ木苗なら数年で穫れる。
スダチ
ミカン科
徳島県が生産のほとんどを占める香酸柑橘。緑のうちに穫って皮の香りと果汁を使う。熟すと黄色くなり香りが落ちるので、青いうちが穫り時。
カボス
ミカン科
大分県が主産地。スダチより一回り大きく、果汁が多い。こちらも青いうちに穫る。焼き魚や鍋に搾るほか、皮を薄く削って吸い口にする。
キンカン
ミカン科
皮ごと食べる小さな柑橘。柑橘のなかでは寒さに強く鉢でも育つ。実が濃いオレンジ色になってから2週間ほど置くと、渋みが抜けて甘くなる。
サクランボ
バラ科
1本では実がつきにくく、多くの品種で受粉樹が要る。雨で実が割れるため、色づく頃に雨よけをかける。山形県が国内生産の7割を占める。
リンゴ
バラ科
青森県が全国生産の半分以上を占める。自家受粉しにくいため、開花期の合う別品種を近くに植える。夏が涼しい地域ほど色付きと味が乗る。
モモ
バラ科
山梨県と福島県が主産地。摘果と袋掛けの手間が大きく、病害虫も多いため家庭では難易度が高い。植えてから3〜4年で穫れ始める。
ナシ
バラ科
千葉・茨城・栃木が主産地。ほとんどの品種が自家受粉しないため、受粉樹と人工授粉が要る。棚仕立てが基本で、家庭では場所を取る。
クリ
ブナ科
日本原産の栗は実が大きく、渋皮が剥きにくいのが特徴。1本では実が付きにくいため2品種以上植える。植えて3〜4年で穫れ、手間は果樹の中では少ない。
ラズベリー
バラ科
地下茎で殖え、植え付けの翌年から穫れる。夏に一度だけ穫れる一季なりと、秋にも穫れる二季なりがある。暑さに弱いため夏は半日陰が向く。