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クリの品種

利平

日本栗と中国栗の雑種とされるクリ。「栗の王様」と呼ばれ、甘みとコクが濃い。中国栗の性質を受け継いで渋皮がややむきやすい。収量が少なく作りにくいため流通量は多くないが、味の評価は高い。

りへい

ほかの品種と何が違うのか

「栗の王様」と呼ばれる。中国栗の血が入り渋皮がややむきやすい。

どれだけ作られているか

全国の栽培面積 703.4ha2023年産

  1. 熊本県210.8 ha30.0%
  2. 埼玉県180.2 ha25.6%
  3. 東京都146 ha20.8%
  4. 茨城県67.3 ha9.6%
  5. 愛媛県30.7 ha4.4%

上位5都道府県まで。統計での品種名は「利平ぐり」です。
出典: 特産果樹生産動態等調査 果樹品種別生産動向調査(農林水産省)

この品種が生まれた理由

日本栗は渋皮がむきにくく、中国栗(天津甘栗などに使う)はむきやすい。利平はその雑種なので、日本栗よりは渋皮がむきやすい。ただし天津甘栗ほど簡単にはむけない。収量が少なく作りにくいので、流通量は多くないが味では評価が高い。

味と食感

甘みとコクが濃い。粉質でほくほくする。渋皮が日本栗よりややむきやすいので、下ごしらえが少し楽になる。

利平を育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどクリに共通する基本はクリのページを参照してください。

  • クリは1品種だけでは実がつきにくい。開花期の合う別品種を近くに植える。
  • クリシギゾウムシが実に入る。落ちた実は早く拾い、収穫後は熱湯処理か冷蔵で虫を止める。
  • 収量が少なく作りにくい。量を求める品種ではない。

収穫適期の見分け方

  • 中国栗の血が入る品種にあたる。いがが裂けて実が見えたら穫る。
  • 渋皮がややむきやすいのが持ち味になる。
  • 拾ったらすぐ処理する。放っておくと虫が出る。

保存と食べ方

0℃前後で貯蔵すると甘みが増す。焼き栗、栗ご飯に使う。

よくある失敗

  • 天津甘栗のように簡単には渋皮がむけない。日本栗よりましという程度にあたる。
  • 収量が少ない。量を穫るなら筑波を選ぶ。

栽培カレンダー

クリの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
植え付け
1月は植え付けの時期ではありません
2月は植え付けの時期ではありません
3月は植え付けの時期です
4月は植え付けの時期ではありません
5月は植え付けの時期ではありません
6月は植え付けの時期ではありません
7月は植え付けの時期ではありません
8月は植え付けの時期ではありません
9月は植え付けの時期ではありません
10月は植え付けの時期ではありません
11月は植え付けの時期です
12月は植え付けの時期です
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期ではありません
7月は収穫の時期ではありません
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期です
10月は収穫の時期です
11月は収穫の時期ではありません
12月は収穫の時期ではありません

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。