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クリの品種

筑波

国内でもっとも多く作られているクリの中生種。9月下旬から10月に穫れる。甘みと香りのバランスがよく、粉質でほくほくする。渋皮がむきやすいわけではないので、渋皮煮にするか包丁でむくことになる。

つくば

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ほかの品種と何が違うのか

国内でもっとも多く作られている中生種。クリの味の基準にあたる。

この品種の要点

熟期
中生

どれだけ作られているか

全国の栽培面積 2,887.8ha2023年産

  1. 熊本県879.5 ha30.5%
  2. 茨城県732.7 ha25.4%
  3. 愛媛県473 ha16.4%
  4. 宮崎県198.4 ha6.9%
  5. 大分県109.3 ha3.8%

上位5都道府県まで。統計での品種名は「筑波」です。
出典: 特産果樹生産動態等調査 果樹品種別生産動向調査(農林水産省)

この品種が生まれた理由

クリは穫ってすぐは甘くない。0℃前後で貯蔵するとでんぷんが糖に変わり、2〜4週間で甘みが数倍になる。サツマイモの追熟と同じ仕組みにあたる。拾ってすぐ焼いても甘くならないのは、この工程を経ていないためになる。

味と食感

甘みと香りのバランスがよく、粉質でほくほくする。貯蔵すると甘みが増す。栗ご飯、渋皮煮、焼き栗と幅広く使える。

筑波を育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどクリに共通する基本はクリのページを参照してください。

  • クリは1品種だけでは実がつきにくい。開花期の合う別品種を近くに植える。
  • クリシギゾウムシが実に入る。落ちた実は早く拾い、収穫後は熱湯処理か冷蔵で虫を止める。
  • 落葉後の冬に剪定する。放っておくと大木になって収穫できなくなる。

収穫適期の見分け方

  • 9月中旬から穫る中生種にあたる。いがが裂けて実が見えたら穫る。
  • 落ちたものを拾う。
  • 拾ったらすぐ処理する。放っておくと虫が出る。

保存と食べ方

0℃前後で2〜4週間貯蔵すると甘みが数倍になる。すぐ食べるより置くほうがよい。

よくある失敗

  • 拾ってすぐ焼いても甘くない。0℃前後で貯蔵してから食べる。
  • 虫が入りやすい。落ちた実は毎日拾い、収穫後に処理する。

栽培カレンダー

この品種の時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
植え付け
1月は植え付けの時期ではありません
2月は植え付けの時期ではありません
3月は植え付けの時期です
4月は植え付けの時期ではありません
5月は植え付けの時期ではありません
6月は植え付けの時期ではありません
7月は植え付けの時期ではありません
8月は植え付けの時期ではありません
9月は植え付けの時期ではありません
10月は植え付けの時期ではありません
11月は植え付けの時期です
12月は植え付けの時期です
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期ではありません
7月は収穫の時期ではありません
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期です
10月は収穫の時期です
11月は収穫の時期ではありません
12月は収穫の時期ではありません

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。