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クリの品種

ぽろたん

渋皮が簡単にむけるニホングリ。加熱すると渋皮が実から離れ、ぽろりとむける。1果の平均は約30gの大果で、果肉は黄色、肉質はやや粉質。甘みと香りが丹沢や国見より強い。2007年に品種登録された。名前は渋皮がぽろりとむけることに由来する。

1本では実がつきません。開花期の合う別の品種を近くに植えてください。

クリは1本では実つきが悪い。

1本で実がなる果樹の一覧 もあります。

ほかの品種と何が違うのか

加熱すると渋皮がぽろりとむける。ニホングリ最大の弱点を外した品種にあたる。

この品種の要点

育成元
農研機構(2007年〜)

どれだけ作られているか

全国の栽培面積 233.5ha2023年産

  1. 熊本県58.3 ha25.0%
  2. 茨城県52.5 ha22.5%
  3. 埼玉県31.7 ha13.6%
  4. 東京都14.1 ha6.0%
  5. 兵庫県13.1 ha5.6%

上位5都道府県まで。統計での品種名は「ぽろたん」です。
出典: 特産果樹生産動態等調査 果樹品種別生産動向調査(農林水産省)

この品種が生まれた理由

ニホングリは実が大きく味もよいが、渋皮が実に密着してむけない。栗ご飯にも渋皮煮にも手間がかかり、それが家庭で使われにくい理由になっていた。ぽろたんは早生の主力品種である丹沢を親に交配して選抜され、2007年に品種登録された。味を上げたのではなく、調理の手間そのものを外した育種にあたる。

味と食感

甘みと香りが強く、果肉は黄色でやや粉質。1果約30gと大きいので食べごたえがある。

ぽろたんを育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどクリに共通する基本はクリのページを参照してください。

  • 収穫は育成地のつくばで9月中旬。丹沢より遅く、国見と同じころにあたる。
  • 1果約30gの大果になる。実の数が多すぎると小さくなるので樹の勢いを保つ。
  • クリは1本では実つきが悪い。別品種を近くに植える。

収穫適期の見分け方

  • いがが割れて落ちた実を拾う。木から穫るより落果を拾うほうが確かにあたる。
  • 落ちたらその日のうちに拾い集める。地面に置くと虫が入る。
  • 9月中旬が目安になる。丹沢より遅い。

保存と食べ方

穫ってすぐより、冷蔵で数週間置くと甘みが増す。渋皮をむくなら加熱してから。

よくある失敗

  • 加熱しないと渋皮はむけない。生のままでは普通のクリと変わらない。
  • 1本では実つきが悪い。別品種を添える。

栽培カレンダー

この品種の時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
植え付け
1月は植え付けの時期ではありません
2月は植え付けの時期ではありません
3月は植え付けの時期です
4月は植え付けの時期ではありません
5月は植え付けの時期ではありません
6月は植え付けの時期ではありません
7月は植え付けの時期ではありません
8月は植え付けの時期ではありません
9月は植え付けの時期ではありません
10月は植え付けの時期ではありません
11月は植え付けの時期です
12月は植え付けの時期です
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期ではありません
7月は収穫の時期ではありません
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期です
10月は収穫の時期ではありません
11月は収穫の時期ではありません
12月は収穫の時期ではありません

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。