メインコンテンツへスキップ

ブドウの品種

デラウェア

小粒のブドウ。市販のものはジベレリン処理によって種なしにしてある。処理をしない場合は種が入る。他のブドウより早く、6〜7月から出回る。粒が小さく皮ごと押し出して食べる。アメリカ原産で、日本には明治期に入ってきた。

ほかの品種と何が違うのか

種なしなのは処理の結果。デラウェアがジベレリン処理を広めた品種にあたる。

どれだけ作られているか

全国の栽培面積 1,450.1ha2023年産

  1. 山形県781.2 ha53.9%
  2. 大阪府239.7 ha16.5%
  3. 山梨県144.5 ha10.0%
  4. 島根県88.4 ha6.1%
  5. 石川県50.2 ha3.5%

上位5都道府県まで。統計での品種名は「デラウェア」です。
出典: 特産果樹生産動態等調査 果樹品種別生産動向調査(農林水産省)

この品種が生まれた理由

ブドウのジベレリン処理は、1950年代に日本でデラウェアを対象に実用化された。開花前と満開後の2回、房を溶液に浸すことで種ができず粒も大きくなる。いま市販されている種なしブドウの多くはこの技術によるもので、デラウェアはその出発点にあたる。

味と食感

小粒で甘みが強く、酸味もある。皮ごと口に入れて果肉を押し出して食べる。房が小さいので一度に食べ切りやすい。

デラウェアを育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどブドウに共通する基本はブドウのページを参照してください。

  • 落葉後の冬に剪定する。春に切ると切り口から樹液があふれて止まらなくなる。
  • 種なしにするには開花前と満開後の2回、房をジベレリン溶液に浸す。時期を外すと効かない。
  • 雨に当たると病気が出やすい。棚の上に屋根をかけるか、房に袋をかける。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 小粒種なので、ブドウの中では鉢栽培に向く。容量15L以上を使う。
  • 種なしはジベレリン処理の結果にあたる。処理をしなければ種が入る。
  • 落葉後の冬に剪定する。春に切ると切り口から樹液が出続けて止まらない。

収穫適期の見分け方

  • 小粒なので房全体が一斉に色づく。赤紫が濃くなったら穫る。
  • 他のブドウより早く、7月から8月に穫れる。
  • 袋をかけている場合は、外して1粒食べて確かめる。ブドウは穫ってから甘くならない。

保存と食べ方

小粒なので房のまま食べやすい。袋に入れて冷蔵する。皮をつまむと実が押し出せるので、子どもでも食べやすい。

よくある失敗

  • ジベレリン処理をしないと種が入る。市販品と同じにはならない。
  • 処理の時期は開花の進み具合で決まる。日付ではなく花の状態で判断する。

栽培カレンダー

この品種の時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
植え付け
1月は植え付けの時期ではありません
2月は植え付けの時期ではありません
3月は植え付けの時期です
4月は植え付けの時期ではありません
5月は植え付けの時期ではありません
6月は植え付けの時期ではありません
7月は植え付けの時期ではありません
8月は植え付けの時期ではありません
9月は植え付けの時期ではありません
10月は植え付けの時期ではありません
11月は植え付けの時期です
12月は植え付けの時期です
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期ではありません
7月は収穫の時期です
8月は収穫の時期です
9月は収穫の時期ではありません
10月は収穫の時期ではありません
11月は収穫の時期ではありません
12月は収穫の時期ではありません

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

ブドウのほかの品種

8品種。果実の大きさや産地で見比べられます。