みしまうど
純白で太く大きい軟白ウド。香りが高く、食感がやわらかい。収穫は2月から3月にあたる。
カブなにわの伝統野菜てんのうじかぶら
大阪・天王寺で江戸期から作られてきた扁平なカブ。甘みが強く、肉質はやわらかい。長野県の野沢菜は、この天王寺かぶらの種が持ち帰られて変化したものだとする説がある。なにわの伝統野菜に認定されている。
こつまなんきん
1kgに満たない小型の日本かぼちゃ。表面に深い溝が入り、ごつごつした見た目になる。収穫は7月から8月にあたる。
けまきゅうり
大阪の「なにわの伝統野菜」に認定されている半白系のキュウリ。果実の先が濃い緑、付け根側が白くなる二色の見た目が特徴で、果長は30cm前後と長い。付け根に近い部分に苦味があるので、そこを切り落としてから使う。皮が薄く歯切れがよく、ぬか漬けにすると香りが立つ。
ぎんよせ
大阪府能勢町が発祥とされる大果種のクリ。甘みが強く、粉質でほくほくする。「丹波栗」として流通するものの多くがこの品種にあたる。丹波栗は品種名ではなく産地の呼び名で、中身は銀寄などの大果種になる。
すいたくわい
青くわいの半分ほどしかない小型の在来種。大阪府吹田市に伝わり、なにわの伝統野菜に数えられる。小さいぶんえぐみが少なく、味が濃い。生産量が非常に少なく、産地の外ではほとんど手に入らない。
たかやまごぼう
香りがよく、やわらかいごぼう。太いものは中が空洞になる。収穫は12月にあたる。
しろな
白い葉柄が特徴のツケナで、なにわの伝統野菜に認定されている。軟白栽培で白くしたものではなく、もともと葉柄が白い品種になる。葉も葉柄もやわらかく、あくが少ない。関西では煮浸しやおひたしの定番として使われてきた。生育が早く、種まきから30〜40日ほどで穫れる。
いしかわわせ
大阪府石川村(現・河南町)が名の由来とされる早生の子芋用品種。8月末から穫れ始めるので、サトイモの中でもっとも早く出回る。小ぶりでそろいがよく、皮ごとゆでて指でつまみ出す「衣被(きぬかつぎ)」に使われる。
たまつくりくろもんしろうり
長さ約30cm、太さ約10cmの長円筒形。淡緑色の地に8〜9条の白い縦縞がくっきり入る。収穫は6月から8月にあたる。
はっとりしろうり
淡緑白色の地に淡い白の縞が入るしろうり。長さは30cmほど。収穫は7月から8月にあたる。
かわちいっすんそらまめ
1粒が一寸(約3cm)になる大粒種。大阪府の河内地方で生まれたとされ、ソラマメの大粒系統の代表として多くの品種の親になっている。1莢に2〜3粒入る。皮が薄く、ゆでたときのほくほく感がある。
たなべだいこん
白首の大根で、長さ20cm、太さ9cmほど。根は白色の円筒形で、末端が少しふくらんで丸みを帯びる。肉質は緻密でやわらかく、甘みに富む。収穫は11月から1月にあたる。
せんしゅうき
大阪府泉州地方で育てられてきた中生の黄タマネギ。日本のタマネギ栽培の源流のひとつにあたる。明治期に泉州でタマネギ栽培が始まり、そこから全国へ広がった。肉質はやわらかく甘みがある。固定種なので自分で種を採れる。
かいづかわせ
大阪で作られてきた固定種の極早生タマネギ。形はやや扁平で、とう立ちが少なく肥大がよい。極早生としては貯蔵もきく。早生以降の品種はほとんどが一代交配種になっているなかで、固定種のまま残っている数少ない早生タマネギにあたる。
とりかいなす
丸なすで、やや下ぶくれの形になる。皮がやわらかく、独特の甘味がある。収穫は7月から9月にあたる。
ナスなにわの伝統野菜みずなす
大阪府泉州地域の特産で、なにわの伝統野菜に指定されている。普通のナスより丸みを帯びた形で、名前のとおり水分を非常に多く含む。アクがほとんど無いため、生のまま食べられるという、ナスとしては例外的な性質を持つ。皮がやわらかく、ほのかな甘みがある。浅漬けやぬか漬けにするのが定番で、泉州水なすの浅漬けは大阪の郷土料理として知られる。
きんときにんじん
リコピンによる濃い紅色が特徴の東洋系ニンジン。長さ30cm前後になる。西洋種のようなにおいが少なく、肉質はやわらかい。関西では正月料理に欠かせない野菜として、年末に集中して出回る。京にんじんとも呼ばれる。
なんばねぎ
強いぬめりと濃厚な甘みが持ち味の葉ねぎ。株立ちが多く、1株から何本も伸びる。収穫は12月から2月にあたる。
かわちれんこん
旧茨田郡の一帯に自生していた在来の蓮根を、池や沼に植えて育てたもの。門真市・守口市・大阪市・枚方市・寝屋川市・大東市で作られてきた。収穫は10月から3月にあたる。