メインコンテンツへスキップ

葉菜類

ミズナ

京都在来の細葉の菜。株を大きく育てる作型と、若採りでサラダにする作型がある。低温に強い。

春・秋・冬
やさしい
育てやすさ
向く
プランター
10〜22
生育適温
4品種
登録品種

Brassica rapa var. nipposinica原産 日本

みずな / 京菜・千筋京水菜アブラナ科

栽培カレンダー

タネまき 3〜5月・9〜11月 / 植え付け 3〜4月・9〜10月 / 収穫 11〜12月・1〜3月

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまき
1月はタネまきの時期ではありません
2月はタネまきの時期ではありません
3月はタネまきの時期です
4月はタネまきの時期です
5月はタネまきの時期です
6月はタネまきの時期ではありません
7月はタネまきの時期ではありません
8月はタネまきの時期ではありません
9月はタネまきの時期です
10月はタネまきの時期です
11月はタネまきの時期です
12月はタネまきの時期ではありません
植え付け
1月は植え付けの時期ではありません
2月は植え付けの時期ではありません
3月は植え付けの時期です
4月は植え付けの時期です
5月は植え付けの時期ではありません
6月は植え付けの時期ではありません
7月は植え付けの時期ではありません
8月は植え付けの時期ではありません
9月は植え付けの時期です
10月は植え付けの時期です
11月は植え付けの時期ではありません
12月は植え付けの時期ではありません
収穫
1月は収穫の時期です
2月は収穫の時期です
3月は収穫の時期です
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期ではありません
7月は収穫の時期ではありません
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期ではありません
10月は収穫の時期ではありません
11月は収穫の時期です
12月は収穫の時期です

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

地域別の作型

上のカレンダーは一般地を想定した目安です。 暖地と寒冷地では作業の時期が1〜2か月ずれます。

寒冷地東北・北海道・高冷地

123456789101112
春まき
秋まき

一般地関東〜近畿の平野部

123456789101112
春まき
秋まき

暖地九州・四国・南関東の平野部

123456789101112
春まき
秋まき
タネまき植え付け収穫

品種によってさらに前後します。正確な時期は種袋の作型図をご確認ください。
出典: 栽培暦(失敗しない栽培レッスン)サカタのタネ 園芸通信

ミズナの育て方

土づくりから収穫までの手順を、量と時期の数値つきでまとめています。 露地栽培を想定した目安です。

ミズナ栽培の前提

発芽適温
20〜25℃。5〜35℃で発芽し、適温なら3〜5日
生育適温
冷涼。25℃以上で軟弱に伸びて株張りが悪く、15℃以下では葉の伸びが鈍る
生育初期は十分に。後期、特に高温期は過湿が軟腐病を招く
土のpH
中性が適する。苦土石灰でしっかり中和する
幅80cm・高さ10cmほど
小〜中株どりの株間
5〜7cm(条間20cm)
大株どりの株間
15〜25cm
収穫の目安
小株は草丈15cm(種まきから約1か月)、中株は25〜30cm

品種の選び方

ミズナは小株から大株まで、どの大きさで穫るかによって株間の設計が変わります。サラダに使う小株どりなら株間5〜7cm、鍋物や漬物にする大株なら15〜25cmです。名前の由来は、普通の畑で使われていた下肥を使わず、畝の間に流水を引き入れて作ったことにあると言われます。その名のとおり生育初期に十分な水が要ります。トウ立ちのしやすさは品種で差があり、目安として早生品種は10℃以下に積算40日、晩生品種は5℃以下に積算50日で花芽ができます。早春に穫る作型は特に危ないので、晩生の品種を選んでください。

育て方の手順

  1. 土づくり種まきの2週間以上前

    苦土石灰を散布して耕します。ミズナは中性の土を好むので、しっかり中和しておきます。

    苦土石灰
    1㎡あたり約100g
  2. 元肥を入れて畝を作る種まきの1週間前

    堆肥と化成肥料をまいて再度耕し、幅80cm・高さ10cmほどの畝を作ります。水はけに注意してください。ミズナは元肥主体で作りますが、まく時期で量を変えます。冬は多めに、夏は減らしてください。

    堆肥
    1㎡あたり約2kg
    化成肥料(N-P-K = 8-8-8)
    1㎡あたり約100g
    元肥を成分量で見る場合
    春秋どりは10㎡あたりチッソ・リン酸・カリとも100〜150g。夏は3成分とも100g程度に減らす

    プランターの場合プランターでも手軽に作れます。大株にするなら6〜7.5cmのポリ鉢で苗を作ってから植えると、畑を効率よく使えます。ミズナの根は直根性ですが根が出る力が強く、植え替えてもよく活着します。

  3. 種まき

    小〜中株どりなら条間20cmで、幅2cm・深さ1cmほどのまき溝に1cm間隔ですじまきします。あるいは直径2〜3cm・深さ1cmのまき穴を5cm間隔で作り、3〜4粒まきます。5mmほど覆土して軽く押さえ、しっかり水をやります。発芽をそろえるには初期の水加減が大事です。覆土の上からモミガラをまくか不織布をかけると、畝の表面が乾くのを防げます。畑が乾いているときは、前日までに十分水をやって土を湿らせておきます。まいた直後から防虫ネットや不織布をトンネルにかけ、すそに土をかぶせて害虫が入らないようにしてください。ミズナは生育の初期からアオムシやコナガの被害が大きい野菜です。間引きのとき以外は、収穫までほぼ張りっぱなしで構いません。

    条間
    20cm
    まき溝
    幅2cm・深さ1cm
    種の間隔
    約1cm
    覆土
    約5mm
  4. 間引き本葉1〜3枚のとき

    1回目は本葉1〜2枚で株間2〜3cm。子葉がきれいなハート形の株を残し、丸いものや形の悪いものを抜きます。2回目は本葉2〜3枚で株間5〜7cmにします。穴まきなら1本立ちにしてください。大株にする場合はさらに間引いて株間15〜25cmにします。残す株の根を傷めないようにします。

  5. 水やりと追肥追肥は本葉5〜6枚の頃。大株どりはその1か月後にもう1回

    種まきから20〜30日までは水を切らさないことが重要です。草丈が15cmを超える頃からは、土の表面が乾いてきたら水をやります。ただし高温期の生育後期に過湿にすると軟腐病を招くので加減してください。追肥は本葉5〜6枚の頃に施して、株元から出る葉を増やします。大株にする場合は、その1か月後に同じ量をもう一度施します。

    化成肥料(8-8-8)
    1回1㎡あたり約30g
    成分量で見る場合
    1回につき10㎡あたりチッソ成分で20〜30g
  6. 収穫小株は種まきから約1か月(草丈15cm)、中株は草丈25〜30cm

    間引くように順に穫っていきます。サラダにするなら小株から中株が向きます。大株は鍋物や漬物にするとおいしく食べられます。

よくある失敗と防ぎ方

起きること原因防ぎ方
軟弱にひょろ長く伸びる25℃以上の高温適期にまく。春と秋が作りやすい
葉の伸びが鈍い15℃以下の低温冬はトンネルやべたがけで保温する
春にトウ立ちする発芽した頃からの低温で花芽ができ、その後の高温と長日で伸びる。早生品種は10℃以下に積算40日、晩生品種は5℃以下に積算50日が目安早春どりでは晩生品種を選び、トンネルで保温する。育苗するなら最低13℃を保ち、日中は25℃を超えないよう換気する
株元が腐る(軟腐病)高温期の生育後期に過湿になった後期の水やりを控えめにし、水はけを保つ。夏は株間を広げて風通しをよくする。連作を避ける
苗が立ち枯れる立枯病。まいた種が土の中で腐る場合と、出芽後に地際がくびれて枯れる場合があるまいたあとに水をやりすぎない。水はけと保水性の両方がある畑を選ぶ
根にこぶができて日中しおれる(根こぶ病)アブラナ科の連作。酸性で水はけの悪い土石灰で酸度を直し、高畝にする。アブラナ科の連作を避ける

主な病気と害虫

  • 病気根こぶ病アブラナ科の連作で出る。治せない。酸度矯正と高畝、輪作で防ぐ
  • 病気軟腐病高温期の過湿で出る。収穫期近くの水やりを控える
  • 病気立枯病まいたあとの過剰な水やりを避ける
  • 害虫コナガ防虫ネットのトンネルで物理的に防ぐ。登録農薬が少ないので予防が要
  • 害虫ヨトウムシ夜に食害する。ネットで飛来を防ぐ
  • 害虫キスジノミハムシ葉に小さな穴をあける
  • 害虫ハモグリバエ葉の内部に潜って白い筋を残す
  • 害虫アブラムシ同じくネットで防げる

このページの出典(複数の情報源を突き合わせています)

栄養成分

可食部100gあたり / 野菜類/みずな/葉/生

エネルギー
23kcal
たんぱく質
2.2g
脂質
(0)g
炭水化物
4.8g
食物繊維総量
3.0g
カリウム
480mg
カルシウム
210mg
2.1mg
ビタミンK
120µg
葉酸
140µg
ビタミンC
55mg
食塩相当量
0.1g

「Tr」は微量、「(0)」は推定値としてのゼロを表します。
出典: 日本食品標準成分表(八訂)増補2023年文部科学省・食品番号 06072

主な産地

2024年産 / 全国 34,100 t / 統計での作物名: みずな

  1. 茨城県16,400 t48.1%
  2. 福岡県3,380 t9.9%
  3. 京都府2,070 t6.1%
  4. 滋賀県1,320 t3.9%
  5. 兵庫県1,320 t3.9%
  6. 埼玉県1,290 t3.8%
  7. 大阪府942 t2.8%
  8. 群馬県700 t2.1%
  9. 広島県695 t2.0%
  10. 宮城県394 t1.2%

出典: 作物統計調査 野菜生産出荷統計(2024年産)農林水産省