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葉菜類

ナバナ

とう立ちしたつぼみと若い茎を食べるアブラナ科の総称。ほかの野菜では失敗になるとう立ちを、そのまま収穫物にしてしまう作物。ほろ苦さが春の味。

やさしい
育てやすさ
向く
プランター
15〜20
生育適温
3品種
登録品種

B. napus原産 ヨーロッパ〜中央アジア

なばな / 菜花・菜の花・花菜アブラナ科

栽培カレンダー

タネまき 9〜10月 / 植え付け / 収穫 2〜4月

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまき
1月はタネまきの時期ではありません
2月はタネまきの時期ではありません
3月はタネまきの時期ではありません
4月はタネまきの時期ではありません
5月はタネまきの時期ではありません
6月はタネまきの時期ではありません
7月はタネまきの時期ではありません
8月はタネまきの時期ではありません
9月はタネまきの時期です
10月はタネまきの時期です
11月はタネまきの時期ではありません
12月はタネまきの時期ではありません
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期です
3月は収穫の時期です
4月は収穫の時期です
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期ではありません
7月は収穫の時期ではありません
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期ではありません
10月は収穫の時期ではありません
11月は収穫の時期ではありません
12月は収穫の時期ではありません

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

地域別の作型

上のカレンダーは一般地を想定した目安です。 暖地と寒冷地では作業の時期が1〜2か月ずれます。

寒冷地東北・北海道・高冷地

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早生種

一般地関東〜近畿の平野部

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早生種
中生・晩生種

暖地九州・四国・南関東の平野部

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早生種
中生・晩生種
タネまき植え付け収穫

品種によってさらに前後します。正確な時期は種袋の作型図をご確認ください。
出典: 栽培暦(失敗しない栽培レッスン)サカタのタネ 園芸通信

ナバナの育て方

土づくりから収穫までの手順を、量と時期の数値つきでまとめています。 露地栽培を想定した目安です。

ナバナ栽培の前提

耐寒性
強い。氷点下で茎葉が凍っても枯れない
土のpH
6.0〜6.5。酸性では生育が悪い
苦手な条件
過湿。畝を高くして水はけをよくする
種の性質
好光性。覆土はごく薄く
株間
15〜20cm。長く穫るなら30〜35cm
1条なら幅50cm、2条なら70cm。高さ15〜20cm
まき時
秋(9〜10月)が基本。収穫までおよそ3〜6か月
食べる部分
トウ立ちした若い茎とつぼみ、そのあと次々に出るわき芽

品種の選び方

ナバナ類は、花が咲く前のつぼみとその下の茎を食べるアブラナ科の野菜です。トウ立ちするには低温に当たることが要りますが、必要な低温の量が品種で違い、それがそのままトウ立ちまでの日数の差になります。アスパラ菜のように必要な低温が少なくて済む品種は春から秋まで続けてまけますが、多くの品種は秋にまいて冬を越させ、早春に穫るタイプです。この場合、年内にどれだけ株を大きくできるかが出来を決めます。早生種・中生種・晩生種で追肥の始め方も変わります。早生種は収穫が始まったら1回目の追肥、中生種と晩生種は種まきの1か月後に1回目を施します。どちらもその後は収穫が終わるまで1か月ごとです。密植すると風通しが悪くなって病気が出やすくなり、側枝も出にくくなるので、長く穫りたいなら株間を30〜35cmと広めに取ってください。

育て方の手順

  1. 土づくり種まき・定植の2週間以上前

    苦土石灰を散布して耕します。酸性では生育が悪いので、pH6.0〜6.5に調整します。

    苦土石灰
    1㎡あたり約100g
  2. 元肥を入れて畝を作る種まき・定植の1週間前

    堆肥と化成肥料を散布して再度耕し、畝を作ります。1条なら幅50cm、2条なら70cmほど、高さは15〜20cmにします。過湿に弱いので畝は高めです。アブラナ科の連作は避けてください。

    堆肥
    1㎡あたり2〜3kg
    化成肥料(N-P-K = 8-8-8)
    1㎡あたり約100g
  3. 種まき9〜10月

    直径3〜4cm・深さ1cmのまき穴に4〜5粒まき、ごく薄く土をかけます。ナバナの種は発芽に光が要るので、厚くかけると出ません。覆土は5〜10mmを上限と考えてください。穴の間隔は15〜20cmです。まく前に穴へ浸透性の殺虫剤を混ぜておくと、アブラムシを防げます。

    まき穴
    直径3〜4cm・深さ1cm
    株間
    15〜20cm(長期収穫は30〜35cm)
    覆土
    ごく薄く(5〜10mmまで)
  4. 間引き本葉2〜3枚と本葉4〜6枚のとき

    本葉2〜3枚で2本立ち、本葉4〜6枚で1本立ちにします。葉が触れ合ってきたら間引きどきです。はさみで地際から切ると残す株を傷めません。

  5. 中耕と土寄せ1本立ちにした本葉4〜5枚の頃

    畝面の全体を中耕し、株元にしっかり土を寄せます。

  6. 追肥

    早生種は収穫が始まったら1回目、中生種と晩生種は種まきの1か月後に1回目を施します。どちらもその後は収穫が終わるまで1か月ごとに追肥します。越冬させて早春に穫るタイプでは、年内に株を十分大きくしておくことが何より効きます。肥料を切らさないよう、追肥と水やりを欠かさないでください。

  7. 摘心と収穫トウが立ってきたら

    主枝の先にできた花茎(トウ)を、つぼみが開く前に摘み取ります。これが最初の収穫であり、同時にわき芽を出させる摘心にもなります。以降は伸びてきたわき芽を20cmほどの長さで次々に穫っていきます。側枝がよく出る品種なら2か月ほど摘み取り収穫が続きます。つぼみが開いてしまうと味が落ちるので、開く前に穫るのが要点です。

よくある失敗と防ぎ方

起きること原因防ぎ方
発芽しない覆土が厚い。ナバナの種は好光性覆土はごく薄く、5〜10mmまでにする
早春の収量が少ない年内に株が十分大きくならなかったまき時を守り、年内は追肥と水やりを切らさずに株を作る
わき芽が出ず1回しか穫れない主枝の摘心をしていないトウが立ってきたら主枝を摘心して、わき芽の発生を促す
側枝が出ず、病気も出る密植で風通しが悪い長く穫るなら株間を30〜35cmに広げる
生育が悪い土が酸性、または過湿pH6.0〜6.5に調整し、畝を高さ15〜20cmにする

主な病気と害虫

  • 害虫アブラムシ種まき前に穴へ浸透性殺虫剤を混ぜておくと防げる
  • 害虫アオムシアブラナ科共通。生育初期は防虫ネットで被覆する
  • 害虫コナガ葉裏から食い破る
  • 病気べと病多湿で葉に黄色い斑が出る。株間を広めにとる

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栄養成分

可食部100gあたり / 野菜類/(なばな類)/和種なばな/花らい・茎/生

エネルギー
34kcal
たんぱく質
4.4g
脂質
(0)g
炭水化物
5.8g
食物繊維総量
4.2g
カリウム
390mg
カルシウム
160mg
2.9mg
ビタミンK
250µg
葉酸
340µg
ビタミンC
130mg
食塩相当量
0g

「Tr」は微量、「(0)」は推定値としてのゼロを表します。
出典: 日本食品標準成分表(八訂)増補2023年文部科学省・食品番号 06201