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ナバナの品種

荒久田茎立

  • 福島県
  • 福島市

福島市で作られてきた在来のとう菜。秋にまいて冬を越し、春に伸びる茎とつぼみを食べる。雪解けを待って穫る、春先の貴重な青物にあたる。寒さに当たっているぶん甘みが出る。

あらくだくきたち

ほかの品種と何が違うのか

雪解けを待って穫る春先の青物。寒さに当たったぶん甘みが出る。

この品種の要点

産地
福島県 / 福島市

この品種が生まれた理由

冬のあいだ野菜が穫れない雪国では、越冬させて春に芽吹く「とう菜」が貴重な青物だった。荒久田茎立もその一つで、雪の下で寒さに当たることで糖を蓄え、甘みが出る。冷蔵と流通が整った現在では役割が変わったが、味は残っている。

味と食感

雪の下で寒さに当たったぶん甘みが濃い。茎はやわらかく、つぼみは菜の花に近い風味になる。春先にまとめて穫れるので、おひたしや辛子和えにして食べきる。

荒久田茎立を育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどナバナに共通する基本はナバナのページを参照してください。

  • 秋にまいて冬を越させ、春にとう立ちしたところを穫る。作型が特殊にあたる。
  • 花が咲く前のつぼみのうちに穫る。咲いてしまうと茎が硬くなり味も落ちる。
  • 在来種や伝統野菜のため、市販の種が出回りにくい。産地の直売所や地域の種苗店が主な入手先になる。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 深さ20cm程度のプランターで作れる。
  • 雪解けを待って穫る春先の青物にあたる。ベランダでも冬の寒さに当ててから穫る。
  • とう立ちを穫るので、冬は葉を残したまま越させる。

収穫適期の見分け方

  • 春先、とう(花茎)が伸びて蕾がつく前に穫る。花が咲くと硬くなる。
  • 雪解けを待って穫る。寒さに当たったぶん甘みが出る。
  • 摘み取ると次のわき芽が伸びる。

保存と食べ方

とう立ちを穫る春先の青物にあたる。おひたしや辛子和えに向く。濡れた新聞紙に包んで立てて冷蔵し、早めに使う。

よくある失敗

  • 穫れるのは春先の短い期間だけになる。花が咲くと硬くなる。

地域別の作型

ナバナの一般的な作型を表示しています。 暖地と寒冷地では作業の時期が1〜2か月ずれます。 品種によってさらに前後するので、正確な時期は種袋の作型図を確かめてください。

寒冷地東北・北海道・高冷地

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早生種

一般地関東〜近畿の平野部。種袋では中間地と書かれる

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早生種
中生・晩生種

暖地九州・四国・南関東の平野部

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早生種
中生・晩生種
タネまき植え付け収穫

品種によってさらに前後します。正確な時期は種袋の作型図をご確認ください。
出典: ハナナの育て方・栽培方法(失敗しない栽培レッスン)(サカタのタネ 園芸通信)

栽培カレンダー

ナバナの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまき
1月はタネまきの時期ではありません
2月はタネまきの時期ではありません
3月はタネまきの時期ではありません
4月はタネまきの時期ではありません
5月はタネまきの時期ではありません
6月はタネまきの時期ではありません
7月はタネまきの時期ではありません
8月はタネまきの時期ではありません
9月はタネまきの時期です
10月はタネまきの時期です
11月はタネまきの時期ではありません
12月はタネまきの時期ではありません
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期です
3月は収穫の時期です
4月は収穫の時期です
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期ではありません
7月は収穫の時期ではありません
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期ではありません
10月は収穫の時期ではありません
11月は収穫の時期ではありません
12月は収穫の時期ではありません

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。