葉菜類
ミョウガ
食べているのは花のつぼみ(花穂)。日陰でよく育つ数少ない作物で、家の北側や樹木の下が適地。一度植えれば数年間ほぼ放任で穫れる。
- 夏
- 旬
- やさしい
- 育てやすさ
- 向く
- プランター
- 20〜28℃
- 生育適温
- 2品種
- 登録品種
みょうが / 茗荷 ・ ショウガ科
栽培カレンダー
タネまき — / 植え付け 3〜4月 / 収穫 7〜10月
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 植え付け | 1月は植え付けの時期ではありません | 2月は植え付けの時期ではありません | 3月は植え付けの時期です | 4月は植え付けの時期です | 5月は植え付けの時期ではありません | 6月は植え付けの時期ではありません | 7月は植え付けの時期ではありません | 8月は植え付けの時期ではありません | 9月は植え付けの時期ではありません | 10月は植え付けの時期ではありません | 11月は植え付けの時期ではありません | 12月は植え付けの時期ではありません |
| 収穫 | 1月は収穫の時期ではありません | 2月は収穫の時期ではありません | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期ではありません | 5月は収穫の時期ではありません | 6月は収穫の時期ではありません | 7月は収穫の時期です | 8月は収穫の時期です | 9月は収穫の時期です | 10月は収穫の時期です | 11月は収穫の時期ではありません | 12月は収穫の時期ではありません |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
ミョウガの育て方
土づくりから収穫までの手順を、量と時期の数値つきでまとめています。 露地栽培を想定した目安です。
ミョウガ栽培の前提
- 分類
- ショウガ科ショウガ属の多年草。東アジア原産
- 好む場所
- 明るい日陰。直射日光は不要
- 植え付け
- 2〜4月初旬。暖地なら秋植えも可
- 種株
- 長さ15〜20cm、芽が2〜4個ついた充実した地下茎
- 植える深さ
- 5cm程度
- 株間
- 15cm。1か所に2〜3個まとめて
- 収穫
- 7〜10月。株が安定すれば翌年以降7月末から
- 植え替え
- 2年に1度、2〜3月
品種の選び方
食べているのは花のつぼみ(花穂)です。一度植えれば毎年出てくるうえ、病害虫の被害もほとんどありません。この野菜が家庭菜園で人気なのは、日当たりのよい場所を必要としないからです。むしろ直射日光を嫌い、湿り気のある明るい日陰を好みます。庭やベランダの日当たりが悪くて野菜作りを諦めていた場所こそ、ミョウガの適地です。品種はほとんど分化しておらず、地下茎(球根)は2月頃から園芸店に並びます。ここで大事なのは、細かく切り分けないこと。2〜3芽ずつに刻むと大株になるまで時間がかかり、収穫は翌年以降になります。
育て方の手順
種株を選ぶ2〜4月初旬
太い根の塊のような地下茎を買います。大きいものを選んでください。通常は15cmくらいに切って植えますが、細かく切りすぎると株が育つまでに時間がかかります。買ったままの大きさに近い状態で植えたほうが、その年の収穫率が上がります。
- 長さ
- 15〜20cm
- 芽の数
- 2〜4個
植え付け
深さ5cmほどのところに、芽を上、根を下にして埋めます。1か所に2〜3個まとめて置き、株間は15cmほどあけます。上に堆肥をのせ、さらにわら(なければ腐葉土)を敷いてから、たっぷり水をやります。気温を気にする必要はなく、買ったらすぐ植えて構いません。
- 植え付けの深さ
- 5cm程度
- 株間
- 15cm
- 覆う資材
- 堆肥+わらまたは腐葉土
プランターの場合 — 地下茎で横に増えていくので、深さ30cm程度の大きめのプランターを用意してください。水持ちがよく通気性もある、腐葉土を多く含んだ土が向いています。
水やり
この野菜でいちばん大事な作業です。乾燥を嫌い、乾きすぎるとつぼみが付かず、そもそも収穫できなくなります。わらを敷いているなら、わらの上から与えて構いません。鉢やプランターでは特に水を切らさないでください。
追肥芽が出て葉が立ち上がり、ある程度伸びたら
化成肥料をプランター1つあたり20gほど施します。わらの上からまいて大丈夫です。
- 追肥量
- プランター1つあたり化成肥料20g
間引き
葉が茂って株元が混み合ってきたら、葉が開ききったところで根元から切り、7〜8cm間隔に整理します。乾かしてはいけない野菜ですが、風通しは確保してください。
- 間隔
- 7〜8cm
収穫7〜10月
土から顔を出したばかりの花穂を摘みます。株の周りの腐葉土やわらをかき分けて探してください。花の根元をつかみ、ねじりながら引っ張るように採ります。花が咲くと食感が悪くなり味も落ちるので、早めに穫るのが基本です。植えた年は収穫時期が安定せず、まったく穫れないこともあります。株が安定すれば翌年以降は7月の終わりごろから穫れます。
植え替え2〜3月、2年に1度
新芽が動き出す前に掘り上げます。地下茎の土を落とし、増えて大きくなっていれば一回り大きな容器に移すか、古い地下茎とよぶんな根を除いて全体の半分ほどに整理します。残すのは前年に伸びた太く新しい地下茎です。
よくある失敗と防ぎ方
| 起きること | 原因 | 防ぎ方 |
|---|---|---|
| つぼみが付かず、まったく収穫できない | 乾燥させた。株が乾くとつぼみを付けない | 水を切らさない。わらや腐葉土で株元を覆って乾燥を防ぐ |
| 植えた年に穫れなかった | 株ができるまでに時間がかかる。地下茎を細かく切りすぎた場合はさらに遅れる | 地下茎はあまり細かく切らずに植える。翌年以降は安定して穫れる |
| 収穫したミョウガが硬く、味が落ちている | 花が咲いてしまった | 土から顔を出したら早めに摘む。収穫期は株元をこまめに確認する |
| 日陰に置いたのに育ちが悪い | 完全な日陰で風通しも悪かった | 木陰のように日が少し入る、風通しのよい明るい日陰に置く |
| 年々収穫が減る | 地下茎が増えすぎて混み合った | 2年に1度、2〜3月に掘り上げて整理し、新しい地下茎だけ残して植え直す |
主な病気と害虫
- 害虫ハダニ乾燥すると葉裏に付く。水切れのサインでもある
- 害虫アブラムシ新芽に付くことがあるが被害は小さい
- 病気根茎腐敗病水はけが悪いと地下茎が腐る。過湿の続く場所は避ける
このページの出典(複数の情報源を突き合わせています)
- 初心者向け!ミョウガの栽培方法・育て方のコツ(サカタのタネ 園芸通信)
- ミョウガの育て方・栽培方法(植物図鑑)(NHK出版 みんなの趣味の園芸)
- ミョウガの育て方・栽培方法(ディノス オンラインショップ 園芸)
- ミョウガの植え付け〜収穫までの育て方(育て方Labo)
ミョウガの品種
2品種。カードを押すと特徴と栽培カレンダーが見られます。