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ニンジンの品種

金時にんじん

  • 大阪府

リコピンによる濃い紅色が特徴の東洋系ニンジン。長さ30cm前後になる。西洋種のようなにおいが少なく、肉質はやわらかい。関西では正月料理に欠かせない野菜として、年末に集中して出回る。京にんじんとも呼ばれる。

きんときにんじん

ほかの品種と何が違うのか

赤い色はカロテンではなくリコピン。トマトと同じ色素になる。

この品種の要点

産地
大阪府

この品種が生まれた理由

普通のニンジンのオレンジ色はカロテンによるものだが、金時にんじんの濃い紅色はリコピンによる。トマトやスイカと同じ色素にあたる。東洋系のニンジンで、日本では長く作られてきたが、作りやすい西洋系の五寸ニンジンに主流を譲った。いまは正月の需要に合わせて年末に集中して出回る。

味と食感

西洋種のような独特のにおいが少なく、肉質はやわらかい。加熱すると甘みが出る。煮物にしたときの紅色が鮮やかで、正月の煮しめや雑煮で使われるのはこの色のためにあたる。

金時にんじんを育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどニンジンに共通する基本はニンジンのページを参照してください。

  • 長さ30cm前後になる東洋系。五寸ニンジンより深く耕す必要がある。
  • 作型が限られ、正月に合わせた秋まきが基本になる。
  • ニンジンは発芽が最大の関門。種は浅くまき、発芽まで土を乾かさない。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 長さが30cmほどになるので、深さ35cm以上の容器を使う。
  • 土をよくほぐしてから播く。硬い層に当たると又根になる。
  • 間引きが要る。混んだままでは太らない。

収穫適期の見分け方

  • 長さ30cm前後になったら穫る。五寸種より長いので、五寸の感覚だと早採りになる。
  • 赤い色が濃くなってから穫る。色はリコピンによるもので、遅穫りほど濃くなる。
  • 太らせすぎると割れる。

保存と食べ方

煮しめ、雑煮、なますが定番。加熱しても色が鮮やかに残る。

よくある失敗

  • 五寸ニンジンと同じ感覚で作ると、土の深さが足りず形が整わない。

地域別の作型

ニンジンの一般的な作型を表示しています。 暖地と寒冷地では作業の時期が1〜2か月ずれます。 品種によってさらに前後するので、正確な時期は種袋の作型図を確かめてください。

寒冷地東北・北海道・高冷地

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春まき
初夏まき
夏まき

一般地関東〜近畿の平野部。種袋では中間地と書かれる

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春まき
初夏まき
夏まき

暖地九州・四国・南関東の平野部

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春まき
夏まき
晩夏まき
タネまき植え付け収穫

品種によってさらに前後します。正確な時期は種袋の作型図をご確認ください。
出典: ニンジンの育て方・栽培方法(失敗しない栽培レッスン)(サカタのタネ 園芸通信)

栽培カレンダー

ニンジンの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまき
1月はタネまきの時期ではありません
2月はタネまきの時期ではありません
3月はタネまきの時期です
4月はタネまきの時期です
5月はタネまきの時期ではありません
6月はタネまきの時期ではありません
7月はタネまきの時期です
8月はタネまきの時期です
9月はタネまきの時期です
10月はタネまきの時期ではありません
11月はタネまきの時期ではありません
12月はタネまきの時期ではありません
収穫
1月は収穫の時期です
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期です
7月は収穫の時期です
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期ではありません
10月は収穫の時期ではありません
11月は収穫の時期です
12月は収穫の時期です

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

ニンジンのほかの品種

14品種。果実の大きさや産地で見比べられます。