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ニンジンの品種

大塚にんじん

  • 山梨県
  • 市川三郷町

長さ80cm以上になる山梨県市川三郷町の在来にんじん。「のっぷい」と呼ばれる深くやわらかい土壌でのみまっすぐ育つ。土がその条件を満たさないと曲がったり途中で止まったりするため、産地がそのまま限られている。

おおつかにんじん

ほかの品種と何が違うのか

「のっぷい」と呼ばれる土でしかまっすぐ育たない、長さ80cm超の長にんじん。

この品種の要点

産地
山梨県 / 市川三郷町

この品種が生まれた理由

野菜の産地は流通や気候で決まることが多いが、大塚にんじんの場合は土そのものが条件になっている。80cm以上まっすぐ伸びるには、深くやわらかく石のない土が要る。市川三郷町の「のっぷい」はその条件を満たす土で、この品種はそこから動かせない。

味と食感

東洋系の長にんじんにあたり、香りが強い。長いぶん一本の量が多く、煮物などまとめて使う料理に向く。

大塚にんじんを育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどニンジンに共通する基本はニンジンのページを参照してください。

  • 根が80cm以上伸びるので、その長さ以上に深く耕せる土地でないと形が整わない。
  • 在来種や伝統野菜のため、市販の種が出回りにくい。産地の直売所や地域の種苗店が主な入手先になる。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 長さ80cm超になるため、容器栽培には向かない。特定の土質でしかまっすぐ育たない品種にあたる。
  • 容器で長にんじんを作りたい場合は、深さ70cm以上の筒を用意する。
  • 間引きが要る。混んだままでは太らない。

収穫適期の見分け方

  • 長さ80cm超が本来の姿にあたる。抜くのに周りを掘る必要がある。
  • 土質によってはまっすぐ育たない。曲がっていても味は変わらない。
  • 1本試し掘りして長さを確かめる。

保存と食べ方

長さ80cm超になるので、切り分けて保存する前提になる。土付きのまま新聞紙で包み、立てて冷暗所へ。煮物にすると甘みが出る。

よくある失敗

  • 収穫時に折れやすい。周囲を掘ってから抜く。
  • 土の条件が合わないと、どれだけ手をかけてもまっすぐにならない。品種より先に土を見る。

地域別の作型

ニンジンの一般的な作型を表示しています。 暖地と寒冷地では作業の時期が1〜2か月ずれます。 品種によってさらに前後するので、正確な時期は種袋の作型図を確かめてください。

寒冷地東北・北海道・高冷地

123456789101112
春まき
初夏まき
夏まき

一般地関東〜近畿の平野部。種袋では中間地と書かれる

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春まき
初夏まき
夏まき

暖地九州・四国・南関東の平野部

123456789101112
春まき
夏まき
晩夏まき
タネまき植え付け収穫

品種によってさらに前後します。正確な時期は種袋の作型図をご確認ください。
出典: ニンジンの育て方・栽培方法(失敗しない栽培レッスン)(サカタのタネ 園芸通信)

栽培カレンダー

ニンジンの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまき
1月はタネまきの時期ではありません
2月はタネまきの時期ではありません
3月はタネまきの時期です
4月はタネまきの時期です
5月はタネまきの時期ではありません
6月はタネまきの時期ではありません
7月はタネまきの時期です
8月はタネまきの時期です
9月はタネまきの時期です
10月はタネまきの時期ではありません
11月はタネまきの時期ではありません
12月はタネまきの時期ではありません
収穫
1月は収穫の時期です
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期です
7月は収穫の時期です
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期ではありません
10月は収穫の時期ではありません
11月は収穫の時期です
12月は収穫の時期です

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

ニンジンのほかの品種

14品種。果実の大きさや産地で見比べられます。