メインコンテンツへスキップ

ニンジンの品種

馬込三寸ニンジン

  • 東京都
  • 大田区

大田区西馬込で作られた10cmほどのニンジン。砂村三寸と川崎三寸という、どちらも西洋種の流れを汲むものを掛け合わせて生まれた。色も味もよく、年に2回穫れる。

まごめさんずんにんじん

ほかの品種と何が違うのか

年に2回穫れる。大田区から全国へ広まった三寸ニンジン。

この品種の要点

産地
東京都 / 大田区

この品種が生まれた理由

西洋種のニンジンが日本へ伝わったのは明治の初めで、それまでは滝野川ニンジンに代表される長さ1mもある長ニンジンが主流だった。大正の初めごろから大田区では砂村三寸や川崎三寸を作っており、その経験から、大田区西馬込の河原清吉らが両方のよいところを受け継ぐ交配種を作り上げた。色も味もよく、農家にとっては年2回穫れる利点もあって歓迎され、大田区から全国へ広まった。なお江戸時代のニンジンは根だけでなく葉も食べ、胡麻味噌あえにしていた。いまは葉のにおいと味が好まれず、根だけを食べるようになっている。

味と食感

色がよく、甘みがある。葉も胡麻味噌あえにすれば食べられる。

馬込三寸ニンジンを育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどニンジンに共通する基本はニンジンのページを参照してください。

  • 三寸(約10cm)で穫る短根種にあたる。
  • 年に2回穫れる。春まきと夏まきで作型を分けられる。
  • 発芽に光が要る。覆土は薄くして、乾かさないようにする。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 短根なので、深さ25cmほどのプランターで作れる。
  • 葉も食べられる。間引き菜を胡麻味噌あえにできる。

収穫適期の見分け方

  • 根の長さが10cmほどになったら穫る。
  • 年2回の作型が組める。穫り時を逃さず次をまく。

保存と食べ方

葉を落として新聞紙に包み、立てて冷蔵する。葉を付けたままにすると根の水分が抜ける。

よくある失敗

  • 長ニンジンのつもりで待っても伸びない。
  • 葉を付けたまま置くと、根から水分が抜けて品質が落ちる。

地域別の作型

ニンジンの一般的な作型を表示しています。 暖地と寒冷地では作業の時期が1〜2か月ずれます。 品種によってさらに前後するので、正確な時期は種袋の作型図を確かめてください。

寒冷地東北・北海道・高冷地

123456789101112
春まき
初夏まき
夏まき

一般地関東〜近畿の平野部。種袋では中間地と書かれる

123456789101112
春まき
初夏まき
夏まき

暖地九州・四国・南関東の平野部

123456789101112
春まき
夏まき
晩夏まき
タネまき植え付け収穫

品種によってさらに前後します。正確な時期は種袋の作型図をご確認ください。
出典: ニンジンの育て方・栽培方法(失敗しない栽培レッスン)(サカタのタネ 園芸通信)

栽培カレンダー

ニンジンの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまきなしなしありありなしなしありありありなしなしなし
収穫ありなしなしなしなしありありなしなしなしありあり

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

ニンジンのほかの品種

17品種。果実の大きさや産地で見比べられます。