果菜類
カボチャ
西洋種・日本種・ペポ種がある。果梗がコルク化して乾いたら収穫適期。追熟させると甘みが乗る。
- 旬
- 夏・秋
- 育てやすさ
- やさしい
- プランター
- 広さが要る
- 生育適温
- 18〜28℃
- 登録品種
- 18品種
Cucurbita ・ 原産 南北アメリカ ・ 出典: ウィキペディア日本語版
かぼちゃ / 南瓜 ・ ウリ科
栽培カレンダー
タネまき 3〜6月 / 植え付け 4〜6月 / 収穫 7〜9月
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| タネまき | 1月はタネまきの時期ではありません | 2月はタネまきの時期ではありません | 3月はタネまきの時期です | 4月はタネまきの時期です | 5月はタネまきの時期です | 6月はタネまきの時期です | 7月はタネまきの時期ではありません | 8月はタネまきの時期ではありません | 9月はタネまきの時期ではありません | 10月はタネまきの時期ではありません | 11月はタネまきの時期ではありません | 12月はタネまきの時期ではありません |
| 植え付け | 1月は植え付けの時期ではありません | 2月は植え付けの時期ではありません | 3月は植え付けの時期ではありません | 4月は植え付けの時期です | 5月は植え付けの時期です | 6月は植え付けの時期です | 7月は植え付けの時期ではありません | 8月は植え付けの時期ではありません | 9月は植え付けの時期ではありません | 10月は植え付けの時期ではありません | 11月は植え付けの時期ではありません | 12月は植え付けの時期ではありません |
| 収穫 | 1月は収穫の時期ではありません | 2月は収穫の時期ではありません | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期ではありません | 5月は収穫の時期ではありません | 6月は収穫の時期ではありません | 7月は収穫の時期です | 8月は収穫の時期です | 9月は収穫の時期です | 10月は収穫の時期ではありません | 11月は収穫の時期ではありません | 12月は収穫の時期ではありません |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
地域別の作型
上のカレンダーは一般地を想定した目安です。 暖地と寒冷地では作業の時期が1〜2か月ずれます。
寒冷地東北・北海道・高冷地
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 作型 |
一般地関東〜近畿の平野部。種袋では中間地と書かれる
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 作型 |
暖地九州・四国・南関東の平野部
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 作型 |
品種によってさらに前後します。正確な時期は種袋の作型図をご確認ください。
出典: カボチャの育て方・栽培方法(失敗しない栽培レッスン)(サカタのタネ 園芸通信)
カボチャの育て方
土づくりから収穫までの手順を、量と時期の数値つきでまとめています。 露地栽培を想定した目安です。
カボチャ栽培の前提
- 好む気候
- 西洋種は冷涼で乾燥、日本種は高温多湿に耐える
- 土
- 選ばない。日当たりさえよければ旺盛に育つ
- 肥料
- 吸肥力が強い。窒素が多いとつるぼけする
- 株間
- 約1m
- 発芽までの日数
- 3〜5日(25〜30℃を保った場合)
- 育苗日数
- 30日前後
- 定植適期の苗
- 本葉3.5〜5枚。3.5枚を大きく超えると根が回って老化苗になる
- 定植できる気温
- 最低気温8〜10℃、最低地温12℃以上になってから
- 収穫までの日数
- 西洋種は開花後40〜45日、日本種は25〜30日
品種の選び方
カボチャは日本種・西洋種・ペポ種の3つに分かれます。日本種は古くから作られてきたため地方品種が多く残っており、果肉は粘り気があります。西洋種は粉質で、果皮は黒緑色のほか白皮や赤皮があります。未熟果をサラダや漬物に使う品種も出ています。ペポ種には若どり用のツルなしカボチャ(ズッキーニ)や、見た目が色とりどりのものがあります。性質も分かれ、西洋種は冷涼で乾燥した気候を好み、日本種は高温多湿に耐え、ペポ種は暑さに強いという違いがあります。
育て方の手順
土づくり定植・直まきの2週間以上前
苦土石灰をまいて深く耕します。カボチャは根が広く張り、吸肥力が強い野菜です。窒素が多く残っている畑では、つるばかり茂って実がつかないつるぼけになるので注意してください。
- 苦土石灰
- 1㎡あたり100〜150g
植え穴と床を作る定植・直まきの1週間前
直径30〜40cm、深さ30cmほどの穴を掘って底に堆肥を入れます。掘り上げた土に化成肥料と過リン酸石灰を混ぜて穴に戻し、周りの土をかき寄せて高さ10cmほどの床を作ります。株間は1mほど取ってください。ポリマルチを張る場合、でこぼこがあると水がたまるので平らに仕上げます。
- 穴の大きさ
- 直径30〜40cm・深さ約30cm
- 堆肥
- 1穴あたり約1kg
- 化成肥料(N-P-K = 8-8-8)
- 1穴あたり約50g
- 過リン酸石灰
- 1穴あたり約20g
- 床の大きさ
- 60cm四方・高さ10cm
- 元肥を成分量で見る場合
- 10㎡あたりチッソ100〜150g・リン酸150〜200g・カリ100〜150g
種まき
ポット(9〜12cm)でも直まきでも、直径4〜5cm・深さ1cmほどの穴に4〜5粒をまき、土をかけて軽く押さえ、水をやります。直まきならホットキャップをかぶせ、ポットでも25〜30℃前後を保ってください。3〜5日で発芽します。
- まき穴
- 直径4〜5cm・深さ約1cm
- 1か所あたりの粒数
- 4〜5粒
- 保温
- 25〜30℃前後
間引き
子葉が開いた頃から本葉1〜2枚で2本にし、本葉2〜3枚で1本立ちにします。
定植最低気温8〜10℃、最低地温12℃以上になってから
根付きをよくするため、晴れた日の午前中に植えます。深植えにならないよう気をつけてください。植えたらホットキャップをかぶせ、つるが伸びてきたら外します。本葉が3.5枚を大きく超えた苗は、ポットの中で根が回って老化しており、植えたあとの伸びがよくありません。畑の準備が遅れないようにしてください。
プランターの場合 — つるが伸びるので広い面積が要りますが、ミニカボチャならプランターに支柱を立て、ネットに誘引して実を成らせられます。地這いにする場所が無い場合の逃げ道になります。
整枝
家庭菜園では、親づるを本葉4〜5枚で摘芯して子づる2〜3本を伸ばすやり方が扱いやすいです。子づるは3本までが有利で、4本以上にすると同じ時期に実が着きにくくなります。親づる1本仕立てにする方法もあります。実がつく前は他の子づる・孫づるをかき取り、実が着いたあとの側枝は基本的に伸ばすままにします。ただし勢いが強くて茂りすぎそうなら、本葉より上に出てくる側枝の先を止めてください。つるの整理は早めに行うのが要点です。ペポ種のツルなし種(ズッキーニ)は整枝が要りません。
人工授粉雌花が咲いた日の早朝
雄花の花粉を雌しべにつけます。着果を確実にするための作業で、天候が悪く虫の動きが鈍い時期ほど効きます。
追肥実が確実に着いて、にぎりこぶし大になった頃
つるの先のあたりに化成肥料をまきます。根が広く張っているので、株元に寄せて施す必要はありません。茎葉の育ちが小さいときは、それより早く、開花直前か開花期に施します。
- 化成肥料
- 1株あたり20〜30g(株元から40cm離して)
- 成分量で見る場合
- 10㎡あたりチッソ成分で30〜40g
玉直し収穫の10日前
地面に接していた面は日が当たらず色が抜けています。収穫の10日ほど前に実を回して、その面を上に向けておくと、全体の色がそろいます。
収穫
西洋種は開花から40〜45日ほど経ち、果梗(実とつるをつなぐ軸)のコルク化が実の際まで進んだら穫ります。縦にひび割れが始まったばかりの段階はまだ早く、そこからさらに進んで実の付近まで及んだ状態が適期です。日本種は開花から25〜30日で品種特有の色になり、果皮がやや褐色を帯びて白い粉をふいたようになった頃です。ズッキーニは開花から4〜7日、長さ20cm・太さ3〜4cmで穫ります。
- 西洋種
- 開花後40〜45日。果梗のコルク化が実の際まで及んだ頃
- 日本種
- 開花後25〜30日。果皮が褐色を帯びて白い粉をふく
- ズッキーニ
- 開花後4〜7日。長さ20cm・太さ3〜4cm
キュアリングと追熟収穫後7〜10日
風通しのよい日陰に7〜10日置きます。果梗の切り口を乾かしてカビの侵入を防ぎ、腐るのを止めるための作業です。カボチャは穫ったばかりだとデンプンが多くて甘くありません。置いておくうちにデンプンが糖に変わって甘くなります。ただし置き場所の温度が高いとデンプンが早く減り、皮の色も抜けてしまうので、必要以上に温めず、日数も延ばしすぎないでください。「冬至カボチャ」と言われるほど貯蔵性が高いのは、この処理があってのことです。
よくある失敗と防ぎ方
| 起きること | 原因 | 防ぎ方 |
|---|---|---|
| つるばかり茂って実がつかない(つるぼけ) | 窒素が多い。前作の肥料が残っている畑も同じ。葉が大きくなって実が着かなくなる | 元肥を控えめにする。カボチャは肥料を吸う力が強いので与えすぎない |
| 実がつかない | 受粉できていない | 雌花が咲いた日の早朝に人工授粉する |
| 実が同じ時期にそろって着かない | 子づるを4本以上に増やした | 子づるは3本までにとどめる |
| 定植後の伸びが悪い | 苗が育ちすぎて、ポットの中で根が回っていた | 12cmポットなら育苗30日・本葉3.5枚を目安に植える |
| 穫ったのに甘くない | 収穫が早すぎた。または追熟させていない | 果梗のコルク化を確かめてから穫り、風通しのよい日陰で7〜10日置く |
| 葉に白い粉がふく(うどんこ病) | 雨が少なく乾燥ぎみの天気が続いた | 初期のうちにしっかり防除する |
| 茎葉が腐る(疫病) | 水はけが悪い、長雨が続いた | 水はけをよくする。マルチや敷きワラで泥のはね上がりを防ぐ |
| 苗が徒長する | 1ポットに複数まいたまま育てた | 12cmポットに3粒まき、本葉1枚の頃に生育のよいものを残して1本にする。そのまま本葉4〜5枚まで育ててから植える |
主な病気と害虫
カボチャの育て方の出典
ここに書いた数値と時期は、次の資料で確かめています。
- カボチャの育て方・栽培方法(失敗しない栽培レッスン)サカタのタネ 園芸通信
- カボチャ栽培マニュアルタキイ種苗
- カボチャ 強健で育てやすい(あなたもチャレンジ!家庭菜園)JAあつぎ
- 農家が教えるカボチャの育て方 家庭菜園初心者でも簡単!マイナビ農業
- ウリハムシとは? 特徴や発生しやすい時期、防除方法までマイナビ農業
栄養成分
可食部100gあたり / 野菜類/(かぼちゃ類)/西洋かぼちゃ/果実/生
- エネルギー
- 78kcal
- たんぱく質
- 1.2g
- 脂質
- 0.2g
- 炭水化物
- 17.0g
- 食物繊維総量
- 3.5g
- カリウム
- 430mg
- カルシウム
- 22mg
- 鉄
- 0.4mg
- ビタミンK
- 37µg
- 葉酸
- 42µg
- ビタミンC
- 43mg
- 食塩相当量
- 0g
「Tr」は微量、「(0)」は推定値としてのゼロ、「-」は未測定を表します。
出典: 日本食品標準成分表(八訂)増補2023年(文部科学省・食品番号 06048)
カボチャをよく買う地域
2023年(令和5年)~2025年(令和7年)平均 / 全国平均 3.4 kg / 統計での品目名: かぼちゃ
この数字は1人当たりではありません。二人以上の世帯1世帯あたりが1年間に買った量です。調べているのは都道府県全体ではなく、 県庁所在市と政令指定都市の52市。 買った量なので、自分で育てて食べた分や、外食で食べた分は入っていません。
少ない側(52市中の下位3市)
出典: 家計調査 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング(総務省統計局)
カボチャの品種
18品種。カードを押すと特徴と栽培カレンダーが見られます。
- 勝間南瓜こつまなんきん大阪府1kgに満たない小型の日本かぼちゃ。表面に深い溝が入り、ごつごつした見た目になる。収穫は7月から8月にあたる。
- えびすタキイ種苗の西洋カボチャで、日本の家庭菜園と産地の両方で長く使われてきた代表品種。着果と肥大性にすぐれる多収種で、果重1.7〜1.9kgによくそろう。果形は扁円球、果皮は濃緑色にちらし斑が入る。果肉は濃黄色で厚く、肉質は粘質で食味がよい。交配後45〜50日で収穫期を迎える。収穫の判断はヘタ(果梗)のコルク化で行う。
- 栗えびすくりえびすタキイ種苗のえびす系カボチャ。甲高い果形で果ぞろいがよく、果皮は濃緑色に淡緑のちらし斑が入って外観が美しい。果重は1.3〜1.5kg程度。果肉は濃黄色で厚く、粉質でホクホクした食味。強勢で低温期のつる伸びがよい。交配後42〜47日で完熟期を迎える。受粉日を札に書いて残しておくと、穫りどきを外しにくい。
- 坊ちゃんぼっちゃん重さ500g前後の手のひらサイズのミニカボチャ。普通のカボチャを若採りしたものではなく、最初から小さく実るように育成された別の品種にあたる。縦に筋のようなくぼみが入る。強粉質と呼ばれるホクホクタイプで甘みが強く、カロテンが多い。開花後40〜45日で穫れる早生種。黒緑の「坊ちゃん」のほか、皮が赤い「赤い坊ちゃん」、白い「白い坊ちゃん」がある。
- 白雪しらゆき白皮の西洋カボチャ。皮が白いのが最大の特徴で、切ると中は普通のカボチャと同じ濃い黄色。貯蔵性が高い系統が多く、置くほどに甘みが増す。育成元が公開している詳しい品種特性は確認できていないため、果重や収穫日数はここでは記載しない。
- バターナッツひょうたん型をした西洋カボチャ。細くくびれた上部には種がなく果肉だけが詰まっているため、皮をむいて切るだけで使える。果肉はねっとりとして甘みが強く、繊維が少ないのでポタージュにすると特になめらかになる。日本の黒皮栗かぼちゃとは食感がまったく違う。
- 宿儺かぼちゃすくなかぼちゃ岐阜県岐阜県高山市の丹生川地区で作られてきた日本カボチャ。長さ50cm前後、重さ2〜3kgにもなる細長い形が特徴で、見た目からは想像しにくいが果肉はホクホクして甘みが強い。すじが少なく煮崩れしにくい。名は地域に伝わる伝説の人物「両面宿儺(りょうめんすくな)」に由来する。
- ロロンタキイ種苗の、果形と食味で差別化を狙った品種。ラグビーボール形の果実は1.8〜2kg程度の大玉になり、果皮は濃緑でちらし斑が入る。上品な甘さとなめらかな舌ざわりで食味が特にすぐれる。大葉で強勢だが、低い節位から雌花が着くので着果が安定する。
- 鹿ヶ谷かぼちゃししがたにかぼちゃ京都府京の伝統野菜ひょうたん型にくびれる日本カボチャ。江戸時代から京都で作られてきた京の伝統野菜で、粘質でねっとりとした食感になり煮崩れしにくい。西洋カボチャのようなホクホク感はなく、だしを含ませる炊き合わせに向く。
- 小菊かぼちゃこぎくかぼちゃ奈良県大和野菜菊の花のような深い溝が入る小型の日本カボチャ。大和の伝統野菜で、飾り切りにすると溝がそのまま形になるため料理店で好まれる。粘質でだしをよく含む。
- 打木赤皮甘栗うつぎあかがわあまぐり石川県加賀野菜鮮やかな朱色の皮を持つ加賀野菜。果肉は粘質でやわらかく、皮ごと調理して色を活かす。加熱しても朱色が残るので、煮物にすると彩りになる。
- 雪化粧ゆきげしょう白皮の西洋カボチャ。貯蔵性が非常に高く、冬を越えて食べられるほど日持ちする。置くほどにでんぷんが糖に変わって甘みが増すため、収穫してすぐより、しばらく置いてからのほうがおいしい。
- コリンキー未熟果を生で食べるために作られたカボチャ。皮ごと薄切りにでき、サラダや浅漬けにする。完熟させるカボチャとは収穫の考え方が正反対で、若いうちに穫るのが前提。果皮は鮮やかな黄色。
- そうめんかぼちゃ茹でると果肉が糸状にほぐれるペポカボチャ。麺のような見た目からこの名がある。金糸瓜(きんしうり)とも呼ばれる。三杯酢や和え物にして、独特の歯ざわりを楽しむ。
- 春日ぼうぶらかすがぼうぶら熊本県熊本の伝統野菜で、ひょうたん形の日本カボチャ。「ぼうぶら」はポルトガル語でカボチャを指す語に由来するとされる古い呼び名。粘質でだしをよく吸う。
- くり将軍くりしょうぐんトキタ種苗の西洋カボチャ。果重2kg前後の大果が、2番果・3番果でも着果後50〜55日で収穫できる早生・多収の品種。果面の条溝は目立たず艶がある。果肉は粉質で食味にすぐれ、肉厚が均等で切断面が褐変しにくいため加工にも向く。改良型の「くり将軍ネオ」もあり、こちらは果重2〜2.5kg中心にそろい、花痕部が小さく安定する。
- 黒皮栗かぼちゃくろかわくりかぼちゃ「黒皮栗かぼちゃ」は特定の品種の名前ではなく、濃い黒緑色の果皮に黄色くホクホクした果肉を持つ西洋カボチャのグループを指す呼び名。えびす、くり将軍、雪化粧(白皮)などはいずれもこのグループに属する。日本のカボチャ売り場で「かぼちゃ」として売られているものの多くがこれにあたる。粘質でだしを含ませる日本カボチャとは、味も使い方も異なる。
- 菊座かぼちゃきくざかぼちゃ果実に深い縦の溝が入り、上から見ると菊の花に見えることからこの名がある日本カボチャ。江戸時代から各地で作られてきた古いカボチャで、地域ごとに少しずつ違う系統が残っている。果肉は粘質でねっとりとし、西洋カボチャのようなホクホク感はない。だしをよく含むので、含め煮や炊き合わせに向く。
