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果菜類

スイカ

アフリカ原産のつる性作物。外から熟し具合が全く分からず、追熟もできないため、受粉日の記録と積算温度が最も役に立つ野菜。

むずかしい
育てやすさ
広さが要る
プランター
20〜30
生育適温
31品種
登録品種

Citrullus lanatus原産 アフリカ

すいか / 西瓜ウリ科

栽培カレンダー

タネまき 3〜5月 / 植え付け 4〜6月 / 収穫 7〜8月

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまき
1月はタネまきの時期ではありません
2月はタネまきの時期ではありません
3月はタネまきの時期です
4月はタネまきの時期です
5月はタネまきの時期です
6月はタネまきの時期ではありません
7月はタネまきの時期ではありません
8月はタネまきの時期ではありません
9月はタネまきの時期ではありません
10月はタネまきの時期ではありません
11月はタネまきの時期ではありません
12月はタネまきの時期ではありません
植え付け
1月は植え付けの時期ではありません
2月は植え付けの時期ではありません
3月は植え付けの時期ではありません
4月は植え付けの時期です
5月は植え付けの時期です
6月は植え付けの時期です
7月は植え付けの時期ではありません
8月は植え付けの時期ではありません
9月は植え付けの時期ではありません
10月は植え付けの時期ではありません
11月は植え付けの時期ではありません
12月は植え付けの時期ではありません
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期ではありません
7月は収穫の時期です
8月は収穫の時期です
9月は収穫の時期ではありません
10月は収穫の時期ではありません
11月は収穫の時期ではありません
12月は収穫の時期ではありません

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

地域別の作型

上のカレンダーは一般地を想定した目安です。 暖地と寒冷地では作業の時期が1〜2か月ずれます。

寒冷地東北・北海道・高冷地

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作型

一般地関東〜近畿の平野部

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作型

暖地九州・四国・南関東の平野部

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作型
タネまき植え付け収穫

品種によってさらに前後します。正確な時期は種袋の作型図をご確認ください。
出典: 栽培暦(失敗しない栽培レッスン)サカタのタネ 園芸通信

スイカの育て方

土づくりから収穫までの手順を、量と時期の数値つきでまとめています。 露地栽培を想定した目安です。

スイカ栽培の前提

好む環境
高い気温と強い光。日当たりのよい畑
土質は選ばないが、水はけがよいことが条件
肥料
元肥の窒素が多いとつるができすぎて着果が悪くなる
連作
つる割病が出るため4〜5年空けるか、接ぎ木栽培にする
発芽までの日数
約4日(25〜30℃を保った場合)
育苗日数
40〜45日。本葉4〜5枚で定植
定植できる気温
晩霜の心配がなく、最低気温10℃以上・最低地温15℃以上になってから
受粉に必要な夜温
最低15℃以上
収穫までの日数
大玉は開花後45〜50日、小玉は35〜40日
収穫までの積算温度
大玉は約1000℃、小玉は約800℃

品種の選び方

スイカは大きさ(大玉・小玉)、形(球形・楕円形)、外皮の縞の有無、地色(緑・黒・黄)、果肉の色(赤・黄、まれに奈良漬け用の白)と、組み合わせが多い野菜です。主流は大玉・球形・縞模様・赤肉です。収穫までの日数は品種で違うので、種袋で確認してください。大玉系は開花後45〜50日、小玉系は35〜40日が目安になります。日数だけでなく、開花後の積算温度でも判断できます。大玉で約1000℃、小玉で約800℃です。つる割病が心配な畑では、ユウガオ台木などに接いだ接ぎ木苗を使うと回避できます。

育て方の手順

  1. 種まきと育苗定植の40〜45日前

    ポット(9〜12cm)に直径4〜5cm・深さ1cmほどの穴を掘り、3〜4粒まいて土をかけ、軽く押さえて水をやります。発芽までは25〜30℃を保ってください。4日ほどで発芽します。本葉1〜2枚で2本に間引き、本葉2〜3枚で1本立ちにします。

    まき穴
    直径4〜5cm・深さ約1cm
    保温
    25〜30℃(発芽まで)
    定植適期
    本葉4〜5枚
  2. 土づくり定植の2週間以上前

    苦土石灰を施して耕します。水はけのよさが条件になる野菜なので、ここで土をよくほぐしておきます。

    苦土石灰
    1㎡あたり約100g
  3. 元肥を入れて床を作る定植の1週間前

    畝の中の定植場所に堆肥と元肥をまいて耕し、床を作って黒のポリマルチを張ります。元肥の窒素が多いとつるばかり伸びて実がつかなくなるので、控えめにしてください。マルチは保温と雑草抑えに効きます。日本ではスイカを梅雨をまたいで夏に穫るため、マルチに加えてトンネルで雨と寒さを防ぐと結果が安定します。雨を避けると実が着きやすく、初期の太りもそろい、収穫前の裂果も減って糖度が上がります。

    堆肥
    1穴(40cm四方・深さ30cm)あたり約2kg
    化成肥料(N-P-K = 8-8-8)
    1穴あたり約50g
    元肥を成分量で見る場合
    10㎡あたりチッソ100〜150g・リン酸150〜200g・カリ100〜150g
  4. 定植晩霜の恐れがなくなり、最低気温10℃・最低地温15℃を超えてから

    一般地の露地なら5月上中旬、トンネルなら4月中下旬が目安です。本葉4〜5枚で根鉢が崩れず、株元から大きく厚い本葉が出ている苗が理想です。根付きをよくするため晴れた日の午前中に、根鉢を崩さないよう浅植えにして水をやります。晩霜の恐れがあるときはホットキャップをかぶせて保温し、恐れがなくなったら外します。

  5. 整枝

    家庭菜園の大玉なら、親づるを本葉5〜6枚で摘芯し、子づる4本を伸ばして2果穫るやり方が扱いやすいです。第1節から出た子づるは取り除きます。子づるの伸びに合わせてワラを敷き、絡まないよう配置します。第2雌花までの孫づるは摘み取ってください。株間は1mほどです。実が太っている間は整枝を控えて株の勢いを保ちますが、後半まで勢いが強すぎると実に空洞ができたり裂けたり、糖度が上がりにくくなるので、そのときは整枝します。小玉スイカは子づる4本で3果どりにし、畝幅300cm・株間60〜80cm、10㎡あたり4株が目安です。1番果を穫ったあと勢いが残っていれば2番果を着けて、合計6玉をねらえます。

  6. 人工授粉雌花が開いた日の朝9時頃までに

    各子づるの第2雌花が咲いたら受粉させ、日付を書いたラベルをつけます。この日付が収穫日の判断材料になるので、必ず記録してください。第1雌花は6〜8節につき、その後は7〜8節ごとに第2、第3の雌花がつきます。使うのはその日の朝に初めて咲いた雄花です。夕方に咲いている雄花は取り除いておきましょう。夜温が15℃を下回ると実が着きにくくなります。日照不足、窒素過多、高温、多湿で茎葉が軟弱に育っていると雌花の着きが悪く、落花も増えます。

  7. 摘果実が卵大になった頃

    長卵形のものを2果残します。第1果と第3果は変形果になりやすいので摘み取ります。

  8. 追肥子づるが50cmほど伸びた頃と、摘果を終えて着果を確認した頃

    つるの伸びと実の肥大に合わせて施します。2回目はつるの先のあたりにまきます。アミノ酸入りの液肥を実が着いてから定期的に与えると、太りと質が上がります。

    化成肥料
    1回あたり1株約50g
    成分量で見る場合
    10㎡あたりチッソ成分で30〜40g
  9. 玉直し開花から30日を過ぎた頃

    それまで日陰になっていた面に日が当たるよう、実を置き直します。色づきをそろえるための作業です。

  10. 収穫大玉は開花後45〜50日(積算約1000℃)、小玉は35〜40日(積算約800℃)

    授粉日のラベルがあれば日数で判断するのが最も確実です。日数は気温で前後するので、積算温度と合わせて見るとより確かです。ラベルがない場合は、手のひらでたたくと鈍い音がする、着果した節の巻きひげが半分ほど枯れている、といった目安があります。慣れるまでは、収穫前に1玉試しに切って熟れ具合を確かめてから残りを穫ってください。

よくある失敗と防ぎ方

起きること原因防ぎ方
つるばかり伸びて実がつかない元肥の窒素が多い元肥の窒素を控えめにする
雌花が着かない・花が落ちる夜温が15℃を下回った。日照不足、窒素過多、高温、多湿で茎葉が軟弱に育ったトンネルで夜温を確保する。窒素を控え、風通しを保つ
実が太る途中で急にしおれて枯れる(つる割病)連作による土壌病害治せないので抜いて処分し、その後4〜5年スイカを作らない。ユウガオ台木の接ぎ木で回避できる
実の中に空洞ができる・実が裂ける・甘くならない生育後半まで株の勢いが強すぎた後半に茂りすぎるようなら整枝する。雨よけをして水分の急変を抑える
実が変形する第1果や第3果を残した卵大のときに長卵形のものを2果選び、他は摘む
穫り時が分からない授粉日を記録していない人工授粉した日をラベルに書いてつけておく。慣れるまでは1玉試し切りする

主な病気と害虫

  • 病気つる割病最も警戒すべき病害。抜いて処分し、4〜5年空ける
  • 病気つる枯病茎に病斑ができる
  • 病気べと病葉に病斑が広がる
  • 害虫アブラムシ早めに防除する
  • 害虫ハダニ乾燥すると増える。被害が大きい

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栄養成分

可食部100gあたり / 果実類/すいか/赤肉種/生

エネルギー
41kcal
たんぱく質
0.3g
脂質
0g
炭水化物
9.5g
食物繊維総量
0.3g
カリウム
120mg
カルシウム
4mg
0.2mg
ビタミンK
0µg
葉酸
3µg
ビタミンC
10mg
食塩相当量
0g

「Tr」は微量、「(0)」は推定値としてのゼロを表します。
出典: 日本食品標準成分表(八訂)増補2023年文部科学省・食品番号 07077

主な産地

2024年産 / 全国 299,000 t / 統計での作物名: すいか

  1. 熊本県42,100 t14.1%
  2. 千葉県37,100 t12.4%
  3. 山形県29,600 t9.9%
  4. 鳥取県18,900 t6.3%
  5. 北海道18,500 t6.2%
  6. 新潟県16,200 t5.4%
  7. 長野県16,000 t5.4%
  8. 茨城県15,800 t5.3%
  9. 愛知県15,100 t5.1%
  10. 石川県12,700 t4.2%

出典: 作物統計調査 野菜生産出荷統計(2024年産)農林水産省

スイカの品種

31品種。カードを押すと特徴と栽培カレンダーが見られます。

収穫時期を積算温度で読む

スイカは外から熟し具合が分かりにくいため、受粉日からの積算温度で 収穫適期を判断できます。6品種が対応しています。