果菜類
トウガン
夏に穫れるのに「冬瓜」と書くのは、丸のまま冷暗所に置けば冬まで貯蔵できるため。淡白で煮物向き。1株から数個穫れ、大玉は10kgを超える。
- 夏
- 旬
- ふつう
- 育てやすさ
- 広さが要る
- プランター
- 22〜32℃
- 生育適温
- 2品種
- 登録品種
とうがん / 冬瓜・カモウリ ・ ウリ科
栽培カレンダー
タネまき 4〜5月 / 植え付け 5〜6月 / 収穫 7〜9月
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| タネまき | 1月はタネまきの時期ではありません | 2月はタネまきの時期ではありません | 3月はタネまきの時期ではありません | 4月はタネまきの時期です | 5月はタネまきの時期です | 6月はタネまきの時期ではありません | 7月はタネまきの時期ではありません | 8月はタネまきの時期ではありません | 9月はタネまきの時期ではありません | 10月はタネまきの時期ではありません | 11月はタネまきの時期ではありません | 12月はタネまきの時期ではありません |
| 植え付け | 1月は植え付けの時期ではありません | 2月は植え付けの時期ではありません | 3月は植え付けの時期ではありません | 4月は植え付けの時期ではありません | 5月は植え付けの時期です | 6月は植え付けの時期です | 7月は植え付けの時期ではありません | 8月は植え付けの時期ではありません | 9月は植え付けの時期ではありません | 10月は植え付けの時期ではありません | 11月は植え付けの時期ではありません | 12月は植え付けの時期ではありません |
| 収穫 | 1月は収穫の時期ではありません | 2月は収穫の時期ではありません | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期ではありません | 5月は収穫の時期ではありません | 6月は収穫の時期ではありません | 7月は収穫の時期です | 8月は収穫の時期です | 9月は収穫の時期です | 10月は収穫の時期ではありません | 11月は収穫の時期ではありません | 12月は収穫の時期ではありません |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
トウガンの育て方
土づくりから収穫までの手順を、量と時期の数値つきでまとめています。 露地栽培を想定した目安です。
トウガン栽培の前提
- 好む環境
- 暑さに強く生育旺盛。病気にも比較的強い
- 発芽適温
- 地温25〜30℃。発芽まで10日ほどかかる
- 畝
- 畝幅90cm・高さ15cm。水はけが悪ければ高めに
- 株間
- ミニ品種50cm、大型品種1m
- つるを伸ばす場所
- マルチの端から3m以上
- 肥料
- 多いとつるぼけする。前作の残肥にも注意
- 連作
- ウリ科を3〜4年作っていない畑を選ぶ
- 貯蔵
- 風通しのよい涼しい場所なら冬まで保つ
品種の選び方
トウガンは漢字で「冬瓜」と書きます。夏に穫れる野菜なのにこの名がついたのは、風通しのよい涼しい場所に置けば冬まで保存できるからです。品種は大きさで分かれ、沖縄とうがんのような大型種は1個10kg近くになるものもあります。家庭菜園ならミニトウガンが扱いやすく、株間50cmで済むうえ支柱に絡ませた立体栽培もできます。大型種は株間1mが要ります。栽培自体は暑さに強く病気も少ないので難しくありませんが、つるが伸びるので場所は要ります。この作物でいちばん難しいのは発芽です。十分な温度があっても10日ほどかかるので、途中で諦めないでください。
育て方の手順
土づくり植え付けの2週間前
ウリ科を3〜4年作っていない畑を選びます。堆肥と苦土石灰を入れて耕し、植え付け前に化成肥料を施して畝を立てます。畝幅90cm・高さ15cmが目安で、水はけの悪い畑ではもう少し高くします。マルチを張ると雑草を抑え、地温と土の水分を保てます。つるを伸ばす方向を決めてから畝を作り、マルチの端から3m以上のスペースを確保しておいてください。
- 堆肥
- 1㎡あたり約3kg
- 苦土石灰
- 1㎡あたり約100g
- 化成肥料
- 1㎡あたり約80g
種まきと育苗
直径10〜12cmのポットに培土を入れ、深さ1.5cmほどにまきます。発芽には地温25〜30℃が要るので、気温が足りないときはビニールトンネルで保温してください。発芽まで10日ほどかかるので、出てこなくても慌てず、その間乾かさないように管理します。
- まき穴の深さ
- 約1.5cm
- 発芽適温
- 地温25〜30℃
- 発芽まで
- 約10日
定植
ミニ品種は株間50cm、大型品種は株間1mで植えます。つるを伸ばす方向を決めて配置してください。
- 株間
- ミニ50cm、大型1m
プランターの場合 — ミニトウガンならプランターと支柱で立体栽培ができます。
整枝と人工授粉
親づるを本葉5〜6枚で摘芯し、子づるを3〜4本伸ばします。雌花が咲いたら朝のうちに人工授粉すると確実に実が着きます。
追肥実が着いてから
実が着いたのを確認してから施します。早く効かせるとつるばかり伸びて実が着きません。トウガンは肥料が多いとつるぼけしやすい作物です。
収穫と貯蔵
品種ごとの大きさになったら、果梗を残して切り取ります。表面の白い粉がふいた頃が完熟の目安です。風通しのよい涼しい場所に置けば、冬まで保存できます。
よくある失敗と防ぎ方
| 起きること | 原因 | 防ぎ方 |
|---|---|---|
| 花は咲くが実が着かない(つるぼけ) | 肥料が多い。前作の肥料が残っている畑でも起きる | 元肥を控えめにする。追肥は実が着いてから |
| 芽が出てこない | 地温が足りない。またはもともと発芽まで10日かかる作物 | 地温25〜30℃を確保する。10日は待つ。その間乾かさない |
| 場所が足りなくなる | つるが3m以上伸びる | つるを伸ばす方向を決めてから畝を作る。ミニ品種なら立体栽培にする |
| 貯蔵中に腐る | 傷が付いている。または置き場所が暖かい | 果梗を残して切り、風通しのよい涼しい場所に置く |
主な病気と害虫
- 病気うどんこ病乾燥ぎみで出る
- 害虫アブラムシウイルス病を媒介する
- 害虫ウリハムシ苗のうちに葉を食べる。防虫ネットで守る
このページの出典(複数の情報源を突き合わせています)
- トウガン(野菜のビギナーズマニュアル)(トーホク)
- カボチャ栽培マニュアル(タキイ種苗)
トウガンの品種
2品種。カードを押すと特徴と栽培カレンダーが見られます。