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カボチャの品種

菊座かぼちゃ

果実に深い縦の溝が入り、上から見ると菊の花に見えることからこの名がある日本カボチャ。江戸時代から各地で作られてきた古いカボチャで、地域ごとに少しずつ違う系統が残っている。果肉は粘質でねっとりとし、西洋カボチャのようなホクホク感はない。だしをよく含むので、含め煮や炊き合わせに向く。

きくざかぼちゃ

ほかの品種と何が違うのか

深い溝が菊の花に見える、江戸期からの日本カボチャの代表的な形。

この品種が生まれた理由

西洋カボチャが入ってくる前、日本でカボチャといえばこの菊座型の日本カボチャを指した。粉質でホクホクした西洋カボチャが主流になったあとは市場からほとんど姿を消し、いまは伝統野菜として各地に残る系統が作られている。同じ菊座型でも産地ごとに名前が違うため、地域の在来種として扱われることが多い。

味と食感

粘質でねっとりとした食感。甘みは控えめで、だしの味を含ませて食べる。長く炊いても煮崩れしにくいので、形を残す料理に向く。

菊座かぼちゃを育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどカボチャに共通する基本はカボチャのページを参照してください。

  • 在来種や伝統野菜のため、市販の種が出回りにくい。産地の直売所や地域の種苗店が主な入手先になる。
  • 深い溝が出るまで置く。溝が浅いうちは未熟にあたる。
  • 日本カボチャなので高温多湿に強い。梅雨のある土地でも作りやすい。

収穫適期の見分け方

  • 深い溝がはっきり出て、果皮に白い粉が出てきたら穫る。
  • 果梗(へた)が縦にひび割れ、コルクのように白く乾いてきたら成熟のサインにあたる。
  • 日本カボチャなので、西洋カボチャほど長い追熟は要らない。

保存と食べ方

含め煮、炊き合わせ、あんかけが定番。ホクホクを求める料理には向かない。

よくある失敗

  • 西洋カボチャの感覚で食べると「甘くない」と感じる。日本カボチャは粘質とだしの含みが持ち味。

地域別の作型

カボチャの一般的な作型を表示しています。 暖地と寒冷地では作業の時期が1〜2か月ずれます。 品種によってさらに前後するので、正確な時期は種袋の作型図を確かめてください。

寒冷地東北・北海道・高冷地

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作型

一般地関東〜近畿の平野部。種袋では中間地と書かれる

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作型

暖地九州・四国・南関東の平野部

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作型
タネまき植え付け収穫

品種によってさらに前後します。正確な時期は種袋の作型図をご確認ください。
出典: カボチャの育て方・栽培方法(失敗しない栽培レッスン)(サカタのタネ 園芸通信)

栽培カレンダー

カボチャの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまき
1月はタネまきの時期ではありません
2月はタネまきの時期ではありません
3月はタネまきの時期です
4月はタネまきの時期です
5月はタネまきの時期です
6月はタネまきの時期です
7月はタネまきの時期ではありません
8月はタネまきの時期ではありません
9月はタネまきの時期ではありません
10月はタネまきの時期ではありません
11月はタネまきの時期ではありません
12月はタネまきの時期ではありません
植え付け
1月は植え付けの時期ではありません
2月は植え付けの時期ではありません
3月は植え付けの時期ではありません
4月は植え付けの時期です
5月は植え付けの時期です
6月は植え付けの時期です
7月は植え付けの時期ではありません
8月は植え付けの時期ではありません
9月は植え付けの時期ではありません
10月は植え付けの時期ではありません
11月は植え付けの時期ではありません
12月は植え付けの時期ではありません
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期ではありません
7月は収穫の時期です
8月は収穫の時期です
9月は収穫の時期です
10月は収穫の時期ではありません
11月は収穫の時期ではありません
12月は収穫の時期ではありません

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

カボチャのほかの品種

17品種。果実の大きさや産地で見比べられます。