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カボチャの品種

雑司ヶ谷かぼちゃ

  • 東京都
  • 豊島区

東京黒皮南瓜のこととみられる黒皮のカボチャ。極早生で、富津南瓜より1週間ほど早く実が付く。その早さは富津南瓜でも及ばず、富津の産地でも原種として使われていたという記録がある。

ぞうしがやかぼちゃ

ほかの品種と何が違うのか

富津南瓜より1週間ほど早く実が付く。促成用として富津でも原種に使われた。

この品種の要点

熟期
極早生
産地
東京都 / 豊島区

この品種が生まれた理由

明治30年代には、北豊島郡の南瓜の主産地として雑司ヶ谷村を含む「高田村」が紹介されており(北豊島郡農業志料)、郡内でも有数の産地だった。「昭和八年度全国種苗商案内」には、東京黒皮南瓜は富津南瓜の大量生産に押されて勢いを失っているが、原産地の適した土地で作るものはやはり促成用として最高の特徴を持つ、富津南瓜より約1週間は早く実が付く極早生で、富津でもこの特徴には及ばず、富津南瓜の産地でもいまなお東京黒皮南瓜を原種として用いている、と書かれている。板橋・長崎に近い雑司ヶ谷地域は、昭和の初めまで、内藤南瓜とともに黒皮南瓜の特産地だった。

味と食感

日本カボチャらしい、ねっとりとした果肉。煮ものに向く。

雑司ヶ谷かぼちゃを育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどカボチャに共通する基本はカボチャのページを参照してください。

  • 極早生にあたる。促成向きの性質を持つ。
  • 原産地に近い土地で作ってこそ性質が出る、と当時の資料は書いている。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 極早生なので、容器でも早くから実が付く。支えを先に用意しておく。
  • 黒皮は日焼けしにくいが、ネットで吊ると形が整いやすい。

収穫適期の見分け方

  • 極早生なので、ほかのカボチャより1週間ほど早く実が付く。
  • へたがコルク化して筋が入ったら穫りどき。

保存と食べ方

風通しのよい冷暗所に置く。黒皮は傷が目立ちにくいが、ぶつけると傷む。

よくある失敗

  • いまはほとんど作られておらず、種の入手先が限られる。
  • 西洋カボチャのような粉質を期待すると合わない。日本カボチャにあたる。

地域別の作型

カボチャの一般的な作型を表示しています。 暖地と寒冷地では作業の時期が1〜2か月ずれます。 品種によってさらに前後するので、正確な時期は種袋の作型図を確かめてください。

寒冷地東北・北海道・高冷地

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作型

一般地関東〜近畿の平野部。種袋では中間地と書かれる

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作型

暖地九州・四国・南関東の平野部

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作型
タネまき植え付け収穫

品種によってさらに前後します。正確な時期は種袋の作型図をご確認ください。
出典: カボチャの育て方・栽培方法(失敗しない栽培レッスン)(サカタのタネ 園芸通信)

栽培カレンダー

カボチャの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
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タネまきなしなしありありありありなしなしなしなしなしなし
植え付けなしなしなしありありありなしなしなしなしなしなし
収穫なしなしなしなしなしなしありありありなしなしなし

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

このページの出典

カボチャのほかの品種

19品種。果実の大きさや産地で見比べられます。