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ブドウの品種

ナイアガラ

緑白色の小粒のブドウ。アメリカ原産で、独特の強い香り(フォクシー・フレーバー)を持つ。生食のほかジュースやワインにも使われる。寒さに強く、北海道や長野の寒冷地でも育つ。皮ごと口に入れて果肉を押し出して食べる。

ほかの品種と何が違うのか

独特の強い香りを持つアメリカ系。寒さに強く寒冷地でも育つ。

どれだけ作られているか

全国の栽培面積 251.4ha2023年産

  1. 北海道132.2 ha52.6%
  2. 岩手県34.4 ha13.7%
  3. 長野県28 ha11.1%
  4. 山形県20.8 ha8.3%
  5. 秋田県20.3 ha8.1%

上位5都道府県まで。統計での品種名は「ナイアガラ」です。
出典: 特産果樹生産動態等調査 果樹品種別生産動向調査(農林水産省)

この品種が生まれた理由

ブドウには欧州系(ヴィニフェラ)とアメリカ系(ラブルスカ)があり、香りの質が違う。アメリカ系の独特の香りは「フォクシー・フレーバー」と呼ばれ、好き嫌いが分かれる。ナイアガラはその代表で、日本ではジュースの香りとして親しまれている。寒さに強いのもアメリカ系の特徴にあたる。

味と食感

独特の強い香りがあり、甘みも酸味もはっきりしている。皮ごと口に入れて果肉を押し出して食べる。ジュースにすると香りが際立つ。

ナイアガラを育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどブドウに共通する基本はブドウのページを参照してください。

  • 落葉後の冬に剪定する。春に切ると切り口から樹液があふれて止まらなくなる。
  • 寒さに強く、寒冷地でも育つ。欧州系より病気にも強い。
  • 雨に当たると病気が出やすい。棚の上に屋根をかけるか、房に袋をかける。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 寒さに強いので、鉢を屋外に置いたまま冬を越せる地域が広い。容量20L以上を使う。
  • 香りが強い品種にあたる。鉢をベランダに置くと収穫期に香りが立つ。
  • 落葉後の冬に剪定する。春に切ると切り口から樹液が出続けて止まらない。

収穫適期の見分け方

  • 黄緑色になり、独特の強い香りが立ってきたら穫る。香りが穫りどきの目安になる。
  • 房の先端まで色が回ってから穫る。
  • 袋をかけている場合は、外して1粒食べて確かめる。ブドウは穫ってから甘くならない。

保存と食べ方

生食のほか、ジュースやワインに。香りが強いので加工しても残る。

よくある失敗

  • 独特の香りは好みが分かれる。欧州系のマスカット香とはまったく違う。

栽培カレンダー

ブドウの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
植え付け
1月は植え付けの時期ではありません
2月は植え付けの時期ではありません
3月は植え付けの時期です
4月は植え付けの時期ではありません
5月は植え付けの時期ではありません
6月は植え付けの時期ではありません
7月は植え付けの時期ではありません
8月は植え付けの時期ではありません
9月は植え付けの時期ではありません
10月は植え付けの時期ではありません
11月は植え付けの時期です
12月は植え付けの時期です
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期ではありません
7月は収穫の時期ではありません
8月は収穫の時期です
9月は収穫の時期です
10月は収穫の時期です
11月は収穫の時期ではありません
12月は収穫の時期ではありません

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

ブドウのほかの品種

8品種。果実の大きさや産地で見比べられます。