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ウメの品種

南高

  • 和歌山県
  • みなべ町

梅干し用の最高級品種。果肉が厚く種が小さい。皮がやわらかく、漬けると口当たりがよい。明治期に高田貞楠氏が見つけた大果の梅が元で、昭和25年に和歌山県立南部高校の生徒と教師が調査してこの系統を優良と判定した。南部高校の「南」と高田の「高」から「南高」と名付けられ、昭和40年に登録された。

なんこう

1本では実がつきません。開花期の合う別の品種を近くに植えてください。

1本で実がなる果樹の一覧 もあります。

おすすめ

ほかの品種と何が違うのか

名は「南部高校」と「高田」から。高校の調査で優良と判定された品種にあたる。

この品種の要点

産地
和歌山県 / みなべ町

どれだけ作られているか

全国の栽培面積 4,603.3ha2023年産

  1. 和歌山県4,217.7 ha91.6%
  2. 三重県87 ha1.9%
  3. 大分県71.8 ha1.6%
  4. 群馬県64.7 ha1.4%
  5. 奈良県33.4 ha0.7%

上位5都道府県まで。統計での品種名は「南高」です。
出典: 特産果樹生産動態等調査 果樹品種別生産動向調査(農林水産省)

この品種が生まれた理由

南高梅の名は、和歌山県立南部高校の生徒と教師が5年かけて梅の品種を調査し、高田貞楠氏の梅を優良と判定したことに由来する。学校の調査活動が品種名に残っている珍しい例にあたる。果肉が厚く種が小さいので、漬けたときに食べられる部分が多くなる。

味と食感

果肉が厚く種が小さいので、梅干しにしたときの食べごたえがある。皮がやわらかく口当たりがよい。梅酒や梅シロップにも使える。

南高を育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどウメに共通する基本はウメのページを参照してください。

  • ウメは1品種だけでは実がつきにくいものが多い。開花期の合う別品種を近くに植える。
  • 梅干しにするなら黄色く熟してから、梅酒にするなら青いうちに穫る。
  • 落葉後の冬に剪定する。前年に伸びた短い枝に花が付く。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 容量20L以上の鉢を使う。ウメは深く根を張るので浅い容器では育たない。
  • 花粉が少ないので受粉樹が要る。鉢で2品種を並べるか人工授粉する。
  • 落葉後の冬に剪定する。

収穫適期の見分け方

  • 梅酒や梅シロップにするなら青いうちに穫る。梅干しにするなら黄色く熟してから穫る。
  • 実が大きく落ちやすい。完熟を待ちすぎると地面で傷む。
  • 青梅の種には天然の毒性成分がある。生でかじらない。

保存と食べ方

梅干し、梅酒、梅シロップに。青いうちに穫るか、黄色く熟してから穫るかで用途が変わる。

よくある失敗

  • 青梅の種(仁)には天然の毒性成分が含まれる。生でかじらず、漬ける・煮るなどの加工をしてから食べる。
  • 1品種だけでは実がつきにくい。受粉樹が要る。
  • 実が大きく落ちやすい。完熟を待ちすぎると地面で傷む。

栽培カレンダー

ウメの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
植え付け
1月は植え付けの時期です
2月は植え付けの時期です
3月は植え付けの時期です
4月は植え付けの時期ではありません
5月は植え付けの時期ではありません
6月は植え付けの時期ではありません
7月は植え付けの時期ではありません
8月は植え付けの時期ではありません
9月は植え付けの時期ではありません
10月は植え付けの時期ではありません
11月は植え付けの時期です
12月は植え付けの時期です
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期です
7月は収穫の時期です
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期ではありません
10月は収穫の時期ではありません
11月は収穫の時期ではありません
12月は収穫の時期ではありません

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

このページの出典

ウメのほかの品種

5品種。果実の大きさや産地で見比べられます。