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サクランボの品種

佐藤錦

  • 山形県

山形県東根市の佐藤栄助氏が「黄玉」と「ナポレオン」を交配して育成した品種。国内のサクランボの代表にあたる。糖度が高く酸味とのつり合いがよい。日持ちせず、穫って数日で味が落ちる。自家不和合性なので、受粉樹が別に要る。

さとうにしき

1本では実がつきません。開花期の合う別の品種を近くに植えてください。

紅秀峰とは互いに受粉できないとされる。

組み合わせる品種:ナポレオン高砂

1本で実がなる果樹の一覧 もあります。

おすすめ

ほかの品種と何が違うのか

国内のサクランボの代表。日持ちせず、穫って数日で味が落ちる。

この品種の要点

産地
山形県

どれだけ作られているか

全国の栽培面積 2,289.3ha2023年産

  1. 山形県1,983.7 ha86.7%
  2. 北海道141.2 ha6.2%
  3. 山梨県103.5 ha4.5%
  4. 秋田県60.9 ha2.7%

上位4都道府県まで。統計での品種名は「佐藤錦」です。
出典: 特産果樹生産動態等調査 果樹品種別生産動向調査(農林水産省)

この品種が生まれた理由

サクランボは自家不和合性で、1品種だけでは実がならない。しかも品種の組み合わせによっては受粉しないので、開花期が合いかつ相性のよい品種を選ぶことになる。ナポレオンが受粉樹として使われるのはこのためにあたる。加えて収穫期の雨で実が割れるため、産地では雨よけの屋根をかける。

味と食感

糖度が高く、酸味とのつり合いがよい。果肉がやわらかく果汁が多い。日持ちしないので、穫ってすぐが最もおいしい。

佐藤錦を育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどサクランボに共通する基本はサクランボのページを参照してください。

  • サクランボは自家不和合性で、1品種だけでは実がならない。開花期の合う受粉樹が要る。
  • 収穫期の雨で実が割れる(裂果)。産地では雨よけの屋根をかける。
  • 熟すと鳥に食べられる。ネットをかけないと収穫前になくなることがある。
  • 受粉樹が要る。ナポレオンなど開花期の合う品種を近くに植える。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 容量20L以上の鉢を使う。矮性台木の苗を選ぶ。
  • 受粉樹が要る。ナポレオンなど開花期の合う品種を並べて置く。
  • 雨に当たると実が割れる。収穫期は鉢を軒下へ移す。

収穫適期の見分け方

  • 全体が赤く色づき、軸の近くまで色が回ったら穫る。
  • 日持ちしないので、穫って数日で食べる。
  • 雨に当たると割れる。色づいたら早めに穫る。

保存と食べ方

日持ちしない。穫ったその日か翌日に食べる。冷やしすぎると味がぼやける。

よくある失敗

  • 1品種だけでは実がならない。受粉樹が要る。
  • 収穫期に雨が当たると実が割れる。雨よけが要る。
  • 鳥に食べられる。ネットをかける。

栽培カレンダー

サクランボの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
植え付け
1月は植え付けの時期です
2月は植え付けの時期です
3月は植え付けの時期です
4月は植え付けの時期ではありません
5月は植え付けの時期ではありません
6月は植え付けの時期ではありません
7月は植え付けの時期ではありません
8月は植え付けの時期ではありません
9月は植え付けの時期ではありません
10月は植え付けの時期ではありません
11月は植え付けの時期です
12月は植え付けの時期です
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期です
6月は収穫の時期です
7月は収穫の時期です
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期ではありません
10月は収穫の時期ではありません
11月は収穫の時期ではありません
12月は収穫の時期ではありません

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

サクランボのほかの品種

5品種。果実の大きさや産地で見比べられます。