サクランボの品種
紅きらり
- 山形県
山形県農業総合研究センターが「レーニア」に「コンパクトステラ」を交配して育成し、2008年に品種登録した。自家和合性なので、自分の花粉で実がなる。1本で穫れる数少ないサクランボにあたる。果重約9g、糖度は約19%と高い。収穫は6月中〜下旬。
べにきらり
ほかの品種と何が違うのか
自家和合性。1本で実がなる数少ないサクランボにあたる。
この品種の要点
- 果重
- 約9g
- 糖度
- 約19度
- 育成元
- 山形県農業総合研究センター(2008年〜)
- 産地
- 山形県
どれだけ作られているか
この品種が生まれた理由
サクランボの多くは自家不和合性で、しかも他品種であってもS遺伝子型が一致すると受精しない。佐藤錦と南陽はどちらもS3S6なので、並べても実がならない。紅きらりは自家和合性を持つため、この面倒を丸ごと避けられる。父本の「コンパクトステラ」が自家和合性の遺伝子を持つ。
味と食感
糖度は約19%と高く、酸味は少なくさっぱりしている。果汁が多い。鮮やかな朱紅色で心臓形にあたる。
紅きらりを育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどサクランボに共通する基本はサクランボのページを参照してください。
- 自家和合性なので、受粉樹を植えなくてよい。1本から始められる。
- 花粉が多いので、他の品種の受粉樹にもなる。
- 収穫直前の雨で実が割れる。雨よけをかける。
プランター・家庭菜園で育てる
- 10号以上の鉢で作れる。1本で実がなるので鉢栽培に向く。
- 実が割れないよう、色づいたら軒下に移す。
- 果重9gと大きめ。実の数を絞って肥らせる。
収穫適期の見分け方
- 6月中〜下旬、果皮が鮮やかな朱紅色になったころ。
- 追熟しないので、色づききってから穫る。
- 雨に当てると割れる。降る前に穫るか、雨よけをかける。
保存と食べ方
サクランボは日持ちしない。冷蔵で2〜3日。冷やしすぎると味がぼやけるので、食べる少し前に出す。
よくある失敗
- 収穫直前の雨で実が割れる。サクランボ全体に共通する要点にあたる。
- 自家和合性でも、開花期に低温が続くと結実が落ちる。
栽培カレンダー
この品種の時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 植え付け | 1月は植え付けの時期です | 2月は植え付けの時期です | 3月は植え付けの時期です | 4月は植え付けの時期ではありません | 5月は植え付けの時期ではありません | 6月は植え付けの時期ではありません | 7月は植え付けの時期ではありません | 8月は植え付けの時期ではありません | 9月は植え付けの時期ではありません | 10月は植え付けの時期ではありません | 11月は植え付けの時期です | 12月は植え付けの時期です |
| 収穫 | 1月は収穫の時期ではありません | 2月は収穫の時期ではありません | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期ではありません | 5月は収穫の時期ではありません | 6月は収穫の時期です | 7月は収穫の時期ではありません | 8月は収穫の時期ではありません | 9月は収穫の時期ではありません | 10月は収穫の時期ではありません | 11月は収穫の時期ではありません | 12月は収穫の時期ではありません |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
このページの出典
- 紅きらり サクランボ果物ナビ
サクランボのほかの品種
5品種。果実の大きさや産地で見比べられます。
- おすすめ佐藤錦さとうにしき山形県山形県東根市の佐藤栄助氏が「黄玉」と「ナポレオン」を交配して育成した品種。国内のサクランボの代表にあたる。糖度が高く酸味とのつり合いがよい。日持ちせず、穫って数日で味が落ちる。自家不和合性なので、受粉樹が別に要る。
- 暖地桜桃だんちおうとう西日本でよく売られるサクランボで、正しくはシナミザクラという別種にあたる。1本でたくさん穫れる代わりに、食味は佐藤錦などのセイヨウミザクラに劣る。暖かい地域でも育ち、結実しやすい。
- 紅秀峰べにしゅうほう山形県山形県が「佐藤錦」に「天香錦」を交配して育成した品種。佐藤錦より1週間ほど遅く穫れる。実が大きく果肉が締まっていて、佐藤錦より日持ちする。甘みが強く酸味は控えめ。佐藤錦と組み合わせると収穫期を伸ばせる。
- ナポレオンヨーロッパ原産の古い品種。日本には明治期に入った。酸味が強く、そのまま食べるより缶詰などの加工に向く。佐藤錦の父親にあたり、いまも受粉樹として植えられることが多い。実は大きく、日持ちは佐藤錦よりよい。
- 高砂たかさご6月上旬に穫れる早生種で、佐藤錦の受粉樹としても使われる。ヨーロッパで古くから作られ、明治初期にアメリカから日本へ入った。長心臓形で大きく、黄色地に紅色が斑に入る。果肉は厚く硬めで果汁が多い。