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リンゴの品種

紅玉

酸味が強く香りが高い古い品種。アメリカ原産で、日本には明治期に入った。英語では「ジョナサン」と呼ばれる。加熱しても風味と形が残るため、アップルパイやジャム、焼きリンゴに使われる。生食用の甘い品種に押されて生産量は減ったが、加工用として作られ続けている。

こうぎょく

1本では実がつきません。開花期の合う別の品種を近くに植えてください。

1本で実がなる果樹の一覧 もあります。

ほかの品種と何が違うのか

加熱しても風味と形が残る。アップルパイに紅玉が選ばれる理由がここにある。

どれだけ作られているか

全国の栽培面積 393.4ha2023年産

  1. 青森県258.9 ha65.8%
  2. 長野県58.7 ha14.9%
  3. 山形県36.7 ha9.3%
  4. 岩手県16.4 ha4.2%
  5. 秋田県9.4 ha2.4%

上位5都道府県まで。統計での品種名は「紅玉」です。
出典: 特産果樹生産動態等調査 果樹品種別生産動向調査(農林水産省)

この品種が生まれた理由

アップルパイに紅玉が指定されることが多いのは、加熱しても酸味と香りが残り、形も崩れにくいためにあたる。甘い生食用のリンゴを使うと、加熱後にぼやけた味になり形も崩れる。生で食べておいしい品種と、加熱しておいしい品種は別だという分かりやすい例になる。

味と食感

酸味が強く香りが高い。生でも食べられるが、加熱すると持ち味が出る。アップルパイ、ジャム、焼きリンゴ、コンポートに向く。皮が赤く、煮ると赤い色が出る。

紅玉を育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどリンゴに共通する基本はリンゴのページを参照してください。

  • リンゴは1品種だけでは実がつきにくい。開花期の合う別品種を近くに植えるか、受粉樹の枝を確保する。
  • 1つの花芽から5つほど実がつく。中心の1つを残して摘果すると大きく育つ。
  • 落葉後の冬に剪定する。枝が混むと日が当たらず色づきが悪くなる。
  • 酸味の強い品種にあたる。加熱用に向くので、生食用とは別の使い道を考える。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 容量20L以上の鉢を使い、矮性台木の苗を選ぶ。普通台木では鉢では収まらない。
  • 1本では実がつきにくい。開花期の近い別品種を鉢で2本並べるか、人工授粉する。
  • 加熱用に向く品種なので、多少小玉でも用途に困らない。鉢栽培と相性がよい。

収穫適期の見分け方

  • 鮮やかな赤に色づいたら穫る。10月に穫る品種にあたる。
  • 加熱用に向くので、多少小玉でも用途に困らない。
  • 1個試し穫りして切ってみる。種が黒く熟していれば適期にあたる。

保存と食べ方

アップルパイ、ジャム、焼きリンゴに。加熱しても風味と形が残る。

よくある失敗

  • 生で食べると酸味が強い。加熱して使う前提の品種にあたる。
  • 貯蔵性が低い。早めに使う。

栽培カレンダー

この品種の時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
植え付け
1月は植え付けの時期です
2月は植え付けの時期です
3月は植え付けの時期です
4月は植え付けの時期ではありません
5月は植え付けの時期ではありません
6月は植え付けの時期ではありません
7月は植え付けの時期ではありません
8月は植え付けの時期ではありません
9月は植え付けの時期ではありません
10月は植え付けの時期ではありません
11月は植え付けの時期です
12月は植え付けの時期です
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期ではありません
7月は収穫の時期ではありません
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期ではありません
10月は収穫の時期です
11月は収穫の時期ではありません
12月は収穫の時期ではありません

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

リンゴのほかの品種

7品種。果実の大きさや産地で見比べられます。