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リンゴの品種

シナノゴールド

  • 長野県

長野県果樹試験場が1983年にゴールデンデリシャスへ千秋の花粉を交配して育成し、1999年に品種登録した黄色いリンゴ。果肉が硬く締まり、甘みと酸味の両方がはっきりしている。貯蔵性が高く、蜜は入らない。10月下旬から11月に穫れる。

1本では実がつきません。開花期の合う別の品種を近くに植えてください。

1本で実がなる果樹の一覧 もあります。

ほかの品種と何が違うのか

黄色いリンゴ。酸味がはっきりしていて、日持ちがよい。

この品種の要点

育成元
長野県果樹試験場(1999年〜)
産地
長野県

どれだけ作られているか

全国の栽培面積 903.1ha2023年産

  1. 青森県453.4 ha50.2%
  2. 長野県251.9 ha27.9%
  3. 岩手県131.8 ha14.6%
  4. 山形県33 ha3.7%
  5. 秋田県13 ha1.4%

上位5都道府県まで。統計での品種名は「シナノゴールド」です。
出典: 特産果樹生産動態等調査 果樹品種別生産動向調査(農林水産省)

この品種が生まれた理由

秋映・シナノスイートと合わせて「信州りんご三兄弟」と呼ばれる、長野県のオリジナル品種の1つにあたる。3つはいずれも長野県果樹試験場が育成し、収穫期が9月下旬・10月中旬・10月下旬とずれるように組んである。産地としては、1つの品種に集中せず秋を通して出荷できる形になる。

味と食感

果肉が硬く締まっていて、噛んだときの歯ごたえがはっきりしている。甘みだけでなく酸味もしっかりあるので、味が濃く感じられる。果汁が多い。ふじのような蜜は入らない。

シナノゴールドを育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどリンゴに共通する基本はリンゴのページを参照してください。

  • 1本では実がつきにくい。開花期の近い別品種を近くに植えるか、人工授粉する。
  • 落葉後の冬に剪定する。内側に日が入るよう、混み合った枝を抜く。
  • 実が多すぎると小玉になる。1か所に1個を目安に摘果する。
  • 黄色い品種なので、着色のための袋かけや葉摘みは要らない。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 容量20L以上の鉢を使い、矮性台木の苗を選ぶ。普通台木では鉢では収まらない。
  • 1本では実がつきにくい。開花期の近い別品種を鉢で2本並べるか、人工授粉する。
  • 黄色い品種なので、着色のための葉摘みが要らない。

収穫適期の見分け方

  • 黄色い品種なので、地色が緑から黄色に変わったら適期にあたる。
  • 10月下旬に穫る。三兄弟の中では最後になる。
  • 1個試し穫りして切ってみる。種が黒く熟していれば適期にあたる。

保存と食べ方

リンゴの中でも日持ちがよい部類にあたる。ポリ袋に入れて冷蔵する。他の果物と一緒に置くとエチレンで熟しすぎるので分ける。

よくある失敗

  • 酸味がはっきりしているため、ふじのような甘さを期待すると違って感じられる。
  • 蜜が入らない品種にあたる。切って蜜がないのは未熟だからではない。

栽培カレンダー

この品種の時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
植え付け
1月は植え付けの時期です
2月は植え付けの時期です
3月は植え付けの時期です
4月は植え付けの時期ではありません
5月は植え付けの時期ではありません
6月は植え付けの時期ではありません
7月は植え付けの時期ではありません
8月は植え付けの時期ではありません
9月は植え付けの時期ではありません
10月は植え付けの時期ではありません
11月は植え付けの時期です
12月は植え付けの時期です
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期ではありません
7月は収穫の時期ではありません
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期ではありません
10月は収穫の時期です
11月は収穫の時期です
12月は収穫の時期ではありません

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

リンゴのほかの品種

7品種。果実の大きさや産地で見比べられます。