モモの品種
川中島白桃
- 長野県
長野県川中島で偶然生まれた実生が元とされる晩生のモモ。8月下旬に穫れる。果肉が締まっていて歯ごたえがあり、日持ちがよい。白鳳のようにとろけるモモとは食感が正反対にあたる。硬いモモが好みならこちらを選ぶ。
かわなかじまはくとう
ほかの品種と何が違うのか
果肉が締まって歯ごたえがある。とろけるモモとは食感が正反対にあたる。
この品種の要点
- 熟期
- 晩生
- 産地
- 長野県
この品種が生まれた理由
モモの好みは「とろけるやわらかさ」と「締まった歯ごたえ」で分かれる。白鳳はやわらかい方向、川中島白桃は硬い方向にあたる。どちらが優れているという話ではなく、好みの違いになる。晩生なので、白鳳やあかつきが終わったあとに穫れる。
味と食感
果肉が締まっていて歯ごたえがある。甘みが強く、日持ちがよい。とろける食感を求めるなら白鳳、噛みごたえを求めるならこちらにあたる。
川中島白桃を育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどモモに共通する基本はモモのページを参照してください。
- 袋をかけると害虫と病気を防げる。モモは無袋だと虫の被害が出やすい。
- 実をならせすぎると小さくなる。硬いうちに摘果して、葉20〜30枚に1果を目安にする。
- 晩生種なので、早生・中生と組み合わせると収穫期を伸ばせる。
収穫適期の見分け方
- 8月下旬に穫る晩生種にあたる。全体が濃く色づいてから穫る。
- 果肉が締まる品種なので、押しても弾力は出にくい。色と日数で見る。
- 1個切って確かめる。
保存と食べ方
日持ちがよい。硬いうちに食べるのが持ち味にあたる。
よくある失敗
- やわらかいモモを期待すると印象が違う。締まった食感が持ち味にあたる。
- モモの種(仁)には天然の毒性成分が含まれる。割って中身を食べない。
栽培カレンダー
この品種の時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 植え付け | 1月は植え付けの時期ではありません | 2月は植え付けの時期ではありません | 3月は植え付けの時期です | 4月は植え付けの時期ではありません | 5月は植え付けの時期ではありません | 6月は植え付けの時期ではありません | 7月は植え付けの時期ではありません | 8月は植え付けの時期ではありません | 9月は植え付けの時期ではありません | 10月は植え付けの時期ではありません | 11月は植え付けの時期です | 12月は植え付けの時期です |
| 収穫 | 1月は収穫の時期ではありません | 2月は収穫の時期ではありません | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期ではありません | 5月は収穫の時期ではありません | 6月は収穫の時期ではありません | 7月は収穫の時期ではありません | 8月は収穫の時期です | 9月は収穫の時期ではありません | 10月は収穫の時期ではありません | 11月は収穫の時期ではありません | 12月は収穫の時期ではありません |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
モモのほかの品種
5品種。果実の大きさや産地で見比べられます。
- おすすめ白鳳はくほう果肉が白く、やわらかくて果汁が多いモモ。酸味が少なく甘みが際立つ。7月下旬から8月上旬に穫れる。やわらかいので日持ちせず、傷みやすい。押すと指の跡が残るほど繊細なので、扱いに気を使う品種にあたる。
- あかつき福島県果肉がやや硬めで日持ちするモモ。糖度が高く、福島県の主力品種にあたる。白鳳と白桃を交配して育成された。硬めなので輸送に耐え、店頭でも扱いやすい。硬い食感が好みなら早めに、やわらかいのが好みなら追熟させてから食べる。
- 清水白桃しみずはくとう岡山県岡山県で1932年に偶発実生として見つかった白桃。果皮がほとんど色づかず白いまま熟すのが特徴で、果肉はとろけるようにやわらかい。香りが強く、甘みは上品でまろやか。7月下旬から8月中旬に穫れる。
- 日川白鳳ひかわはくほう山梨県山梨県山梨市で1973年に白鳳の枝変わりとして見つかり、1981年に品種登録された早生のモモ。果皮が濃い赤色に色づく。酸味が少なく糖度が高め。6月下旬から穫れ、モモの季節の始まりを告げる品種にあたる。
- なつっこ長野県長野県果樹試験場が川中島白桃にあかつきを交配して育成し、2000年に品種登録したモモ。果実は300〜350gと大きい。酸味が少なく甘みが強く、果肉は緻密で締まっている。着色がよく、モモとしては日持ちがよい。8月に穫れる。