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モモの品種

なつっこ

  • 長野県

長野県果樹試験場が川中島白桃にあかつきを交配して育成し、2000年に品種登録したモモ。果実は300〜350gと大きい。酸味が少なく甘みが強く、果肉は緻密で締まっている。着色がよく、モモとしては日持ちがよい。8月に穫れる。

ほかの品種と何が違うのか

300〜350gと大きい。果肉が締まっていて日持ちがよい。

この品種の要点

育成元
長野県果樹試験場(2000年〜)
産地
長野県

どれだけ作られているか

全国の栽培面積 537.2ha2023年産

  1. 山梨県356.9 ha66.4%
  2. 長野県111 ha20.7%
  3. 和歌山県39 ha7.3%
  4. 新潟県23.1 ha4.3%
  5. 香川県4.1 ha0.8%

上位5都道府県まで。統計での品種名は「なつっこ」です。
出典: 特産果樹生産動態等調査 果樹品種別生産動向調査(農林水産省)

この品種が生まれた理由

親のどちらも長野・福島を代表するモモにあたる。川中島白桃は大玉で日持ちがよく、あかつきは甘みが強い。この2つを掛けて、大きさと食味の両方を取ったのがなつっこになる。果肉が締まっているぶん、とろける系統のモモより扱いやすい。

味と食感

甘みが強く酸味は少ない。果肉は緻密で締まりがあり、なめらかな口当たりになる。やわらかい桃が苦手な人にも食べやすい。

なつっこを育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどモモに共通する基本はモモのページを参照してください。

  • 実が大きくなる品種なので、摘果を強めにして1個あたりの養分を確保する。
  • 着色がよいので、色づけのための作業は少なくて済む。
  • モモはいや地を起こす。前にモモがあった場所には植えない。
  • 枝が折れないよう、実の重みで垂れる枝は支える。

収穫適期の見分け方

  • 8月に穫る。300〜350gと大きくなるので、大きさも目安になる。
  • 着色がよい品種なので、全体が色づいたら穫る。
  • 果肉が締まるので、押しても弾力は出にくい。色と大きさで見る。

保存と食べ方

モモとしては日持ちがよい部類にあたる。常温で置き、食べる直前に冷やす。

よくある失敗

  • 果肉が締まっているので、とろける食感を求める人には硬く感じられる。
  • 大玉になるぶん、摘果を怠ると全体に小さくなる。

栽培カレンダー

この品種の時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
植え付け
1月は植え付けの時期ではありません
2月は植え付けの時期ではありません
3月は植え付けの時期です
4月は植え付けの時期ではありません
5月は植え付けの時期ではありません
6月は植え付けの時期ではありません
7月は植え付けの時期ではありません
8月は植え付けの時期ではありません
9月は植え付けの時期ではありません
10月は植え付けの時期ではありません
11月は植え付けの時期です
12月は植え付けの時期です
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期ではありません
7月は収穫の時期ではありません
8月は収穫の時期です
9月は収穫の時期ではありません
10月は収穫の時期ではありません
11月は収穫の時期ではありません
12月は収穫の時期ではありません

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

モモのほかの品種

5品種。果実の大きさや産地で見比べられます。