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モモの品種

清水白桃

  • 岡山県

岡山県で1932年に偶発実生として見つかった白桃。果皮がほとんど色づかず白いまま熟すのが特徴で、果肉はとろけるようにやわらかい。香りが強く、甘みは上品でまろやか。7月下旬から8月中旬に穫れる。

しみずはくとう

ほかの品種と何が違うのか

果皮が色づかず白いまま熟す。果肉がとろけるようにやわらかい。

この品種の要点

産地
岡山県

どれだけ作られているか

全国の栽培面積 288.5ha2023年産

  1. 岡山県220.9 ha76.6%
  2. 和歌山県62.6 ha21.7%
  3. 香川県4 ha1.4%
  4. 愛媛県1 ha0.3%

上位4都道府県まで。統計での品種名は「清水白桃」です。
出典: 特産果樹生産動態等調査 果樹品種別生産動向調査(農林水産省)

この品種が生まれた理由

岡山県の育種家である西岡仲一が、白桃と岡山3号が植えられた桃園で、熟すのが早い実生を見つけたのが始まりにあたる。狙って交配したものではなく、偶然生えた木から選ばれた品種にあたる。岡山の白桃は袋をかけて日光を遮り、白いまま育てる作り方が定着していて、清水白桃はその代表格として扱われている。

味と食感

香りが強く、甘みはまろやかで上品。酸味はほとんどない。果肉がとろけるようにやわらかく、果汁が非常に多い。手で持つと形が変わるほど繊細になる。

清水白桃を育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどモモに共通する基本はモモのページを参照してください。

  • 白いまま仕上げるには袋をかけて日光を遮る。袋をかけないと色づく。
  • 実がなりすぎると味が乗らない。摘果して1本の枝に付ける数を減らす。
  • モモは同じ場所に植え替えると育たない(いや地)。前にモモがあった場所は避ける。
  • 雨が多いと実が割れたり病気が出やすい。袋かけが病気よけにもなる。

収穫適期の見分け方

  • 果皮がほとんど色づかず白いまま熟す。色では判断できない。
  • 手で持ってやわらかさを感じたら適期にあたる。指で押すと跡が残るので手のひらで支える。
  • 香りが強くなってきたら近い。

保存と食べ方

冷蔵庫に入れると味が落ちる。常温で置いて、食べる2時間ほど前に冷やす。やわらかいので重ねて置かない。

よくある失敗

  • 非常にやわらかいので、指で押すとその場所から傷む。持つときは手のひらで支える。
  • 日持ちが短い。熟したら数日で食べきる。

栽培カレンダー

この品種の時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
植え付け
1月は植え付けの時期ではありません
2月は植え付けの時期ではありません
3月は植え付けの時期です
4月は植え付けの時期ではありません
5月は植え付けの時期ではありません
6月は植え付けの時期ではありません
7月は植え付けの時期ではありません
8月は植え付けの時期ではありません
9月は植え付けの時期ではありません
10月は植え付けの時期ではありません
11月は植え付けの時期です
12月は植え付けの時期です
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期ではありません
7月は収穫の時期です
8月は収穫の時期です
9月は収穫の時期ではありません
10月は収穫の時期ではありません
11月は収穫の時期ではありません
12月は収穫の時期ではありません

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

モモのほかの品種

5品種。果実の大きさや産地で見比べられます。