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モモの品種

日川白鳳

  • 山梨県
  • 山梨市

山梨県山梨市で1973年に白鳳の枝変わりとして見つかり、1981年に品種登録された早生のモモ。果皮が濃い赤色に色づく。酸味が少なく糖度が高め。6月下旬から穫れ、モモの季節の始まりを告げる品種にあたる。

ひかわはくほう

ほかの品種と何が違うのか

6月下旬から穫れる早生種。モモの中では最初に出回る。

この品種の要点

熟期
早生
産地
山梨県 / 山梨市

どれだけ作られているか

全国の栽培面積 561.4ha2023年産

  1. 山梨県334.5 ha59.6%
  2. 和歌山県111.9 ha19.9%
  3. 香川県46.3 ha8.2%
  4. 福島県42.6 ha7.6%
  5. 岡山県11.3 ha2.0%

上位5都道府県まで。統計での品種名は「日川白鳳」です。
出典: 特産果樹生産動態等調査 果樹品種別生産動向調査(農林水産省)

この品種が生まれた理由

白鳳の木の一部の枝だけが、他より早く実をつけるように変わったものを選び出した品種にあたる。これを枝変わりという。交配ではなく、木に起きた変化を見つけて増やす方法で、モモやミカンではよく使われてきた。日川白鳳の場合は、白鳳より2週間ほど早く穫れる性質が受け継がれている。

味と食感

酸味が少なく、甘みがはっきりしている。果肉はやわらかいが、清水白桃ほどとろけない。早生種としては味が濃い部類にあたる。

日川白鳳を育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどモモに共通する基本はモモのページを参照してください。

  • 早生種なので、他のモモより早く摘果と袋かけの作業が来る。
  • 実がなりすぎると小玉になる。1本の枝に付ける数を減らす。
  • モモはいや地を起こす。前にモモがあった場所には植えない。
  • 赤く色づかせるには日を当てる。袋を早めに外す。

収穫適期の見分け方

  • 6月下旬から穫る早生種にあたる。他のモモより1か月ほど早い。
  • 果皮が濃い赤色になったら穫る。
  • 早生種は置きすぎると一気に軟化する。

保存と食べ方

常温で置き、食べる直前に冷やす。冷蔵庫に長く入れると味が落ちる。

よくある失敗

  • 早生種は晩生種より糖度が上がりにくい。清水白桃のような濃厚さを期待すると違って感じられる。
  • 熟すのが早いぶん、穫り遅れると一気に軟化する。

栽培カレンダー

この品種の時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
植え付け
1月は植え付けの時期ではありません
2月は植え付けの時期ではありません
3月は植え付けの時期です
4月は植え付けの時期ではありません
5月は植え付けの時期ではありません
6月は植え付けの時期ではありません
7月は植え付けの時期ではありません
8月は植え付けの時期ではありません
9月は植え付けの時期ではありません
10月は植え付けの時期ではありません
11月は植え付けの時期です
12月は植え付けの時期です
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期です
7月は収穫の時期です
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期ではありません
10月は収穫の時期ではありません
11月は収穫の時期ではありません
12月は収穫の時期ではありません

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

モモのほかの品種

5品種。果実の大きさや産地で見比べられます。