モモの品種
日川白鳳
- 山梨県
- 山梨市
山梨県山梨市で1973年に白鳳の枝変わりとして見つかり、1981年に品種登録された早生のモモ。果皮が濃い赤色に色づく。酸味が少なく糖度が高め。6月下旬から穫れ、モモの季節の始まりを告げる品種にあたる。
ひかわはくほう
ほかの品種と何が違うのか
6月下旬から穫れる早生種。モモの中では最初に出回る。
この品種の要点
- 熟期
- 早生
- 産地
- 山梨県 / 山梨市
この品種が生まれた理由
白鳳の木の一部の枝だけが、他より早く実をつけるように変わったものを選び出した品種にあたる。これを枝変わりという。交配ではなく、木に起きた変化を見つけて増やす方法で、モモやミカンではよく使われてきた。日川白鳳の場合は、白鳳より2週間ほど早く穫れる性質が受け継がれている。
味と食感
酸味が少なく、甘みがはっきりしている。果肉はやわらかいが、清水白桃ほどとろけない。早生種としては味が濃い部類にあたる。
日川白鳳を育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどモモに共通する基本はモモのページを参照してください。
- 早生種なので、他のモモより早く摘果と袋かけの作業が来る。
- 実がなりすぎると小玉になる。1本の枝に付ける数を減らす。
- モモはいや地を起こす。前にモモがあった場所には植えない。
- 赤く色づかせるには日を当てる。袋を早めに外す。
収穫適期の見分け方
- 6月下旬から穫る早生種にあたる。他のモモより1か月ほど早い。
- 果皮が濃い赤色になったら穫る。
- 早生種は置きすぎると一気に軟化する。
保存と食べ方
常温で置き、食べる直前に冷やす。冷蔵庫に長く入れると味が落ちる。
よくある失敗
- 早生種は晩生種より糖度が上がりにくい。清水白桃のような濃厚さを期待すると違って感じられる。
- 熟すのが早いぶん、穫り遅れると一気に軟化する。
栽培カレンダー
この品種の時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 植え付け | 1月は植え付けの時期ではありません | 2月は植え付けの時期ではありません | 3月は植え付けの時期です | 4月は植え付けの時期ではありません | 5月は植え付けの時期ではありません | 6月は植え付けの時期ではありません | 7月は植え付けの時期ではありません | 8月は植え付けの時期ではありません | 9月は植え付けの時期ではありません | 10月は植え付けの時期ではありません | 11月は植え付けの時期です | 12月は植え付けの時期です |
| 収穫 | 1月は収穫の時期ではありません | 2月は収穫の時期ではありません | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期ではありません | 5月は収穫の時期ではありません | 6月は収穫の時期です | 7月は収穫の時期です | 8月は収穫の時期ではありません | 9月は収穫の時期ではありません | 10月は収穫の時期ではありません | 11月は収穫の時期ではありません | 12月は収穫の時期ではありません |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
モモのほかの品種
5品種。果実の大きさや産地で見比べられます。
- おすすめ白鳳はくほう果肉が白く、やわらかくて果汁が多いモモ。酸味が少なく甘みが際立つ。7月下旬から8月上旬に穫れる。やわらかいので日持ちせず、傷みやすい。押すと指の跡が残るほど繊細なので、扱いに気を使う品種にあたる。
- あかつき福島県果肉がやや硬めで日持ちするモモ。糖度が高く、福島県の主力品種にあたる。白鳳と白桃を交配して育成された。硬めなので輸送に耐え、店頭でも扱いやすい。硬い食感が好みなら早めに、やわらかいのが好みなら追熟させてから食べる。
- 川中島白桃かわなかじまはくとう長野県長野県川中島で偶然生まれた実生が元とされる晩生のモモ。8月下旬に穫れる。果肉が締まっていて歯ごたえがあり、日持ちがよい。白鳳のようにとろけるモモとは食感が正反対にあたる。硬いモモが好みならこちらを選ぶ。
- 清水白桃しみずはくとう岡山県岡山県で1932年に偶発実生として見つかった白桃。果皮がほとんど色づかず白いまま熟すのが特徴で、果肉はとろけるようにやわらかい。香りが強く、甘みは上品でまろやか。7月下旬から8月中旬に穫れる。
- なつっこ長野県長野県果樹試験場が川中島白桃にあかつきを交配して育成し、2000年に品種登録したモモ。果実は300〜350gと大きい。酸味が少なく甘みが強く、果肉は緻密で締まっている。着色がよく、モモとしては日持ちがよい。8月に穫れる。