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イチゴの品種

よつぼし

三重県・香川県・千葉大学・農研機構九州沖縄農業研究センターが共同で育成した種子繁殖型のイチゴ。1,317の交配組み合わせを試した中から選ばれ、2017年に品種登録された(登録番号25605)。日本で2番目の種子繁殖型品種であり、実用化されたものとしては最初にあたる。親株から子株へ病害虫が受け継がれない点と、増殖効率のよさが利点になる。早生種で、5月まき・9月定植・11月収穫の促成栽培ができる。糖度が高く風味に特徴がある。

おすすめ

ほかの品種と何が違うのか

種から育てられるイチゴ。苗の購入や親株の管理が要らない。

この品種の要点

熟期
早生
育成元
三重県・香川県・千葉大学・農研機構九州沖縄農業研究センター(2017年〜)

この品種が生まれた理由

イチゴは普通、親株から伸びるランナーで子株を増やす。この方法では親株の病害虫がそのまま子株へ移り、親株を一年中管理し続ける手間もかかる。よつぼしは種から育てられるので、その両方が要らなくなる。家庭菜園では「毎年苗を買い直す」か「親株を夏越しさせる」かの二択だったところに、種という選択肢が加わったことになる。

味と食感

糖度が高く、風味に特徴がある。「よつぼし」の名は、うまい・かおり・きれい・そだてやすいの4つを表すとされる。

よつぼしを育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどイチゴに共通する基本はイチゴのページを参照してください。

  • 種から育てられる。親株の夏越し管理や、毎年の苗の買い直しが要らない。
  • 親株から子株へ病害虫が受け継がれないので、病気を持ち込みにくい。
  • 促成栽培では5月まき・9月定植・11月収穫が目安。種まきから収穫まで長いので、逆算して計画する。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 種まきから育てるので、育苗トレイなど苗を作る場所が別に要る。
  • 定植後はプランターで作れる。実が地面につかないよう支える。
  • 種からの育苗は発芽までが繊細。乾かさないよう管理する。

収穫適期の見分け方

  • 果実全体が赤く染まってから穫る。イチゴは穫ったあと甘くならない。

保存と食べ方

重ねずに並べて冷蔵し、2〜3日で食べきる。種から育てられる品種なので、気に入ったら翌年も同じ味を再現できる。

よくある失敗

  • 種まきから収穫まで半年ほどかかる。苗から始めるより時間が要る。
  • 発芽までの管理を失敗すると、そこで終わってしまう。苗より難度は上がる。

栽培カレンダー

イチゴの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまき
1月はタネまきの時期ではありません
2月はタネまきの時期です
3月はタネまきの時期です
4月はタネまきの時期です
5月はタネまきの時期ではありません
6月はタネまきの時期ではありません
7月はタネまきの時期ではありません
8月はタネまきの時期ではありません
9月はタネまきの時期ではありません
10月はタネまきの時期ではありません
11月はタネまきの時期ではありません
12月はタネまきの時期ではありません
植え付け
1月は植え付けの時期ではありません
2月は植え付けの時期ではありません
3月は植え付けの時期ではありません
4月は植え付けの時期ではありません
5月は植え付けの時期ではありません
6月は植え付けの時期ではありません
7月は植え付けの時期ではありません
8月は植え付けの時期ではありません
9月は植え付けの時期です
10月は植え付けの時期です
11月は植え付けの時期です
12月は植え付けの時期ではありません
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期です
6月は収穫の時期です
7月は収穫の時期ではありません
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期ではありません
10月は収穫の時期ではありません
11月は収穫の時期ではありません
12月は収穫の時期ではありません

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

このページの出典

イチゴのほかの品種

15品種。果実の大きさや産地で見比べられます。