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イチゴの品種

女峰

  • 栃木県

栃木県農業試験場が「はるのか×ダナー」の系統に「麗紅」を交配して育成し、1985年に品種登録したイチゴ。名は日光の女峰山にちなむ。果皮は濃い赤色で香りがあり、多汁で、甘みと酸味の両方がしっかり出る深い味になる。かつては「東の女峰、西のとよのか」と並び称される主力品種だったが、現在は生産量が全体の1%ほどまで減っている。

にょほう

ほかの品種と何が違うのか

「東の女峰、西のとよのか」と呼ばれた品種。いまは生産量1%ほどに減った。

この品種の要点

育成元
栃木県農業試験場(1985年〜)
産地
栃木県

この品種が生まれた理由

女峰には、栽培の後半に糖度が下がって酸味が強まり、果実も小玉になるという弱点があった。それを補うために育成されたのが「とちおとめ」で、主力の座はそちらへ移った。ただし女峰の酸味のある濃い味を評価する声は残っており、香川県などでいまも作られている。甘いイチゴが主流になった現在では、かえって個性が際立つ品種にあたる。

味と食感

果皮は濃い赤色。香りが強く多汁で、甘みと酸味の両方がはっきり出る。近年の「酸っぱくないイチゴ」とは方向が違い、酸味を含んだ深い味になる。ケーキなど、甘いクリームと合わせる用途に向く。

女峰を育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどイチゴに共通する基本はイチゴのページを参照してください。

  • 栽培の後半に糖度が下がり酸味が強まる。果実も小玉になりやすい。
  • 現在は流通が少なく、苗も手に入りにくい。

プランター・家庭菜園で育てる

  • プランターで作れる。実が地面につかないよう支える。
  • ランナーは切り取り、株の力を実に向ける。
  • 水切れさせると小玉になる。容器栽培では水やりの回数が要る。

収穫適期の見分け方

  • 果皮全体が濃い赤に染まってから穫る。

保存と食べ方

重ねずに並べて冷蔵し、2〜3日で食べきる。いまでは手に入りにくい品種なので、穫れたらそのまま味を確かめたい。

よくある失敗

  • シーズン後半は小玉になり酸味が強まる。品種の性質にあたる。
  • 甘いだけのイチゴを期待すると印象が違う。酸味が持ち味になる。

栽培カレンダー

イチゴの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまき
1月はタネまきの時期ではありません
2月はタネまきの時期です
3月はタネまきの時期です
4月はタネまきの時期です
5月はタネまきの時期ではありません
6月はタネまきの時期ではありません
7月はタネまきの時期ではありません
8月はタネまきの時期ではありません
9月はタネまきの時期ではありません
10月はタネまきの時期ではありません
11月はタネまきの時期ではありません
12月はタネまきの時期ではありません
植え付け
1月は植え付けの時期ではありません
2月は植え付けの時期ではありません
3月は植え付けの時期ではありません
4月は植え付けの時期ではありません
5月は植え付けの時期ではありません
6月は植え付けの時期ではありません
7月は植え付けの時期ではありません
8月は植え付けの時期ではありません
9月は植え付けの時期です
10月は植え付けの時期です
11月は植え付けの時期です
12月は植え付けの時期ではありません
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期です
6月は収穫の時期です
7月は収穫の時期ではありません
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期ではありません
10月は収穫の時期ではありません
11月は収穫の時期ではありません
12月は収穫の時期ではありません

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

このページの出典

イチゴのほかの品種

15品種。果実の大きさや産地で見比べられます。