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イチゴの品種

とちおとめ

  • 栃木県

栃木県農業試験場が育成し、1996年に品種登録したイチゴ。糖度は9〜10%と高く、酸度は0.7%程度と低いため糖酸比が高い。果肉が緻密で多汁質のため食味が極めてすぐれる。果実は平均15〜19g程度の大果で、果形は円錐形。東日本で長く主力を務めてきた。

ほかの品種と何が違うのか

東日本の主力を長く務めた品種。糖度9〜10%、酸度0.7%程度。

この品種の要点

果重
15〜19g
糖度
9〜10度
育成元
栃木県農業試験場(1996年〜)
産地
栃木県

この品種が生まれた理由

栃木県ではそれまで「女峰」の促成栽培が主体だったが、女峰には栽培の後半に糖度が下がって酸味が強まり、果実も小玉になるという弱点があった。とちおとめはそこを補うために育成された品種で、シーズンを通して品質が落ちにくい。栃木県が「いちご王国」と呼ばれる流れをつくった品種にあたる。のちに「とちあいか」へ主力が移っていく。

味と食感

糖度9〜10%に対して酸度0.7%程度と、甘さがはっきり出る配分になっている。果肉が緻密で多汁。平均15〜19gの大果で、食べごたえがある。

とちおとめを育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどイチゴに共通する基本はイチゴのページを参照してください。

  • 促成栽培向けの品種。収穫は11月から翌5月ごろまで長期にわたる。
  • 女峰の弱点だった後半の品質低下を補う品種なので、シーズン後半まで穫れる。

プランター・家庭菜園で育てる

  • プランターでも作れる。実が地面につかないよう支える。
  • ランナーは切り取り、株の力を実に向ける。
  • 水切れさせると小玉になる。容器栽培では水やりの回数が要る。

収穫適期の見分け方

  • 果実全体が赤く染まってから穫る。イチゴは穫ったあと甘くならない。
  • 平均15〜19gが果重の目安。

保存と食べ方

重ねずに並べて冷蔵し、2〜3日で食べきる。洗うのは食べる直前。糖度と酸度のつり合いがよいので、そのままでもジャムにしても使える。

よくある失敗

  • 赤くなり始めで穫ると味がのらない。全体が染まるまで待つ。

栽培カレンダー

イチゴの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまき
1月はタネまきの時期ではありません
2月はタネまきの時期です
3月はタネまきの時期です
4月はタネまきの時期です
5月はタネまきの時期ではありません
6月はタネまきの時期ではありません
7月はタネまきの時期ではありません
8月はタネまきの時期ではありません
9月はタネまきの時期ではありません
10月はタネまきの時期ではありません
11月はタネまきの時期ではありません
12月はタネまきの時期ではありません
植え付け
1月は植え付けの時期ではありません
2月は植え付けの時期ではありません
3月は植え付けの時期ではありません
4月は植え付けの時期ではありません
5月は植え付けの時期ではありません
6月は植え付けの時期ではありません
7月は植え付けの時期ではありません
8月は植え付けの時期ではありません
9月は植え付けの時期です
10月は植え付けの時期です
11月は植え付けの時期です
12月は植え付けの時期ではありません
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期です
6月は収穫の時期です
7月は収穫の時期ではありません
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期ではありません
10月は収穫の時期ではありません
11月は収穫の時期ではありません
12月は収穫の時期ではありません

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

このページの出典

イチゴのほかの品種

15品種。果実の大きさや産地で見比べられます。