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マメ科の野菜
根粒菌と共生して空気中の窒素を土に固定します。肥料は控えめでよく、後作の野菜に窒素を残します。ただし連作障害が出やすい科でもあります。
- 品目
- 11
- 品種
- 48
マメ科とは
科としての共通点
根に根粒菌が共生し、空気中の窒素を土に固定します。蝶のような形の花を咲かせ、莢の中に実が並びます。
連作と病害虫
連作障害が出やすい科です。同じ場所で作るなら4〜5年空けます。そのかわり、後作の野菜には窒素が残ります。
育てるときの要点
- 肥料をやりすぎると茎葉ばかり茂って莢がつきません。控えめにします。
- アブラムシが先端の新芽に集まります。莢がついたら摘心すると被害が減ります。
- エダマメやソラマメは収穫後すぐ味が落ちます。穫ったその日に食べるのがいちばんです。
マメ科の品目
同じ科の野菜を続けて同じ場所に植えると生育が落ちることがあります。 作付けを計画するときの参考にしてください。
エダマメ
マメ科
大豆の未熟豆。穫り遅れると急速に味が落ち、適期は3〜5日しかない。収穫後も鮮度低下が早いので、穫ったらすぐ茹でる。
スナップエンドウ
マメ科
莢ごと食べるエンドウ。秋に播いて越冬させるのが基本で、早播きしすぎると冬前に伸びて寒害を受ける。
キヌサヤ
マメ科
若い莢を食べるエンドウ。スナップエンドウよりやや低温寄りの作型。次々と着莢するので若いうちに穫り続ける。
ソラマメ
マメ科
莢が空を向いて育ち、収穫期になると下を向く。秋播き越冬が基本で、暖地ほど早播きしすぎに注意。
インゲン
マメ科
つるあり種とつるなし種があり、つるなしは50日ほどで穫れる。年に三度収穫できることから「三度豆」とも呼ばれる。連作を嫌う。
ラッカセイ
マメ科
花が咲いたあと子房柄が地中に潜り、土の中で実が育つ。名前の由来がそのまま生態を表している。千葉県が最大の産地。掘り上げの適期は葉の黄変で見る。
ダイズ
マメ科
エダマメを完熟させて乾燥させたもの。同じ作物だが、収穫時期がまったく違う。根粒菌と共生して窒素を固定するため、肥料は控えめでよい。
アズキ
マメ科
和菓子の餡の原料。北海道が全国生産の大半を占め、丹波大納言のような大粒の在来種もある。莢が褐色に変わり、振ると音がする頃が穫り時。
グリンピース
マメ科
同じエンドウでも、莢ごと食べるキヌサヤ、両方食べるスナップ、実だけ食べるグリンピースと用途で品種が分かれる。秋まきし、小苗で冬を越す。
ササゲ
マメ科
アフリカ生まれで、インゲンと違って夏の暑さにも乾燥にも強い。トマトやキュウリが弱る真夏に穫れ続けるのが持ち味になる。若ざやを食べる長ささげと、赤飯に使う乾燥豆とで、同じササゲでも作り方が変わる。
シカクマメ
マメ科
さやの断面が四角く、4枚のひれが付く。熱帯アジア原産で暑さと病気に強く、ゴーヤーと同じくらい茂るので緑のカーテンにも使える。葉・花・さや・種子・塊根と、株のほとんどが食べられる数少ない野菜にあたる。