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セリ科の野菜
ニンジン、パセリ、セロリ、ミツバなど。タネが小さく発芽に光と水分が要るため、覆土は薄くします。独特の香り成分を持つのが共通点です。
- 品目
- 9
- 品種
- 41
セリ科とは
科としての共通点
小さな花が傘のように集まって咲きます。独特の香り成分を共通して持ち、香りそのものが使いどころになる品目が多くなります。
連作と病害虫
連作障害は比較的出にくい科ですが、2年程度は空けるほうが無難です。
育てるときの要点
- 種が小さく、発芽に光が要ります。覆土は薄くします。
- 発芽まで土を乾かさないことが最大の関門です。ニンジンで失敗する原因はほぼここです。
- 香りが持ち味なので、加熱しすぎると飛びます。仕上げに加えます。
セリ科の品目
同じ科の野菜を続けて同じ場所に植えると生育が落ちることがあります。 作付けを計画するときの参考にしてください。
ニンジン
セリ科
西洋系のオレンジ色が主流だが、金時のような東洋系の赤、黒紫、黄、白など色の幅が広い。発芽が最大の関門で、覆土は薄く、乾かさないのがこつ。
セロリ
セリ科
冷涼を好み、乾燥にも高温にも弱い。生育期間が長く、家庭菜園では難易度が高い部類。日本では長野県が主産地で、夏の高原栽培が中心。
ミツバ
セリ科
日本原産の数少ない野菜のひとつ。直射日光より半日陰を好み、木陰やベランダの北側でもよく育つ。一度植えるとこぼれ種で毎年出てくる。
セリ
セリ科
春の七草の筆頭で、日本原産。水を張った容器でも育つ。宮城県では根まで食べる「根セリ」がせり鍋に使われる。
アシタバ
セリ科
今日摘んでも明日には新芽が出るという意味の名。伊豆諸島や房総半島が自生地。茎を切ると黄色い汁が出るのが本物の証で、この成分に独特の苦味がある。
パクチー
セリ科
直根性で移植を嫌うので直まきにする。好光性の種なので覆土は薄くする。強い日ざしと高温でとう立ちしやすく、暑い時期は半日陰に置く。葉を摘み取って長く穫れ、花のあとの種はスパイスとして使える。
ディル
セリ科
直根性で移植を嫌うため直まきにする。草丈20cmごろに摘芯すると枝分かれして葉が多く穫れる。秋まきのほうが失敗が少なく、収穫期間も長くなる。フェンネルと交雑するので近くに植えない。
パセリ
セリ科
外葉から掻き取れば1株で長期間穫れる。半日陰でも育ち、真夏は葉が硬くなるため遮光すると質が保てる。葉が縮れるカーリー種と平たいイタリアン種がある。
フェンネル
セリ科
直根性で移植を嫌うため、家庭菜園では直まきにする。草丈は2mに達し、株間は50cm要る。葉・茎・花・種のどこも使える。ディルと交雑するので、種を採るなら離して植える。株元が肥大する系統は土寄せして白く仕上げる。