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シソ科の野菜
バジル、シソ、ミント、ローズマリーなど香りの強いハーブが集まる科です。茎の断面が四角く、葉が向かい合ってつきます。摘芯するとわき芽が増え、収穫量が伸びます。
- 品目
- 9
- 品種
- 21
シソ科とは
科としての共通点
茎の断面が四角く、葉が向かい合ってつきます。精油を含み、葉をこすると香ります。
連作と病害虫
連作障害は比較的出にくい科です。ただしミントは地下茎で旺盛に広がるため、鉢か根域を制限した場所で育てます。
育てるときの要点
- 先端を摘むと、その下の節からわき芽が2本伸びます。繰り返すほど収穫量が増えます。
- 花が咲くと葉が硬くなり香りも落ちます。つぼみが見えたら摘みます。
- ミント同士は交雑しやすいので、品種ごとの香りを保つなら離して育てます。
シソ科の品目
同じ科の野菜を続けて同じ場所に植えると生育が落ちることがあります。 作付けを計画するときの参考にしてください。
レモンバーム
シソ科
レモンに似たさわやかな香りの葉を摘んで、ハーブティーにする。暑さにも寒さにも耐え、半日陰でよく育つ。属名のメリッサはギリシャ語のミツバチで、蜜が多く養蜂に使われてきた。繁殖力が強い多年草で、地上部が枯れても地下部が残って何年も生える。植える場所は先に決める。花が咲くと葉が硬くなって香りも落ちるので、つぼみが見えたら株元を残して刈り取る。
タイム
シソ科
常緑の多年草で、一度植えれば何年も穫れる。乾燥には強いが高温多湿の蒸れに弱く、梅雨前に株を切り戻して風を通すことが夏越しの鍵になる。種からは時間がかかるので苗から始めるほうが早い。
オレガノ
シソ科
地中海沿岸原産の多年草。乾燥ぎみを好み多湿に弱い。肥料が多いと香りが弱まり徒長するので控えめにする。開花直前に草丈の3分の1まで刈り込むと、香りがもっとも強い状態で穫れる。
バジル
シソ科
摘芯を繰り返すほど枝分かれして収量が増える。花を咲かせると葉が硬くなるため、つぼみは早めに摘む。トマトと相性がよく、混植されることが多い。
シソ
シソ科
青じそは薬味に、赤じそは梅干しや紫蘇ジュースに使う。こぼれ種で毎年勝手に生えてくるほど丈夫。芽じそ、穂じそ、実じそと生育段階ごとに使い道がある。
ミント
シソ科
地下茎で猛烈に広がるため、地植えにすると数年で一帯を覆う。鉢やプランターに隔離して育てるのが基本。北海道北見市はかつて世界のハッカ生産の中心だった。
ローズマリー
シソ科
地中海沿岸原産の常緑低木で、一年中収穫できる。過湿を最も嫌うため、水はけを優先する。立性とほふく性があり、仕立て方が変わる。
セージ
シソ科
地中海沿岸の乾いた土地の草なので、日本の梅雨で蒸れて枯れる。収穫を兼ねて刈り込み、株の中に風を通すのが越夏の要になる。種は好光性で覆土を薄くする。株間は60cm以上と、ハーブの中では広く取る。
エゴマ
シソ科
シソと同じ種の変種で、葉も種子も食べる。東北では「じゅうねん」と呼ばれてきた。葉は焼き肉を巻いたり漬けたりし、種子からは油をしぼる。改良された品種がほとんど無く、各地の在来種が受け継がれている。非常に丈夫で、土壌を選ばず育つ。