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ミカン科とは

科としての共通点

葉をちぎると柑橘の香りがします。多くが常緑で、枝に鋭いトゲを持つものが少なくありません。

連作と病害虫

果樹なので輪作の対象にはなりません。アゲハチョウの幼虫が葉を食べる点が科として共通します。

育てるときの要点

  • 寒さに弱いので、冬に氷点下が続く地域では鉢植えにして室内へ取り込みます。
  • アゲハの幼虫を見つけたら取り除きます。若い木は葉を食べつくされると枯れます。
  • スダチ・カボス・ユズは緑のうちに穫ります。黄色く熟すと香りが落ちます。

ミカン科に共通して出る病害虫

この科の7品目のうち、2品目以上で確認されているものを、 出る品目数の多い順に並べました。科をまたいで植え場所を回すときの判断材料になります。

病害虫区分出る品目
アゲハチョウの幼虫害虫7 / 7 品目
かいよう病病気7 / 7 品目
そうか病病気7 / 7 品目
ミカンハモグリガ害虫7 / 7 品目
黒点病病気5 / 7 品目
カイガラムシ害虫2 / 7 品目

品目ごとの症状と対処は、病害虫の名前から病害虫図鑑で確認できます。

ミカン科の品目

同じ科の野菜を続けて同じ場所に植えると生育が落ちることがあります。 作付けを計画するときの参考にしてください。

6品種

中晩柑

ミカン科

温州みかんより遅く、冬から春にかけて穫れる柑橘の総称。不知火(デコポン)、せとか、清見、八朔などが含まれる。穫ってすぐは酸が強く、しばらく置いて酸を抜いてから食べるものが多い。

旬 春プランター可
3品種

ウンシュウミカン

ミカン科

タネがほとんど入らない日本生まれの柑橘。和歌山・愛媛・静岡が主産地。収穫時期によって極早生から晩生まで分かれ、味わいが変わる。

旬 冬プランター可
3品種

レモン

ミカン科

広島県が国内生産の中心。柑橘の中では寒さに弱く、関東以北では鉢植えにして冬は室内に取り込む。緑のうちに穫るグリーンレモンは香りが強い。

旬 冬プランター可
3品種

ユズ

ミカン科

柑橘の中では最も寒さに強く、東北南部まで育つ。実生から実がなるまで長くかかることを「桃栗三年柿八年、柚子の大馬鹿十八年」と言う。接ぎ木苗なら数年で穫れる。

旬 冬プランター可やさしい
1品種

スダチ

ミカン科

徳島県が生産のほとんどを占める香酸柑橘。緑のうちに穫って皮の香りと果汁を使う。熟すと黄色くなり香りが落ちるので、青いうちが穫り時。

旬 秋プランター可
2品種

カボス

ミカン科

大分県が主産地。スダチより一回り大きく、果汁が多い。こちらも青いうちに穫る。焼き魚や鍋に搾るほか、皮を薄く削って吸い口にする。

旬 秋プランター可
3品種

キンカン

ミカン科

皮ごと食べる小さな柑橘。柑橘のなかでは寒さに強く鉢でも育つ。実が濃いオレンジ色になってから2週間ほど置くと、渋みが抜けて甘くなる。

旬 冬プランター可やさしい