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ヒユ科とは

科としての共通点

花が小さく目立ちません。種が硬い殻に覆われるものがあり、一晩水に浸けてからまくと発芽がそろいます。シュウ酸を含むものが多くなります。

連作と病害虫

連作すると立枯病や萎凋病が出やすくなります。1〜2年空けます。

育てるときの要点

  • 酸性土に弱いのが最大の特徴です。石灰で酸度を調整してからまきます。育たない原因の多くはここにあります。
  • 種は硬いので、一晩水に浸けてからまくと発芽がそろいます。
  • ホウレンソウは寒さに当たると糖を蓄えて甘くなります。急いで穫らないほうがおいしくなります。

ヒユ科に共通して出る病害虫

この科の5品目のうち、2品目以上で確認されているものを、 出る品目数の多い順に並べました。科をまたいで植え場所を回すときの判断材料になります。

病害虫区分出る品目
アブラムシ害虫5 / 5 品目
ヨトウムシ害虫4 / 5 品目
褐斑病病気2 / 5 品目

品目ごとの症状と対処は、病害虫の名前から病害虫図鑑で確認できます。

ヒユ科の品目

同じ科の野菜を続けて同じ場所に植えると生育が落ちることがあります。 作付けを計画するときの参考にしてください。

1品種

トンブリ

ヒユ科

ホウキギの実を煮て外皮をもみ取ったもの。粒がそろって黒く光り、口の中ではじける食感から「畑のキャビア」と呼ばれる。国内で作っているのは秋田県大館市だけで、2017年に地理的表示(GI)に登録された。実そのものは硬く、加工しないと食べられない。

旬 秋
6品種

ホウレンソウ

ヒユ科

冷涼を好み、寒さに当たると糖度が上がる。酸性土に弱いため、種まき前の石灰による土壌調整が要になる。

旬 通年プランター可
4品種

ビーツ

ヒユ科

赤い色素ベタシアニンによる鮮やかな断面が特徴。ボルシチの材料として知られる。ホウレンソウと同じ科で、葉も食べられる。

旬 冬プランター可
3品種

スイスチャード

ヒユ科

ビーツの仲間で、茎が赤・黄・白と色づく。暑さにも寒さにも強く、真夏でも作れる数少ない葉物にあたる。不断草という和名は年中穫れることからきている。外葉を摘み取れば長く穫り続けられる。

旬 通年プランター可やさしい
1品種

オカヒジキ

ヒユ科

海辺の砂地に生える野草を野菜にしたもの。多肉質の葉が海藻のヒジキに似ていることが名の由来にあたる。暑さに強く、葉物が穫れない夏に穫れる。種皮が硬いので、まく前に1〜2日水につけると発芽がそろう。先端を摘むとわき芽が伸びるので、繰り返し穫れる。

旬 夏プランター可やさしい