メインコンテンツへスキップ

豆類

ラッカセイ

花が咲いたあと子房柄が地中に潜り、土の中で実が育つ。名前の由来がそのまま生態を表している。千葉県が最大の産地。掘り上げの適期は葉の黄変で見る。

ふつう
育てやすさ
向く
プランター
25〜30
生育適温
2品種
登録品種

原産 南米

らっかせい / 落花生・ピーナッツ・南京豆マメ科

栽培カレンダー

タネまき 5〜6月 / 植え付け 5〜6月 / 収穫 9〜11月

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまき
1月はタネまきの時期ではありません
2月はタネまきの時期ではありません
3月はタネまきの時期ではありません
4月はタネまきの時期ではありません
5月はタネまきの時期です
6月はタネまきの時期です
7月はタネまきの時期ではありません
8月はタネまきの時期ではありません
9月はタネまきの時期ではありません
10月はタネまきの時期ではありません
11月はタネまきの時期ではありません
12月はタネまきの時期ではありません
植え付け
1月は植え付けの時期ではありません
2月は植え付けの時期ではありません
3月は植え付けの時期ではありません
4月は植え付けの時期ではありません
5月は植え付けの時期です
6月は植え付けの時期です
7月は植え付けの時期ではありません
8月は植え付けの時期ではありません
9月は植え付けの時期ではありません
10月は植え付けの時期ではありません
11月は植え付けの時期ではありません
12月は植え付けの時期ではありません
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期ではありません
7月は収穫の時期ではありません
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期です
10月は収穫の時期です
11月は収穫の時期です
12月は収穫の時期ではありません

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

地域別の作型

上のカレンダーは一般地を想定した目安です。 暖地と寒冷地では作業の時期が1〜2か月ずれます。

寒冷地東北・北海道・高冷地

123456789101112
作型

一般地関東〜近畿の平野部

123456789101112
作型

暖地九州・四国・南関東の平野部

123456789101112
作型
タネまき植え付け収穫

品種によってさらに前後します。正確な時期は種袋の作型図をご確認ください。
出典: 栽培暦(失敗しない栽培レッスン)サカタのタネ 園芸通信

ラッカセイの育て方

土づくりから収穫までの手順を、量と時期の数値つきでまとめています。 露地栽培を想定した目安です。

ラッカセイ栽培の前提

発芽適温
20〜25℃。地温20℃以上が要る。約1週間で発芽する
生育適温
15〜25℃。日照を好み、15℃以下では育たない
軽い火山灰土や砂質土。粘土質は向かない
実のつき方
子房柄が伸びて地中にもぐり結実する
カルシウム
子実の肥大に必須。苦土石灰を多めに施す
連作
避ける。2〜3年作っていない畑で
畝と株間
畝幅70cm・高さ10cm、株間30〜45cm
開花から収穫まで
早生種75〜80日、中晩生種85〜90日

品種の選び方

ラッカセイは子房柄が地面にもぐって実をつけるという、他にはない性質を持ちます。そのため土がかたいと実が入らず、軽い火山灰土や砂質土が向きます。粘土質の畑では作りにくい作物です。ゆでて食べる大粒種と、炒って食べる小粒種があり、収穫のしかたも変わります。開花から収穫までの日数も品種で違い、早生種は75〜80日、中晩生種は85〜90日が目安です。種袋で確かめて、収穫が霜より前になるようまき時を決めてください。

育て方の手順

  1. 土づくり直まき・定植の2週間以上前

    苦土石灰をまいて深く耕します。ラッカセイは実が太るのにカルシウムが要るので、石灰は他の野菜より多めに施してください。カルシウムは根からだけでなく、地中に潜った莢が直接吸収します。だからこそ、実が入る層である表土にカルシウムが行き渡っていることが要点になります。

    苦土石灰
    1㎡あたり100〜200g
  2. 元肥を入れて畝を作る直まき・定植の1週間前

    堆肥と化成肥料をまいて再度耕し、幅70cm・高さ10cmほどの畝を作ります。マメ科なので根粒菌が窒素を供給してくれます。窒素を効かせすぎると茎葉ばかり茂るので、リン酸とカリを多めにした配合が向きます。地温を上げ雑草も防げるので黒ポリマルチを張るとよいです。

    堆肥
    1㎡あたり約2kg
    化成肥料(N-P-K = 8-8-8)
    1㎡あたり約100g
    豆類向け配合を使う場合
    N-P-K = 3-10-10 を1㎡あたり約40g
  3. 種まき地温20℃以上、外気温が25℃を超える5月中旬〜6月

    直径5cm・深さ2〜3cmの穴を30〜45cm間隔に作ります。サヤから子実を皮つきのまま取り出し、1か所に2〜3粒まいて2〜3cm覆土し、たっぷり水をやります。約1週間で発芽します。地温が低いと発芽が悪くなるので、暖かくなってからまいてください。鳥に食べられるので、まいたあとネットや寒冷紗で覆います。本葉が出て草丈10cmほどになれば外して構いません。

    まき穴
    直径5cm・深さ2〜3cm
    穴の間隔
    30〜45cm
    覆土
    2〜3cm

    プランターの場合ポットで育てる場合は6cmポットにまき、本葉2〜4枚で植えます。4月下旬〜5月上旬にまいて室内の暖かい窓辺に置くと、約1週間で発芽します。

  4. 間引き

    本葉2枚ほどで2株に、本葉3〜4枚で1株にします。育苗した場合は本葉2〜4枚の苗を定植します。

  5. マルチを外して追肥・土寄せ花が咲いて子房柄が伸び始めた頃

    ポリマルチを取り除きます。子房柄が地面にもぐれるようにするためです。畝の全面に追肥して軽く耕し、株元に幅20〜30cmで土を寄せます。土がやわらかくほぐれていると子房柄が潜りやすく、地表に酸素も入って生育が進みます。花が咲き始めるのは発芽から40日ほど経った頃です。

  6. 2回目の土寄せ1回目から2〜3週間後

    子房柄が土の中にたくさんもぐるようになったら、もう一度土を寄せます。このとき、すでに潜っている子房柄を切らないよう気をつけてください。畑が乾いたら適宜水をやります。

  7. 収穫開花から早生種75〜80日、中晩生種85〜90日。9月下旬以降

    茎葉が黄ばんで下葉が枯れ始めたら、1株試し掘りをします。莢の網目が8割ほどはっきりしていれば適期です。ゆでて食べるなら少し早め、炒って保存するなら下葉がかなり枯れて莢の網目がはっきりしてから穫ります。掘り上げたら数日天日で干し、株を揺すってカラカラと音がするようになれば乾燥は完了です。

よくある失敗と防ぎ方

起きること原因防ぎ方
実が入らない土がかたい、または石灰が足りずカルシウム不足軽い土の畑を選び、苦土石灰を多めに施す。土寄せで表土をやわらかく保つ
子房柄が地中に入れないマルチを張ったままにした。または土が固かった子房柄が伸び始めたらマルチを取り除き、株元に幅20〜30cm土を寄せる
2回目の土寄せで実が減るすでに潜っていた子房柄を切ってしまった2回目は株元の子房柄を避けて、そっと土をかける
茎葉ばかり茂って実が少ない窒素の効かせすぎ。マメ科は根粒菌が窒素を供給する窒素を控え、リン酸とカリを多めにした配合を使う
発芽がそろわない地温が20℃に達していないうちにまいた外気温が25℃を超える5月中旬以降にまく。マルチで地温を上げる
まいた種が食べられる鳥害種まき後にネットや寒冷紗をかけ、草丈10cmで外す

主な病気と害虫

  • 害虫コガネムシ類の幼虫さやを食害する。掘り取ったときに幼虫がいたら捕殺する
  • 害虫カラス・鳥まいた種を掘り返して食べる。発芽まで防虫ネットや防鳥テープで守る
  • 害虫アブラムシ新芽に付く
  • 病気褐斑病葉に褐色の斑点が出て落葉する。生育後半に多い

このページの出典(複数の情報源を突き合わせています)

栄養成分

可食部100gあたり / 種実類/らっかせい/大粒種/乾

エネルギー
572kcal
たんぱく質
24.0g
脂質
46.4g
炭水化物
10.7g
食物繊維総量
8.5g
カリウム
740mg
カルシウム
49mg
1.6mg
ビタミンK
0µg
葉酸
76µg
ビタミンC
0mg
食塩相当量
0g

「Tr」は微量、「(0)」は推定値としてのゼロを表します。
出典: 日本食品標準成分表(八訂)増補2023年文部科学省・食品番号 05034

同じマメ科の野菜

同じ科の野菜は同じ病害虫が付きやすく、続けて同じ場所に植えると 生育が落ちることがあります。植える場所を回すときの目安になります。