葉菜類
ヨメナ
道端やあぜ道、土手に群れて生える野菊。春に出る若芽を摘んで、ヨメナご飯やおひたしにする。香りはシュンギクに近い。地下茎で広がる多年草なので、秋に咲く花で場所を覚えておくと翌春に迷わない。よく似たノコンギクとは、葉の毛と種の冠毛で見分ける。
- 旬
- 春
- 育てやすさ
- やさしい
- プランター
- 向く
- 登録品種
- 1品種
Aster yomena ・ 原産 日本の本州(中部地方以西)、四国、九州 ・ 出典: ウィキペディア日本語版
よめな / 嫁菜・ノギク ・ キク科
栽培カレンダー
タネまき — / 植え付け — / 収穫 3〜5月・7〜9月
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 収穫 | なし | なし | あり | あり | あり | なし | あり | あり | あり | なし | なし | なし |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
ヨメナの育て方
土づくりから収穫までの手順を、量と時期の数値つきでまとめています。 露地栽培を想定した目安です。
ヨメナ栽培の前提
- 科・属
- キク科シオン属の多年草。地下茎で広がる
- 食べるところ
- 春の若芽と若葉。夏から秋は花も使える
- 生える場所
- 道端、あぜ道、土手。やや湿ったところを好み、群れて生える
- 草丈
- 30〜100cm
- 若芽の採取
- 春(3〜5月ごろ)。5〜6cmに伸びたものを摘む
- 花
- 7〜10月。花も摘んで天ぷらやおひたしにできる
- 分布
- 本州の中部地方以西、四国、九州
- 見分け
- ノコンギクとは、葉の毛と種の冠毛で見分ける
品種の選び方
品種はありません。自生しているものを摘むか、株を掘ってきて庭に植えます。近い仲間のノコンギクやカントウヨメナなどが多く、正確に見分けるのは難しい部類に入ります。ただしいずれも食べられるので、食べる目的であればそこまで厳密に分けなくても困りません。秋に咲いている花で場所を覚えておくと、翌春に若芽を摘むときに迷いません。
育て方の手順
秋に場所を覚えておく7〜10月
花が咲いているあいだに生えている場所を覚えておきます。春の若芽だけを見て探すより確実です。やや湿った、道端やあぜ道、土手に群れて生えています。
若芽を摘む3〜5月ごろ
若芽が5〜6cmに伸びたころが摘みどきです。20cm近くまで伸びるとあくが強くなり、硬くもなります。地下茎で広がる多年草なので、根を傷めないように地上部だけを摘めば、同じ場所から毎年穫れます。
- 摘む大きさ
- 若芽が5〜6cm
プランターの場合 — 株を掘ってきてプランターに植えれば、庭で広がる心配なく毎年摘めます。やや湿ったところを好むので、鉢では土を乾かしすぎないようにします。
似た草と見分ける摘むとき
よく似たノコンギクは葉に細かい毛があり、ヨメナはほとんど無毛です。種には、ヨメナには冠毛がまったく無く、ノコンギクには多数あります。花のつき方も、ヨメナは花序の根元で枝分かれして花柄が長く、ノコンギクは上のほうで枝分かれして花柄が短くなります。
下ごしらえをして使う摘んだあと
塩を入れた熱湯でさっとゆで、冷水にさらします。薄味で炊き込んだヨメナご飯が定番で、ほかにおひたし、あえもの、白あえ、炒めもの、卵とじにします。生のまま天ぷらにもできます。香りはシュンギクに近いものです。
よくある失敗と防ぎ方
| 起きること | 原因 | 防ぎ方 |
|---|---|---|
| 硬くてあくが強い | 20cm近くまで伸びたものを摘んだ | 若芽が5〜6cmのうちに摘む |
| 春に探しても見つからない | 若芽だけを見て探している。ほかの草に紛れて分からない | 前の年の秋、花が咲いているあいだに生えている場所を覚えておく |
| 庭に植えたら広がった | 地下茎で横へ伸びる多年草にあたる | 容器で作るか、広がってよい場所に植える |
主な病気と害虫
- 害虫アブラムシキク科に共通して付く。若芽を摘んで食べるので、付いていたら洗い流す。
ヨメナの育て方の出典
ここに書いた数値と時期は、次の資料で確かめています。
- ヨメナウィキペディア日本語版
- ヨメナを見つけてみよう但馬情報特急
栄養成分
可食部100gあたり / 野菜類/よめな/葉/生
- エネルギー
- 40kcal
- たんぱく質
- (2.7)g
- 脂質
- -g
- 炭水化物
- -g
- 食物繊維総量
- 7.8g
- カリウム
- 800mg
- カルシウム
- 110mg
- 鉄
- 3.7mg
- ビタミンK
- 440µg
- 葉酸
- 170µg
- ビタミンC
- 42mg
- 食塩相当量
- 0g
「Tr」は微量、「(0)」は推定値としてのゼロ、「-」は未測定を表します。
出典: 日本食品標準成分表(八訂)増補2023年(文部科学省・食品番号 06300)
ヨメナの品種
1品種。カードを押すと特徴と栽培カレンダーが見られます。