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葉菜類

エンダイブ

見た目は非結球レタスに近いが、チコリと同じ属の別種にあたる。葉が細かく縮れる縮葉種と、切れ込みの浅い広葉種があり、日本で出回るのは縮葉種が多い。独特の苦味が持ち味で、株が育ったら外葉で包んで縛るか段ボールをかぶせて軟白すると、苦味がやわらいで中心が黄白色になる。プランターでも作れる。

旬
冬
育てやすさ
やさしい
プランター
向く
登録品種
1品種

Cichorium endivia ・ 原産 東地中海沿岸 ・ 出典: ウィキペディア日本語版

えんだいぶ / キクヂシャ・菊萵苣・ニガチシャ・メリケンサラダ ・ キク科

栽培カレンダー

タネまき — / 植え付け — / 収穫 10〜12月・1〜3月

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
収穫
1月は収穫の時期です
2月は収穫の時期です
3月は収穫の時期です
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期ではありません
7月は収穫の時期ではありません
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期ではありません
10月は収穫の時期です
11月は収穫の時期です
12月は収穫の時期です

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

エンダイブの育て方

土づくりから収穫までの手順を、量と時期の数値つきでまとめています。 露地栽培を想定した目安です。

エンダイブ栽培の前提

科・属
キク科キクニガナ属。チコリとは同じ属の別の種にあたる
適地
日当たりと水はけのよい場所。強い直射日光では葉が硬くなる
タネまき
春か秋。春は霜の心配がなくなってから、秋は暑さがやわらいでから
まき方
ばらまき。タネが隠れる程度に薄く覆土する
土
酸性土を嫌う
間引き
本葉3〜4枚のころ。株間4〜5cm(プランターの場合)
軟白
外葉で包んで縛るか、段ボールなどで覆う
軟白にかかる日数
秋は2週間、春は10日ほど
収穫
10〜3月。内部の葉が黄白色になったら株ごと

品種の選び方

葉が細かく縮れる縮葉種と、切れ込みの浅い広葉種があります。日本で出回るのは縮葉種が多く、見た目は非結球レタスに似ています。品種を指定して売られることが少なく、タネは「エンダイブ」の名前で出回ります。和名はキクヂシャで、ニガチシャ、メリケンサラダとも呼ばれます。

育て方の手順

  1. 土をつくるタネまきの前

    日当たりと水はけのよい場所を選びます。ただし直射日光が強すぎると葉が硬くなるので、真夏はやわらかい日ざしになる場所が向きます。酸性の土を嫌うので、石灰を入れて整えます。

  2. タネをまく春か秋

    春は霜の心配がなくなってから、秋は暑さがやわらいでからまきます。ばらまきにして、タネが隠れる程度に薄く土をかけます。土を多くかぶせると芽が出ないことがあります。タネが細かいので、水はジョウロのハス口を上に向けて静かにやるか、霧吹きを使います。

    覆土
    タネが隠れる程度に薄く

    プランターの場合 — 深さ15cm以上のミニプランターで作れます。ばらまきでよく、間引きながら株間4〜5cmにします。

  3. 間引き本葉3〜4枚のころ

    本葉3〜4枚になったら間引きます。プランターなら株間4〜5cmが目安です。苗が流れる心配がなくなったら、土が乾いたときにたっぷり水をやります。鉢底から水がしたたるくらい与えて、古い水を押し出します。

    株間
    4〜5cm(プランター)
  4. 軟白する株が育ったら

    株が育ったら、外葉で包むように縛るか、段ボールなどをかぶせて光を遮ります。こうすると中心の葉が黄白色になり、苦味がやわらぎます。秋なら2週間、春なら10日ほどかかります。

    秋の軟白
    2週間ほど
    春の軟白
    10日ほど
  5. 収穫10〜3月

    内部の葉が黄白色になったら、株ごと穫ります。軟白した部分のほうが苦味が穏やかで、生のままサラダに使えます。

    穫りどき
    内部の葉が黄白色になったころ

よくある失敗と防ぎ方

起きること原因防ぎ方
芽が出ない覆土が厚い。または水でタネが流されたタネが隠れる程度に薄くかける。水はジョウロのハス口を上に向けて静かにやる
苦味が強すぎる軟白していない外葉で包んで縛るか段ボールをかぶせる。秋なら2週間で中心が黄白色になる
葉が硬い直射日光が強すぎた。またはとう立ちした真夏はやわらかい日ざしになる場所に置く。花芽が上がると葉が硬くなるので早めに穫る
株が大きくならない水不足、日照不足、低温のいずれか室内の窓ぎわに置くときは夜の冷えに気をつける。秋から春は暖かい場所へ移す
苗がひょろひょろになる日照不足、水のやりすぎ、葉の混みすぎ間引いて風を通し、土が乾いてから水をやる

主な病気と害虫

  • 害虫アブラムシ新葉に付く。見つけしだい取り除く
  • 害虫ナメクジ軟白のために覆ったところに入る。ときどき開けて見る

エンダイブの育て方の出典

ここに書いた数値と時期は、次の資料で確かめています。

栄養成分

可食部100gあたり / 野菜類/エンダイブ/葉/生

エネルギー
14kcal
たんぱく質
(0.9)g
脂質
(0.1)g
炭水化物
-g
食物繊維総量
2.2g
カリウム
270mg
カルシウム
51mg
鉄
0.6mg
ビタミンK
120µg
葉酸
90µg
ビタミンC
7mg
食塩相当量
0.1g

「Tr」は微量、「(0)」は推定値としてのゼロ、「-」は未測定を表します。
出典: 日本食品標準成分表(八訂)増補2023年(文部科学省・食品番号 06018)