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イモ類

キクイモ

北米原産のヒマワリの仲間で、秋に黄色い花を咲かせる。デンプンではなくイヌリンを蓄える。繁殖力が非常に強く、一度植えると掘り残しから翌年も出てくるため、区画を決めて育てる。

やさしい
育てやすさ
広さが要る
プランター
18〜28
生育適温
2品種
登録品種

きくいも / 菊芋・アメリカイモキク科

栽培カレンダー

タネまき / 植え付け 3〜4月 / 収穫 11〜12月・1月

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
植え付け
1月は植え付けの時期ではありません
2月は植え付けの時期ではありません
3月は植え付けの時期です
4月は植え付けの時期です
5月は植え付けの時期ではありません
6月は植え付けの時期ではありません
7月は植え付けの時期ではありません
8月は植え付けの時期ではありません
9月は植え付けの時期ではありません
10月は植え付けの時期ではありません
11月は植え付けの時期ではありません
12月は植え付けの時期ではありません
収穫
1月は収穫の時期です
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期ではありません
7月は収穫の時期ではありません
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期ではありません
10月は収穫の時期ではありません
11月は収穫の時期です
12月は収穫の時期です

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

キクイモの育て方

土づくりから収穫までの手順を、量と時期の数値つきでまとめています。 露地栽培を想定した目安です。

キクイモ栽培の前提

分類
キク科ヒマワリ属の多年草。北米原産
好む気候
やや冷涼。土質は選ばないが過湿を嫌う
生育期間
中間地で4〜10月。10月頃に開花
種芋
重さ20g程度に切り分ける
植え付け
深さ10cm程度・株間50〜60cm
草丈
3mにもなる。1.5mの支柱が要る
収穫
茎葉が枯れる11月から
注意
畑に残した塊茎は野生化する。全部掘り上げる

品種の選び方

名前に「イモ」と付きますが、ヒマワリの仲間です。10月頃にはヒマワリによく似た黄色い花を咲かせ、日持ちのよい切り花としても使えます。塊茎の表皮が白色の系統と紫色の系統があり、紫種のほうがやや大型です。イヌリンという水溶性食物繊維を含み、血糖値の上昇を穏やかにし中性脂肪を下げるといわれる成分として注目されました。強健で病害虫の被害はほとんどありませんが、その強さは裏返せば厄介さでもあります。畑に残した塊茎は野生化してはびこるので、育てる前に「全部掘り上げる」覚悟を決めてください。

育て方の手順

  1. 土づくり植え付けの2週間前から

    2週間前に苦土石灰を施してよく耕します。1週間前に畝幅90cm、深さ20cmの溝を掘り、化成肥料と堆肥を入れて土を戻し、よく混ぜておきます。どんな土でもよく育ちますが、過湿を嫌うので水はけには気を配ってください。

    苦土石灰
    1㎡あたり100g(2週間前)
    畝幅・溝の深さ
    畝幅90cm・深さ20cm
    化成肥料
    畝1mあたり100g
    堆肥
    畝1mあたり1kg程度
  2. 植え付け3〜4月

    種芋(塊茎)を重さ20g程度に切り分け、深さ10cmほどに、株間50〜60cmで植え付けます。株間を広くとるのは、後で草丈が3mにもなるからです。

    種芋の大きさ
    1個20g程度
    植える深さ
    10cm程度
    株間
    50〜60cm
  3. 芽かき

    1つの塊茎から多くの芽が出てきます。そのままだと共倒れになるので、芽かきをして2〜3本に整理してください。

  4. 支柱立て・摘芯

    草丈が3mにも伸びて倒れやすくなります。十分に土寄せをしたうえで、1.5m程度の支柱を立て、株の周囲にひもを巡らせて倒伏を防ぎます。さらに草丈が支柱の高さに達した頃、茎の先端を摘芯してください。

    支柱の高さ
    1.5m程度

    プランターの場合草丈3mになるため、プランターでの栽培は現実的ではありません。地植えを前提に考えてください。

  5. 収穫茎葉が枯れる11月から

    茎葉が枯れてきたら、地際から刈り取って塊茎を掘り上げます。掘り上げた塊茎はしなびやすいので、3月までは土の中に置いておき、必要な分だけ掘るのが最も鮮度を保てる方法です。収穫後はポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保管します。ただし畑に残した塊茎は野生化してはびこるので、育てる場所を変えるときは全て掘り上げてください。

よくある失敗と防ぎ方

起きること原因防ぎ方
株が倒れる草丈が3mにもなるのに支えがない土寄せをしたうえで1.5mの支柱を立て、周囲にひもを巡らせる。支柱の高さで摘芯する
翌年、勝手に生えてきて畑を占領する収穫時に取り残した塊茎が野生化した収穫のときに全て掘り上げる。作付けを変える年は特に丁寧に探す
掘った芋がすぐしなびる塊茎は乾燥に弱く、掘り上げると急速に水分が抜ける3月までは土中に置き、必要な分だけ掘る。掘ったらポリ袋に入れて野菜室へ
芋が小さい、数が少ない1つの塊茎から芽が出すぎて分散した芽かきをして2〜3本に整理する
生育後半に葉が白くなるうどんこ病強健な作物なので放置しても収穫はできるが、気になれば野菜類の登録農薬で防除する

主な病気と害虫

  • 病気うどんこ病生育後半に出ることがある。全体としては病害虫に強い
  • 害虫アブラムシ新芽に付くが被害は小さい
  • 害虫ハダニ乾燥した夏に葉裏で増える

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同じキク科の野菜

同じ科の野菜は同じ病害虫が付きやすく、続けて同じ場所に植えると 生育が落ちることがあります。植える場所を回すときの目安になります。