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根菜類

ユリネ

ユリの球根を食べる。掘り上げは秋だが、おせちや茶碗蒸しに使うので需要が集まるのは冬にあたる。店頭に並ぶまで6年かかり、そのあいだ毎年秋に掘り上げて春に植え直す。花に養分を取られないよう、つぼみは咲く前に摘む。国内生産の99%が北海道産で、なかでも真狩村が全道の生産量の多くを占める。

旬
秋
育てやすさ
むずかしい
プランター
広さが要る
登録品種
1品種

Lilium leichtlinii var. maximowiczii ・ 原産 日本 ・ 出典: ウィキペディア日本語版

ゆりね / 百合根・ゆり根・食用ゆり ・ ユリ科

栽培カレンダー

タネまき — / 植え付け 4〜5月 / 収穫 10〜11月

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
植え付け
1月は植え付けの時期ではありません
2月は植え付けの時期ではありません
3月は植え付けの時期ではありません
4月は植え付けの時期です
5月は植え付けの時期です
6月は植え付けの時期ではありません
7月は植え付けの時期ではありません
8月は植え付けの時期ではありません
9月は植え付けの時期ではありません
10月は植え付けの時期ではありません
11月は植え付けの時期ではありません
12月は植え付けの時期ではありません
収穫
1月は収穫の時期ではありません
2月は収穫の時期ではありません
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期ではありません
7月は収穫の時期ではありません
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期ではありません
10月は収穫の時期です
11月は収穫の時期です
12月は収穫の時期ではありません

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

ユリネの育て方

土づくりから収穫までの手順を、量と時期の数値つきでまとめています。 露地栽培を想定した目安です。

ユリネ栽培の前提

科・属
ユリ科ユリ属
殖やし方
種はまかない。球根(りん片)から育てる
出荷までの年数
6年
毎年の作業
秋に掘り上げ、春に植え直す
輪作
7〜10年間ユリ根を植えていない畑を使う
花
咲かせない。つぼみのうちに摘む
収穫
秋に掘り上げ、冬の需要期に出す
主産地
国内生産の99%が北海道産
生育適温
産地の資料に記載が無いため載せていない

品種の選び方

北海道では、苦みの少ないコオニユリを交配親とする「白銀」が作られています。食用に向くのは苦みの少ない系統で、観賞用のユリの球根とは別のものにあたります。種球はウイルスを持たないものが要るので、産地では試験管培養から作られています。家庭で作るなら食用として売られている球根を植えることになりますが、店頭に並ぶ大きさにするには何年もかかります。

育て方の手順

  1. 種球を用意する植えつけの前

    ユリ根は病害虫に弱く、なかでもウイルスを持ち込むと畑ごと駄目になります。産地ではウイルスを持たない種球を試験管培養から作り、2年目から生産者の畑に植えています。家庭で作るなら、食用として売られている球根のうち、りん片がしなびていないものを選びます。乾燥に弱いので、手に入れたら早く植えます。

    種球を作る年数
    3年
    選び方
    りん片がしなびていないもの
  2. 畑の選び方毎年

    連作をきらうので、7〜10年間ユリ根を植えていない畑を使います。しかも毎年、秋に掘り上げて春に別の場所へ植え直します。畑を何枚も回す必要があり、これがユリ根を作れる産地が限られる理由にあたります。

    空ける年数
    7〜10年
  3. 植えつけ春

    掘り上げておいた球根を春に植えます。球根は外皮に包まれていないので乾燥に弱く、掘り上げから植えつけまでのあいだも乾かさないようにします。

  4. つぼみを摘むつぼみが上がったら

    花を咲かせると養分が花に回り、球根が太りません。産地ではつぼみを咲く前に摘み取ります。ユリ根の畑が花のないユリ畑になるのはこのためにあたります。手作業で1つずつ摘みます。

  5. 掘り上げ秋

    秋に掘り上げます。まだ小さければ翌春また植え直し、これを繰り返します。店頭に並ぶ大きさになるまで6年かかります。掘り上げた球根は乾かさないよう、おがくずなどに包んで保存します。

    出荷までの年数
    6年
    保存
    乾かさないよう、おがくずなどに包む

よくある失敗と防ぎ方

起きること原因防ぎ方
何年たっても球根が太らない花を咲かせているつぼみのうちに摘む。養分が花に回ると球根は太らない
植えた球根が腐る、育たない乾かした、または連作した外皮が無いので乾燥に弱い。手に入れたら早く植える。7〜10年空けた畑を使う
1〜2年で穫ろうとして小さい出荷できる大きさまで6年かかる年数を見込んで畑を確保する。毎年掘り上げて植え直す作業も要る
観賞用のユリの球根を植えても食べられない食用に向くのは苦みの少ない系統にあたる食用として売られている球根を使う

主な病気と害虫

  • 病気ウイルス病持ち込むと畑ごと駄目になる。ウイルスを持たない種球を使う
  • 害虫アブラムシウイルスを運ぶ。見つけしだい取り除く
  • 病気灰色かび病葉や茎に灰色のかびが出る。過湿と密植を避ける

ユリネの育て方の出典

ここに書いた数値と時期は、次の資料で確かめています。

主な産地

2022年産 / 全国の収穫量 898 t / 統計での作物名: 食用ゆり

  1. 北海道898 t100.0%

出典: 地域特産野菜生産状況調査(農林水産省)