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根菜類

レンコン

食べているのは根ではなく地下茎。常に水を張った状態を保つ必要があり、田や大型の容器が要る。茨城県が最大の産地。穴が開いていることから縁起物とされる。

むずかしい
育てやすさ
広さが要る
プランター
25〜30
生育適温
2品種
登録品種

れんこん / 蓮根・ハスハス科

栽培カレンダー

タネまき / 植え付け 4〜5月 / 収穫 9〜12月・1〜2月

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
植え付け
1月は植え付けの時期ではありません
2月は植え付けの時期ではありません
3月は植え付けの時期ではありません
4月は植え付けの時期です
5月は植え付けの時期です
6月は植え付けの時期ではありません
7月は植え付けの時期ではありません
8月は植え付けの時期ではありません
9月は植え付けの時期ではありません
10月は植え付けの時期ではありません
11月は植え付けの時期ではありません
12月は植え付けの時期ではありません
収穫
1月は収穫の時期です
2月は収穫の時期です
3月は収穫の時期ではありません
4月は収穫の時期ではありません
5月は収穫の時期ではありません
6月は収穫の時期ではありません
7月は収穫の時期ではありません
8月は収穫の時期ではありません
9月は収穫の時期です
10月は収穫の時期です
11月は収穫の時期です
12月は収穫の時期です

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

レンコンの育て方

土づくりから収穫までの手順を、量と時期の数値つきでまとめています。 露地栽培を想定した目安です。

レンコン栽培の前提

分類
ハス科の水生多年草。食べているのは地下茎
生育適温
25〜30℃。日当たりが必須
土質
粘土質で保水性の高い土
種レンコン
重さ500〜1000g、3節程度、芽が2〜3個
植え付け
4月頃、水温が15℃を超えてから
植える深さ
先端の芽が土の上に少し出る程度
収穫
早生種は8月頃から。ピークは12月
最重要
水を切らさない。夏の高水温は腐敗病を招く

品種の選び方

種から育てることもできますが、出荷できる大きさになるまで数年かかります。実際には「種レンコン」と呼ぶ地下茎を植えるのが普通で、重さ500〜1000g、3節ほどあって芽が2〜3個ついたものを選びます。節が2つ以下だと植え付け後に腐りやすいので、できれば3節以上を確保してください。観賞用のハスではなく食用品種を使うことも大切です。産地では露地のほかトンネル栽培・ハウス栽培も行われており、最も早いハウスものは6月頃から穫れます。そのため一年を通じて店頭に並びますが、旬と呼ばれるのは収穫がピークを迎える12月前後です。

育て方の手順

  1. 場所を用意する

    本格的に作るなら、冬でも水が枯れない沼や池のような場所が必要です。田の一部を30〜50cm掘り下げて池にする方法もあります。このとき底を平らにならしておくと、深いところと浅いところができず、収穫がずっと楽になります。日当たりのよい場所であることは譲れません。

    プランターの場合家庭では、大きめの容器やトロ箱に粘土質の土を入れ、常に水を張る形で作れます。地下茎が横に伸びるので、面積が広いほど穫れる量も増えます。

  2. 土づくり植え付けの1週間前

    元肥をまいてから代かきをして、土を柔らかく均一にならします。こうしておくと種レンコンが植えやすく、水も均一に張れます。レンコンは肥料を多めに与えないと太く育ちません。堆肥や鶏ふんなどの有機質肥料を主体に使います。

  3. 植え付け4月頃、水温15℃以上

    手作業で植えます。成長の途中で種レンコンの茎が折れないよう、しっかり泥の中へ押し込むのが要点です。深さは先端の芽が土の上に少し出るくらいで、特に深くする必要はありません。芽の向きをそろえ、池の広さに対して均一になる間隔で配置します。早すぎる時期に植えると種レンコンが腐るので、水温が15℃を超えるのを待ってください。

  4. 水管理

    植え付け後は水管理が全てです。水を切らすと生育が落ちるだけでなく、雑草が生えやすくなります。逆に夏場の高い水温は腐敗病を招くので、水をかけ流すなどして水温を下げてください。「常に水を張る、ただし夏は温めない」が原則です。

  5. 除草

    藻や雑草が出たら手で取り除きます。放っておくと新芽に絡んで生育を妨げ、害虫の発生にもつながります。取るときにレンコンの芽や茎を傷つけないよう注意してください。

  6. カラ刈り収穫前

    茎葉を切って、レンコンに空気が入り赤渋が回るのを防ぐ作業です。白いきれいなレンコンにするために欠かせません。

  7. 収穫早生種は8月頃から、ピークは12月

    水を張ったまま水圧ホースで掘り出す「水掘り」と、水を抜いて表層15〜30cmの土を除いてから手で掘る「鍬掘り」があります。水掘りは時間あたりの収量が多く、鍬掘りは泥付きの新鮮なものが穫れます。家庭で少量なら、水を減らして茎を刈り、くわで慎重に掘るのが現実的です。傷をつけないよう、少しずつ進めてください。早生種は日持ちが悪いので年内に穫りきります。

よくある失敗と防ぎ方

起きること原因防ぎ方
植えた種レンコンが腐る植え付けが早すぎた。または節が少なすぎた水温が15℃を超えてから植える。種レンコンは3節以上を確保する
夏に腐敗病が出る水温が上がりすぎた夏場は水をかけ流すなどして水温を下げる
雑草や藻に負ける水を切らした。水位が下がると雑草が生えやすくなる水を切らさない。藻や雑草は芽を傷つけないよう手で取る
レンコンが黒ずむ収穫時や調理時に空気に触れて赤渋が回った収穫前にカラ刈りをする。調理では皮をむいて水や酢水につける
細くて太らない肥料不足。または日当たりが足りない有機質肥料を主体に多めに与える。日当たりのよい場所を選ぶ

主な病気と害虫

  • 病気腐敗病高水温で発生しやすい。夏の水温管理が予防策
  • 病気褐斑病葉に斑点が出る。密植と多湿で広がる
  • 害虫アブラムシ浮葉や立ち葉に付く
  • 害虫ハスクビレアブラムシハスに付く代表的なアブラムシ

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主な産地

2024年産 / 全国 51,900 t / 統計での作物名: れんこん

  1. 茨城県26,200 t50.5%
  2. 佐賀県5,890 t11.3%
  3. 徳島県4,450 t8.6%
  4. 愛知県2,860 t5.5%
  5. 山口県2,480 t4.8%
  6. 熊本県1,940 t3.7%
  7. 岡山県1,130 t2.2%
  8. 兵庫県382 t0.7%

出典: 作物統計調査 野菜生産出荷統計(2024年産)農林水産省

レンコンをよく買う地域

2023年(令和5年)~2025年(令和7年)平均 / 全国平均 1.3 kg / 統計での品目名: れんこん

この数字は1人当たりではありません。二人以上の世帯1世帯あたりが1年間に買った量です。調べているのは都道府県全体ではなく、 県庁所在市と政令指定都市の52市。 買った量なので、自分で育てて食べた分や、外食で食べた分は入っていません。

  1. 新潟市2.1 kg
  2. 金沢市1.9 kg
  3. 佐賀市1.8 kg
  4. 静岡市1.8 kg
  5. 長野市1.7 kg
  6. 名古屋市1.7 kg
  7. 岐阜市1.6 kg
  8. さいたま市1.6 kg
  9. 北九州市1.6 kg
  10. 横浜市1.5 kg

少ない側(52市中の下位3市)

  1. 那覇市0.3 kg
  2. 鳥取市0.5 kg
  3. 高知市0.6 kg

出典: 家計調査 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング(総務省統計局)