レンコンの品種
支那白花
節が長く伸びる中国系のレンコン。歯ざわりがシャキッとしていて、きんぴらや酢ばすに向く。在来系より収量が多く肥大も早いので、いま流通しているレンコンの多くがこの系統にあたる。粘りは在来系より弱い。
しなしろばな
ほかの品種と何が違うのか
いま流通しているレンコンの多くがこの系統。シャキシャキ感が持ち味。
この品種が生まれた理由
日本のレンコンは、収量の多い中国系に置き換わってきた。節が長く伸びて肥大も早いので、産地では作りやすい。食感はシャキシャキ寄りで、切って使う料理に向く。すりおろしてもっちりさせたいなら在来系を選ぶことになる。
味と食感
歯ざわりがシャキッとしている。きんぴら、酢ばす、天ぷら、炒めものに向く。切ったら水にさらしてアクを抜く。
支那白花を育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどレンコンに共通する基本はレンコンのページを参照してください。
- 水を張った深い泥の中で育つ。畑では作れないので、水を張れる場所か大きな容器が要る。
- 掘るときに折れやすい。泥の中で節をたどりながら掘り出す。重労働にあたる。
- 在来系より収量が多く肥大も早い。
収穫適期の見分け方
- 葉が枯れた冬に掘る。掘る前に水を抜く。
- 折らないよう周りを広く掘る。
- シャキシャキ感が持ち味にあたる。掘りたてがいちばんよい。
保存と食べ方
きんぴら、酢ばす、天ぷらが定番。切ったら水にさらして変色を防ぐ。
よくある失敗
- すりおろしてもっちりさせたいなら在来系のほうが向く。
- 畑では育たない。水を張れる場所が要る。
栽培カレンダー
レンコンの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 植え付け | 1月は植え付けの時期ではありません | 2月は植え付けの時期ではありません | 3月は植え付けの時期ではありません | 4月は植え付けの時期です | 5月は植え付けの時期です | 6月は植え付けの時期ではありません | 7月は植え付けの時期ではありません | 8月は植え付けの時期ではありません | 9月は植え付けの時期ではありません | 10月は植え付けの時期ではありません | 11月は植え付けの時期ではありません | 12月は植え付けの時期ではありません |
| 収穫 | 1月は収穫の時期です | 2月は収穫の時期です | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期ではありません | 5月は収穫の時期ではありません | 6月は収穫の時期ではありません | 7月は収穫の時期ではありません | 8月は収穫の時期です | 9月は収穫の時期です | 10月は収穫の時期です | 11月は収穫の時期です | 12月は収穫の時期です |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
レンコンのほかの品種
4品種。果実の大きさや産地で見比べられます。
- 河内蓮根かわちれんこん大阪府旧茨田郡の一帯に自生していた在来の蓮根を、池や沼に植えて育てたもの。門真市・守口市・大阪市・枚方市・寝屋川市・大東市で作られてきた。収穫は10月から3月にあたる。
- 加賀れんこんかがれんこん石川県でんぷん質が多く粘りが強い。太くて節間が短く、肉厚にできる。節ごとに味わいが変わり、先端はシャキシャキ、根元へ行くほどモチモチした食感になる。品種としては支那白花にあたる。
- 備中種びっちゅうしゅ節が短くずんぐりした在来系のレンコン。粘りが強く、すりおろして使うと持ち味が出る。中国系の支那白花に比べて収量は少ないが、もっちりとした食感で評価される。すりおろして団子にする、蒸すといった料理に向く。
- 金澄かなすみ中国種と在来種を交配して生まれたレンコンの系統。金澄1号から37号まであり、20号が広く普及している。形は太く短く、一般のレンコンより白さが目立つ。シャキシャキした歯ざわりが持ち味。関東のレンコン栽培の7割を占める。