レンコンの品種
河内蓮根
- 大阪府
旧茨田郡の一帯に自生していた在来の蓮根を、池や沼に植えて育てたもの。門真市・守口市・大阪市・枚方市・寝屋川市・大東市で作られてきた。収穫は10月から3月にあたる。
かわちれんこん
ほかの品種と何が違うのか
在来の自生株を池や沼に移して育てたもの。栽培の始まりが明治にあたる。
この品種の要点
- 産地
- 大阪府
この品種が生まれた理由
旧茨田郡(門真・守口・寝屋川・大東の一帯)は低湿地で、蓮が自生していた。明治時代に、その自生株を池や沼に植えて育てるようになったのが河内蓮根の始まりにあたる。なにわの伝統野菜のうち、発祥が江戸時代ではなく明治時代とされる数少ないひとつになる。
味と食感
煮物や酢ばすにする。加賀れんこんのような強い粘りとは性質が違う。
河内蓮根を育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどレンコンに共通する基本はレンコンのページを参照してください。
- 水を張った池や沼で育てる。水の管理がそのまま出来を決める。
- 在来の産地から種蓮根を分けてもらうのが確実にあたる。
- 低湿地の土地柄がそのまま産地の条件になっている。
収穫適期の見分け方
- 収穫は10月から3月。
- 掘るときに傷を付けない。傷んだところから変色する。
- 泥を落としすぎない。乾くと味が落ちる。
保存と食べ方
節を切り離さず、泥を落とさないまま冷暗所に置く。切り口から傷むので、使う分だけ切り分ける。
よくある失敗
- 加賀れんこんのような強い粘りを期待すると印象が違う。
- 泥を落として乾かすと味が落ちる。泥付きのまま置く。
栽培カレンダー
レンコンの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 植え付け | 1月は植え付けの時期ではありません | 2月は植え付けの時期ではありません | 3月は植え付けの時期ではありません | 4月は植え付けの時期です | 5月は植え付けの時期です | 6月は植え付けの時期ではありません | 7月は植え付けの時期ではありません | 8月は植え付けの時期ではありません | 9月は植え付けの時期ではありません | 10月は植え付けの時期ではありません | 11月は植え付けの時期ではありません | 12月は植え付けの時期ではありません |
| 収穫 | 1月は収穫の時期です | 2月は収穫の時期です | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期ではありません | 5月は収穫の時期ではありません | 6月は収穫の時期ではありません | 7月は収穫の時期ではありません | 8月は収穫の時期です | 9月は収穫の時期です | 10月は収穫の時期です | 11月は収穫の時期です | 12月は収穫の時期です |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
このページの出典
- なにわの伝統野菜大阪府
レンコンのほかの品種
4品種。果実の大きさや産地で見比べられます。
- 加賀れんこんかがれんこん石川県でんぷん質が多く粘りが強い。太くて節間が短く、肉厚にできる。節ごとに味わいが変わり、先端はシャキシャキ、根元へ行くほどモチモチした食感になる。品種としては支那白花にあたる。
- 備中種びっちゅうしゅ節が短くずんぐりした在来系のレンコン。粘りが強く、すりおろして使うと持ち味が出る。中国系の支那白花に比べて収量は少ないが、もっちりとした食感で評価される。すりおろして団子にする、蒸すといった料理に向く。
- 支那白花しなしろばな節が長く伸びる中国系のレンコン。歯ざわりがシャキッとしていて、きんぴらや酢ばすに向く。在来系より収量が多く肥大も早いので、いま流通しているレンコンの多くがこの系統にあたる。粘りは在来系より弱い。
- 金澄かなすみ中国種と在来種を交配して生まれたレンコンの系統。金澄1号から37号まであり、20号が広く普及している。形は太く短く、一般のレンコンより白さが目立つ。シャキシャキした歯ざわりが持ち味。関東のレンコン栽培の7割を占める。