ほかの品種と何が違うのか
苦みの少ないコオニユリを親に持つ。北海道の産地の品種。
この品種の要点
- 産地
- 北海道
この品種が生まれた理由
北海道での食用ゆり栽培は、大正時代に和田伊三郎が本州に自生する小鬼ゆり(コオニユリ)から選んで増やしたのが始まりとされる。真狩村では昭和36年に斎藤行雄氏が自家用の在来種を増やし、昭和41年に生産組合ができて本格化した。全道の生産量550トンのうち真狩村産が417トンを占める。
味と食感
ほくほくとして甘みがある。苦みが穏やかなので、含め煮や茶碗蒸し、きんとんに使いやすい。おせちの食材として冬に需要が集まる。
白銀を育てるときのコツ
この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどユリネに共通する基本はユリネのページを参照してください。
- 花を咲かせない。つぼみのうちに摘まないと球根が太らない。
- 毎年秋に掘り上げ、春に別の畑へ植え直す。
- 7〜10年ユリ根を植えていない畑を使う。
プランター・家庭菜園で育てる
- 鉢では畑を替えられないので、産地の作り方は再現できない。
- 食用の球根を植えて花を楽しむ使い方なら鉢でもできる。
- 球根は乾燥に弱い。手に入れたらすぐ植える。
収穫適期の見分け方
- 秋に掘り上げて大きさを見る。小さければ植え直す。
- 店頭に並ぶ大きさになるまで6年かかる。
- りん片がしまって重いものが良品にあたる。
保存と食べ方
乾燥に弱いので、おがくずに包まれた状態のまま冷暗所に置く。りん片をはがしたら早めに使う。
よくある失敗
- 観賞用のユリの球根とは別のもの。食用の系統を使う。
- 6年かかるうえ毎年畑を替えるので、家庭菜園では現実的でない。
栽培カレンダー
ユリネの一般的な時期を表示しています。
| 作業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 植え付け | 1月は植え付けの時期ではありません | 2月は植え付けの時期ではありません | 3月は植え付けの時期ではありません | 4月は植え付けの時期です | 5月は植え付けの時期です | 6月は植え付けの時期ではありません | 7月は植え付けの時期ではありません | 8月は植え付けの時期ではありません | 9月は植え付けの時期ではありません | 10月は植え付けの時期ではありません | 11月は植え付けの時期ではありません | 12月は植え付けの時期ではありません |
| 収穫 | 1月は収穫の時期ではありません | 2月は収穫の時期ではありません | 3月は収穫の時期ではありません | 4月は収穫の時期ではありません | 5月は収穫の時期ではありません | 6月は収穫の時期ではありません | 7月は収穫の時期ではありません | 8月は収穫の時期ではありません | 9月は収穫の時期ではありません | 10月は収穫の時期です | 11月は収穫の時期です | 12月は収穫の時期ではありません |
カレンダーの読み方
- タネまき
- 植え付け
- 収穫
- その時期ではない
露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。
このページの出典
- ゆり根の生い立ち北海道 真狩村