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ダイコンの品種

東光寺ダイコン

  • 東京都
  • 日野市

日野市東光寺の特産。練馬大根の流れをそのまま受け継ぐ白首で、首が細く、中央から尻にかけていちばん太く、先へいくほど細くなる。出荷適期は首3cm、根長60〜65cm、根径6cm前後。20〜30cm抽根する。辛みが多く少し苦いので煮ものには向かず、もっぱら漬物にする。

とうこうじだいこん

ほかの品種と何が違うのか

首の太さが10円玉ほどしかない。高倉ダイコンより細身で、抜くのが楽。

この品種の要点

産地
東京都 / 日野市

この品種が生まれた理由

練馬大根から選ばれてきた系統のうち、品質がよくウイルスに強いものをさらに選んで成り立ったとみられる。高倉ダイコンの採種組合から種が広まった可能性も指摘されているが、それ以前から東光寺では練馬系を作っていたため、別系統という見方が妥当とされる。大正から昭和の初めにかけて日野ではダイコンの作付けが多く、穫れたものは八王子の市場へ出て、織物工場で働く女工の沢庵になった。昔は稲刈りの済んだ田んぼが干し場で、東光寺周辺の田んぼが干した大根で白く見えるほどだったという。

味と食感

辛みが多く、少し苦い。おろしてからみ餅にすると持ち味が出る。沢庵に漬けると身が締まり、品質がよい。

東光寺ダイコンを育てるときのコツ

この品種だから変わる点だけを挙げています。土づくりや水やりなどダイコンに共通する基本はダイコンのページを参照してください。

  • 8月中下旬にまき、11月下旬に穫るのが昔からの作型にあたる。
  • 尻が太らないので抜きやすい。抽根も20〜30cmと長く、引き抜く力が要らない。
  • 葉はやや欠刻があり、色はやや淡い。高倉ダイコンとの見分けどころになる。
  • ウイルス病には比較的強い。

プランター・家庭菜園で育てる

  • 根長60〜65cmになるので、深さ60cm以上の容器が要る。
  • 首が細いぶん倒れやすい。株元に土を寄せる。

収穫適期の見分け方

  • 首3cm、根長60〜65cm、根径6cm前後が出荷適期にあたる。
  • 20〜30cm抽根する。地上に出た長さで太り具合をはかる。
  • 11月下旬が穫りどき。

保存と食べ方

いまはビニールハウスの中で干す。昔は稲刈りの済んだ田んぼに干していた。

よくある失敗

  • 辛みと苦みが強いので、煮ものにすると持ち味が出ない。漬物かからみ餅にする。
  • 沢庵の需要が減って作る農家が激減している。種の入手先が限られる。

地域別の作型

ダイコンの一般的な作型を表示しています。 暖地と寒冷地では作業の時期が1〜2か月ずれます。 品種によってさらに前後するので、正確な時期は種袋の作型図を確かめてください。

寒冷地東北・北海道・高冷地

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春まき
夏まき

一般地関東〜近畿の平野部。種袋では中間地と書かれる

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春まき
秋まき
冬どり

暖地九州・四国・南関東の平野部

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春まき
秋まき
冬どり
タネまき植え付け収穫

品種によってさらに前後します。正確な時期は種袋の作型図をご確認ください。
出典: ダイコンの育て方・栽培方法(失敗しない栽培レッスン)(サカタのタネ 園芸通信)

栽培カレンダー

ダイコンの一般的な時期を表示しています。

月ごとのタネまき・植え付け・収穫の時期(露地栽培の目安)
作業123456789101112
タネまきなしなしありありなしなしなしありありありなしなし
収穫ありありなしなしなしありありなしなしなしありあり

カレンダーの読み方

  • タネまき
  • 植え付け
  • 収穫
  • その時期ではない

露地栽培(屋外の畑・プランター)を想定した目安です。ハウスやトンネルを使うと時期は前後します。同じ露地でも北海道と沖縄では1〜2か月ずれるため、 旬のおおよその位置をつかむものとしてご覧ください。

ダイコンのほかの品種

24品種。果実の大きさや産地で見比べられます。